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ピエールドロンサール

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おそらく一番人気のあるバラ。春の圧倒的な花は興味のない人でも立ち止まらせる。中香、強健、寒冷地では花数は減るが繰り返し咲き。

2008-06-12
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ツルバラのピエール ド ロンサールは、おそらく最近では一番人気のあるバラ。春の圧倒的な花数と美しさは通り過ぎる人を魅了し続ける。カップ咲きで真ん中のピンクから外は白の整った花、時によって甘い香りが強く、花持ちは抜群、春の花は200は超え宮城では2ヶ月毎に初冬まで少しずつ返り咲く、そして消毒すればほとんど病虫害にかからず3m程度のシュートが毎年のように出る強健さ。2006年に大阪で開催された世界バラ会議でバラの殿堂にも選ばれたように、世界中で愛されているバラだ。
ピエール ド ロンサールは、ルネサンス期のフランスの詩人で、バラを愛しバラの詩人と言われた人。最近になって、白のブラン ピエール ド ロンサール、赤のルージュ ピエール ド ロンサールが発売されたが、家にはすでにピエール級を植えるスペースがない。。

今年は5月の日照不足と雨がたたったのか、古い枝や細い枝を残しすぎたのか、今ひとつ調子が出なかった。それでも、ピエールの圧倒的に美しい花は時間を止まらせるぐらいすばらしい。中には、鉢植えで1m程度におさめている見事な技術の方もいるが、やはり、この花数と勢いをみると、条件のよいところでのびのびと育てたいバラだと思う。
ちなみにピエールの下側にみえるピンクやアプリコットピンクのバラは、アブラハムダービー。こちらは完全四季咲きの半ツルなので、ピエールが寂しい季節も補ってくれるというか、ピエールに匹敵するぐらいすばらしいバラ。

2008-07-09
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ピエール ド ロンサールは、一番花は遅めなんだけど、なぜか二番花は早い気がする。で、一応、寒冷地なので、それ以降の返り咲きは50日ぐらいの間隔でちょっとずつという感じ。まあ、その分、毎年3m近いシュートが出て、翌年の爆発的な花数になるわけだから。

2008-07-29
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ピエール ド ロンサールの二番花もようやくそろった感じ。満開が6/12だったから、やっぱり50日周期ぐらいだ。一番花の豪勢さに比べると、全部で二十輪ぐらいで、花も少し小さめで巻き巻きもピンクも弱めだが、返り咲くだけでありがたい。
あとは9月、11月の返り咲きは、ますます花数が少なくなるので、おまけみたいなもんかな。その分、翌年のためのでかいシュートが出るのだから。

2009-6

外側ほど薄いソフトピンクのカップ咲き、春は豪華絢爛、あふれるように咲く。そこそこ甘い香りもする。病気には強めで、強健。

2009-8


基本的に春の一期咲きだが、周期的に少しずつ返り咲く。

2009-11



秋は、天高く伸びた枝先にちょこんと咲く。ピンクは濃くなるが、巻きは少なめで花弁も薄めで、光が透けてとてもきれい。

2010-6


オベリスクに巻いてあるはずなんだけど、古い枝を残しすぎたためか、あまりきれいに咲き揃わなかった。かえって、脇に伸びた枝に咲く始末。冬には、きちんと枝の整理をしないと。
2枚目は、光の加減で、緑がかった白とソフトピンクにみえた。

2010年8月中旬


基本的に春の一期咲きだが、夏以降もちょこちょこ返り咲く。暑いときは、ソフトピンクで開き気味のかわいらしさ。香りは弱い。

2010年10月


秋は、ピンクが濃くなりピエールらしい派手さが戻ってくるが、春ほどの豪華さはない。中香ぐらい。

2010年11月下旬

枝数が多くなっているので、周期的に返り咲くというより、少し時期がずれて少しずつ咲くという感じかも。

2010年12月中旬

だいたい、このぐらいの時期で見納めかな。

2011年6月中旬

3mは優に超す太いツルで、むりやり2m50cmぐらいのオベリスクに絡めているが、年々大きくなって隣のラティスやアーチの方まで伸びてしまった。下の方の花付きが悪くなって、上主体でちょっと見苦しくなってきたかな。
それでも、バラの中でも一番人気といわれるだけあって、クラシカルに整ったソフトピンクと白の巻き巻きの花、フルーティーな香り、春の花付きの見事さ、やっぱり、これが咲いてやっとバラ満開といえる。

2011年10月下旬

春の一気咲きはすごいけど、二番花、そして、北国では夏、秋、運が良ければ初冬にそこそこ返り咲く。
秋は、色濃く、さらに美しく、さわやかな甘い香りの中香。

2012年6月中旬

春は豪華絢爛。
2012年11月中旬

秋は色が深まり、そこそこ返り咲く。

2013年6月中旬
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2014年6月上旬

3mぐらい伸びて太いのでオベリスクに巻くのが大変だけど、春の花はすごい。

2014年9月下旬

春の豪華さはないが、返り咲く。

2015年5月下旬

オベリスクを超えて。

2016年6月上旬


2017年6月中旬


2018年6月上旬


2018年5月下旬


2020年6月上旬


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