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カテゴリ:絵本&おはなし
先日、児童文学講演会 子どもの本~くらべて選ぶ~ へ行ってきました。(講師は平形建一氏) それについて、印象に残った事などを少しづつ紹介したいと思います。 興味のある方は、どうぞお付き合い下さい。 * * * * * * * 前に、読ボラの人たちとこんな会話をしたことが、ありました。 Aさん 「高学年って何読んでいいか良くわかんないんだよね」 私 「そうだね・・・。」 Aさん 「どんなの読んでほしいか、6年生に聞いたら、伝記って言うんだけどどうかなぁ・・・」 Bさん 「伝記は難しいよぉ~。光と影の、光の部分だけ書いたものもあるからね~。」 Aさんと私「ふ~ん。そうなんだ。」 そのときは、そうなんだ・・と思ったけれど、いまいち自分の中でピンとこなかったんだ。 実は私、あまり伝記というものを読んでいないのです。 でも、今回の講演会で少し分かったような気がしました。 * * * * * * * 今日は 野口英世編です。 頂いた資料には、野口英世の伝記がずらり・・・。 さすが、お札になるだけの人、いろんな出版社から多くの本が、出ています。 比較の項目として私がおもしろいなぁと思ったのは、≪内容比率≫というもの。 出生や高等小学校時代、渡米、帰国、死去と本全体でどのくらいの割合の比率で書かれているかという項目。 低学年向きの本 15冊ほどで比較してありますが、全体的に見て、4歳までのところで、全体の80%を占めている本もあり、 その他のものでも50~60%です。 やはり、子どもの頃、手をやけどした事を中心に書かれているもの多いのでしょうか? 出生から高等小学校卒までで100%の本がありました。(その後の野口英世はどうなったの~) 年表や業績歴史的背景、生涯史、記述の正確さなどの項目もほとんど×になっています。 中学年向きの本 10冊ほどで比較。低学年向きと比べると、高等小学校卒から渡米、帰国の比率が少し増えたかな。 でも年表や業績歴史的背景、生涯史、記述の正確さなどの評価は△があるものの×が多いです。 高学年向きの本 18冊で比較。出生から4歳までの割合がかなり低くなってきている。(例外はあるが・・) 20%前後が多いかな。その分高等小学校卒から渡米、帰国までの部分が全体の50%近くになっているものが多い。 また死去の部分も割合が低・中学年に比べ増えている。 年表や業績歴史的背景、生涯史、記述の正確さなどの評価も○△が増えてきて×が減ってきている。 中学生向きの本 5冊で比較。高等小学校以前の割合がかなり少ない。 10%いってないものもある。その分、人生の後半に多く触れているのだろう。死去の割合も増えている。 年表や業績歴史的背景、生涯史、記述の正確さなどの評価も○が増え△×が減っている。 以上を考えて見ると、あまり小さいときに伝記を読んでも、その年齢で理解できる範囲の事しか書かれてないということ。 当然といえば当然なんだけど・・・。 伝記という人の人生を扱った本は、ある程度の年齢でないと理解するのは、難しいんだなと感じました。 やはり、簡単にされたものを読んで覚えてしまうと、本格的なものは読まない傾向にあるらしい。 参加されている人から、「何か選ぶときの目安はありますか?」との質問に、 「全集よりは単発でかかれたもの、その人と何かしら因縁があった人が書かれたものなどが良いのでは。」との返答でした。 結局はいろいろ読まないとわからないのかな~なんて思いました。 今日で、児童文学講演会の話は、終わりです。 長いこと、お付き合いいただきましてありがとうございました。 ふ~っ。慣れないことすると疲れるわ~。 明日からは、いつもの気楽な日記に戻りま~す。 では、また明日 ルンルン~♪~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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