ケロサロン

昨夜は遅くに帰って来て、疲れてそのまま眠っちゃいました。
今日も仕事でしたが、意外に疲れは感じません。
毎日、足が痛くなるまで歩いていましたので、仕事での足の疲れなんて平気平気。
それに、自分の中では娘が退院するまでは頑張らなくっちゃ・・と気が張っているのでしょうね？身体はまだ軽いです。

昨日、洗濯物をコインランドリーに持って行って、買い物をしてから向かうと、病院に着いたのが昼前になっていました。
娘は病室に戻っていて、ちょうど身体を拭いてもらおうとしている時でした。
間に合って良かった。
娘も看護婦さんに拭いてもらうのは恥かしいみたいでした。
傷痕は小指の先位の穴が４箇所、ホチキスの針みたいなものでとめられていました。
お腹の中には数センチ縫った傷があるそうですが、表面に見えるものはそれだけです。
おしっこの管も抜いてもらい、足が床につけれるのなら歩いてもいいよと言われ、自力でトイレへ。
時々、休み休み・・ようやく歩ける状態でした。
起き上がると、傷も少し痛むみたいですが、胸の方が痛いと言ってじっと痛みを堪えていました。
手術中にお腹に炭酸ガスを入れて膨らませていたようなので、それや手術中の姿勢にも原因があるのかも？と看護婦さんは言っていました。
痛いと言いながら、ベットに座った姿勢で寝ようとしない娘を不思議に思っていた私ですが・・、「起き上がった方が治りが早いんでしょう？」と言って無理に寝ようとしない極端な娘に言葉を失いました・・。
娘はどこまでも体育会系だった・・。（初めての人に・・娘は剣道部です。）
朝にはお粥が出たそうですが・・、さすがにまだ食べられなかったようです。
昼もうどんが出ましたが、痛むようであまり手をつけませんでした。
腸ではないので、食事制限はありませんが、昨日は一日絶食だったので今日は柔らかいものばかりです。
昼から、血栓防止の注射と抗生剤入りの点滴を受けていました。
カラカラ・・点滴台を押して娘はトイレに歩きます。

私は娘の彼氏がお見舞いに来ると聞いていたので、ソワソワして待っていました。
彼とは初のご対面。
待っていると部屋の前をキョロキョロする男の人発見！
来た～！
『どうぞぉ。』と私は声をかけ彼を見た。

写真よりずっとカッコイイ！思わず、娘に『カッコええやん！』と言ってしまい、彼は顔を赤らめた。
背も高いし、好青年です。
彼は娘にお見舞いのお花と苺を持って来てくれました。
お見舞いなんてよかったのに・・来てくれるだけで充分なのに・・。
ありがとう！
彼は苺を持って来たことをすごく気にしてくれましたが、大丈夫、大丈夫。
娘は今日、苺を食べているんじゃないかしら？
そしてお言葉に甘えて、私も一ついただいて帰りました。
本当にありがとうね！

私は、お昼ご飯を食べに消える事にしました。
後は、お二人でごゆっくり。　うふっ。
帰りにエレベーターを待つ間に彼とお話しました。
ケロ『Ｓ君がいてくれるから、私は安心しています。いつもありがとうね。』
Ｓ君「いえ、また来ます。」
ケロ『こんなオタクなお母さんでびっくりしたでしょう？』
Ｓ君「いえ。」
ケロ『ブログを見てもらっているそうだけど、一度ブログにコメントしてほしいな。』
Ｓ君「いや、僕は恥かしがりやなので・・・。」
ケロ『そう・・、関係ないことでもいいんでコメントしてね。』
本当にシャイな彼だから、これ以上困らせてもいけないものねー。
でも、私は彼ともっと会話したいよぉ。

部屋に戻ると机の上にさっきまで無かったノートが置いてあった。
ケロ『これ何？』
娘「あ、それ彼が置いて行った・・。」
ケロ『何で？』
娘「ここでは携帯が使えないから、交換日記をしよう・・って。」
ケロ『こ、こ、こ、交換日記ぃ～！！！』
病室だと言うのに大声をあげてしまったケロであった・・。
一人で、しばらく頭の中をこだまする。
交換日記・・・交換日記・・・交換日記・・・。一人で思わずニヤケてしまう。
交換日記・・・交換日記・・・交換日記・・・。
いいなぁ・・私もしたい・・・。（なぜにぃ！？）
いいなぁ・・純愛やなぁ・・・。

この場を借りてＳ君に改めてお礼を言うね。

娘を選んでくれてありがとうね。
娘は美人じゃないし、色気をもない。
でも性格が優しいのは保証するよ。（親が言うのもなんだけどね）
Ｓ君が側にいてくれるから娘は心強いと思います。
私もＳ君がいてくれるから安心です。
本当にいつもありがとう。
そしてこれからも娘をよろしく。
そして、こんな母ですみません。(^^ゞ