遊限公司太陽旅社

先日、図書券をいただいたので、ずっと読みたかった本を買いました。
第132回直木賞を受賞した、角田光代さんの『対岸の彼女』です。
子持ち専業主婦と働く独身女性のお話。

これって、女性の永遠のテーマなんじゃないかな。
私はいわゆる「負け犬」ですので、
どうも｢専業主婦｣オーラを発散してる人は苦手です。
中には気の合う人もいるし、しっかりした人もいます。
ブログで知り合った方々は、ブログやってるくらいだから、
バイタリティーあふれる主婦ばかりです。

が、時々「これだから主婦は」って思える人も結構います。
話題が自分の子どもオンリーとか、
子どもの都合でドタキャンは仕方がないけど、
「私いけなくなったから、そのチケットどうにかして」
と自分で引き取る・責任持つという概念がないとか、
自分で物事を決められないとか。

前に、専業主婦も交えた飲み会を企画したことがあります。
地元の主婦が数人いたのに、
「こういうのは●●さんにおまかせします～♪」
と。
何度も土地勘がないので、予算やおすすめを教えてと言っても、
「お任せしま～す！　どこでもいいでーす」
と。そして、頭にくるのは、こっちが悩ませて仕事後、
自宅でぐるなびなどでぐぐっているのに、
｢今日は●●デパートでセールでした～」とか、
｢●●モールに新しいパン屋ができたので30分並びましたー疲れた」
お、おまえ～遊んでる暇があったら探さんかい！

ようやくよさげなお店を絞り、メールしました。
「どこがいいか、投票してくださいね」と。
返ってきたのは、
「どれもおいしそうですね」
感想だけかよ！　投票の意味知らないのか？
なんで自分で決められないのかな？

子持ちの友人に愚痴ったら、
「あー自分で決められない人、多いよ。
　なんか自分が責任持つの嫌みたい。
　折り紙を赤使うか黄色使うか程度でも自分の意見絶対言わない」
ひょええええ、そんなの嫌だ～！
私が子持ち主婦だったら、公園でもPTAでも浮いてしまいそうだ(笑）

とはいえ、働く女性でも中には首を傾げてしまう人もいる。
時間にルーズ(社会人で時間にルーズなのは仕事ができない人だと思う）、
男にルーズ（私は不倫嫌いなんですよー）、
お金にルーズ（自分の払える範囲で飲み食いしよう。飲みすぎたら、
大目に払おう）、
まあ、こういう人とは通り一遍の付き合いをしてます。

結局、どんな立場にいようが、自分をしっかり持ち、
自律でき、相手を思いやれる人が大人の女なんだろうなあ。
幸い、そういう友達も多いので、楽しく暮らしてますが。

さて、この本には何が書いてあるか、楽しみです。