全て
| カテゴリ未分類
| 日々の暮らし
| サッカー(レイソル以外)
| 旅行
| 花粉症
| 頑張れ! イタリア野球
| ぐるめ
| 柏レイソル
| 気持ちいこと
| TVあれこれ
| 読書日記
カテゴリ:読書日記
最近、新書が元気いいですね。
新書好きの薀蓄女王としては、ちょっぴり複雑な気分。 本屋の新書コーナーに今まではそんな人がいなかったのに、 この頃は結構人がいて、なかなか本を選べない。むぅ~。 本日、会社帰りにこのタイトルに興味をそそられ、買ってみました。 副題が『身近な疑問からはじめる会計学』とあり、 会計のことをわかりやすく説明した本なのです。 まず、第一章は表題どおり。 住宅街を「た~け~や~さおだけ~」とアナウンスして回るさおだけ屋さん。 自分も含め、周りで買った人がいないのに、 商売として成り立つのだろうか? この素朴な疑問を仮説を立てながら、解き明かします。 身近な言葉から、会計の仕組みがわかっていくというもの。 まだ一章しか読んでいませんが、面白い!です。 会計っていうと、どうも帳簿付けとか、損益計算書や貸借対照表とか、 経常利益がどうのこうの、純利、粗利とわけわからなくなるものを、 身近な視点からわかりやすく解説しています。 頭いいんだろうな、この人。 これは別に企業にお勤めする人ばかりじゃなく、 おうちの会計を預かる、そうお財布握った奥様にもおすすめです。 私もこれを読んで、お金と自分の付き合い方、お金を儲けるって どういうことか、少しわかるようになれそうです。 かつて私が新入社員で入った会社で、 目からうろこの質問がありました。 あなたは、200円で180円の電車の切符を買った時、 おつりと切符のどっちを先に取りますか? 私は「おつり」を取ると答えた人間ですが、 「切符」を先に取る方が、本当の価値を知ってると言えるのです。 なぜなら、おつりは20円そのものでしかないけど、 切符は180円の価値があるのです。 会社で働くことはつねに利益を意識する=価値を意識して動くこと、 切符を先にとる社会人になりなさい、と。 もうかなり昔のことですが、今でも印象に残ってます。 そして、こういうわかりやすい例で、仕事の本質を教えてくれた、 会社にも感謝してます。 さすが、世界のTO●O●A(笑) この本からも、この研修で言われたことと似た驚きがたくさん。 経済とか経営と書くと、それだけで及び腰になる人もいるかもしれませんが、 アレルギーをなくすためにも、是非一度お手に取ってみてください。 『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』山田真哉著 光文社新書700円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年05月31日 22時55分22秒
[読書日記] カテゴリの最新記事
|