065172 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

けろりんPRESENTS

けろりんPRESENTS

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

Kero0204

Kero0204

Freepage List

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

Comments

Kero0204@ Re[1]:巨大砂場が来ました~(10/19) >育児・子育て きらりさん また、遊…
育児・子育て きらり@ Re:巨大砂場が来ました~(10/19) オハヨウゴザイマス お邪魔しました.. …
Kero0204@ Re:はじめまして。(05/21) >ヨシュエスさん はじめまして!そうな…
ヨシュエス@ はじめまして。 ヨシュエスといいます。 やりたいゲー…
みんなのプロフィール@ みんなのプロフィール ブログ開設おめでとうございます!! アク…
2005.05.03
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
今日は、JR脱線事故のすぐ近くの市場の取材です。市場の人たちは、事故のすぐ直後、氷や水を運んで救助活動にあたりました。
「当然のことをしたまでです」
取材したどの方もそうおっしゃいました。
困ってる人がいるなら、助ける。当たり前のことです。それが自分の所属する会社の起こしたことなら、余計そうじゃないでしょうか?
だからこそ、JR職員が何故、救助をしなかったのかが問題になるのだと思います。
近くの工場の人は、一番被害がひどかった2両目の救助にあたったそうです。50cm角の床板が中に向かっていて、へこんでいて、そこから女性の手だけが出ていたそうです。救急隊がかけつけるまで、彼は女性の手を握っていたそうです。声は聞こえなかった。でも、女性は、彼の手を握り返してきたそうです。何とか女性を助けようと、彼は自分の工場から、色んな工具を持ってこさせては試したそうです。でも、床は頑丈で、中の人を傷つけない方法では、その穴を広げることはできなかったそうです。女性の手は、彼が作業をしている時は、大人しくしており、作業が止まると、すぐに、彼の手を捜したそうです。水を渡すと、そんなものはいらないと言うかのように、ボトルを放り出して、やはり、彼の手を捜して握ったそうです。
事故発生からようやく2時間後、レスキュー隊が、近所の人たちにとって代わり、彼らは、現場から立ち去らざるを得なくなりました。
彼から離れた場所でも、同じように手だけ出ている女性がおり、別の方が同じように手を握っていたそうなのですが、彼らが立ち去るとき、その女性は泣きだしたそうです。その場を離れるのが辛かったといいます。
今でも、彼は、朝方、うとうとしていると、「あの時、どうして、あの工具を言わなかったのか?違う工具を持ってこさせれば、良かったのではないか」と思ってしまうそうです。ずっと、気になり続けていた彼は、女性の消息を聞こうと、対策本部を訪ねますが、名前がわからないとわかりませんと言われたそうです。
手を握っただけです。名前などわかるはずがありません。わかるのは、彼女がいた場所だけです。

マスコミの取材の問題を挙げられる人たちも大勢います。では、誰がこの悲惨さを伝えられるのでしょうか?この悲惨さを伝えなければ、何の問題にもならない可能性もあるのです。107人の死が何の問題にもならないということは決してあってはならないと思います。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005.05.07 21:34:25
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.