カテゴリ:本
「SQ 生きかたの知能指数」 ダニエル・ゴールマン
この本、すごく気に入っています。 あちこちで、ちょこちょこ内容を紹介しています。 ネタにしています。 ●「許す」とは、受けた傷のことしか考えられないような状態から、自分を解放する方法を探る試み。 ●チベットのことわざ「人生に微笑むとき、微笑みの半分は自分の顔のため、残りの半分は誰かの顔のため」 ●人を救うのは同時に、自分の痛みを救うため なんて、ココロにしみます。 ●嘘をつくときは、注意力の大半を言葉遣いに向けており、表情にはそれほど。 なるほどね!面白い。 ●感情は伝染する 当たり前だけど、実験結果を見ると、なおさら納得。 ●「全ては『勝手に』起こってしまうことだと考えると気分が落ち込む。状況の再評価によって、私たちは情動反応を変える事ができる。意図的にそうすれば、情動を意識的にコントロールできるようになる。」 勝手に起こっているんじゃなくて、自分がこの状況を選んでいるんだ。この状況で、どんな感情を持ちたいのか、それも選んでよいわけ。 ●「甘え」=親密に情動チューニングされた関係。 「私がこう感じているならあなたもこう感じているはず。わたしの欲求や気持ちはいわなくても分かるはず、情動チューニングしているから、感じ取って、行動してくれるはず」 こうやって甘えると、結局自分がきつくなるだけだな・・・。 ●遺伝子の力だけでは最高の働きをする神経系は実現できない。精神的に安定した子供や共感能力に優れた子供を育てるには、それに必要な遺伝子と、適切な子育てや社会経験が必要。 ●幼い子供にとって、家庭環境は情動生活の現実そのもの。安全基地がしっかり確保できていれば、つらい出来事も対処できる。 ●遊びに費やされた時間は、神経やシナプスの成長につながる ●ストレス体験は、適度な範囲なら、発達期の脳にとって、脅威を克服し平静を回復する方法を学習する有益な機会になる。 子育てについて考えたリ、安心したり。 ●「我ーそれ」の世界では脳は何も学習しない。 ●「我々と彼ら」で世界は2つに分断されている。敵味方の関係。 このあたりはもう脱帽。私はこれで生きてゆく!と心に決めた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.23 11:45:22
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