2012/10/24(水)13:51
ジャンクなPCで Windows8マシンを作る CPU乗せ換え作戦
Bios段階でのチェックが済み、いよいよ核心に迫ります。ケースのおまけで手に入れたセレロンから、オークションで手に入れたPentium4 520Jに乗せ換えます。
といっても、このCPUも実際にはテスト用で手に入れたんですよ。もし、まかり間違ってマザーボードが使えなかった場合、本命のCPUをいきなり手に入れていたらかなりの痛手だからです。なんたってこのCPU¥293(送料込み)ですからね。安くなったものです。
しっかりBios段階で認識してくれています。この状態ではD530とソケットの形式こそ違えど、同じCPUです。
IDEのHDDを外し、D530のセカンダリーHDDの160GBのSATAと交換します。スリムタイプなので3.5IN HDDは一基載せられるだけですが、2.5IN HDDなら隙間に入りそうです。いざとなればそれも考えておきましょう。
SATAタイプの光学ドライブも手に入れました。これは新品です。なんと言ったって、今や新品でも¥1960で買える世の中ですからねぇ。LGのスーパーマルチというやつですがね。一応PCとして形が出来たのでWindows XPをインストールしておきました。
ちょっと間が開いてから、いよいよ本命CPUに交換です。はじめは大分こなれてきたCore2Duoあたりを考えていたのですが(実際のDC7700の市販モデルではそれが主流でした)いまだに人気があってオークションでも値段がつりあがるんですね。で、調べていくうちに「Pentium Dual-core」がいいらしいという情報を得たのです。Core2DuoとCeleronの中間の位置づけですが侮れないようですよ。ただし、問題はDC7700が対応してくれるか・・です。ちなみに¥1060で入手しました。(送料込み)
さすがにBiosを最新のものにしてあったので一発で認識してくれました。Pentium520Jは大喰らいなので84W、Pentium Duel-coreは64W、その差は大きいですね。発生する熱量に現れるはずです。ただし、クロック数は2.8GHzと2.2GHzなんですがどうなるのでしょうねぇ?
とりあえずの仮組状態ですが、D530と並べてみました。右の黒いほうがD530です。どちらもHPのPCには見えませんね。排気口から排出される熱は、やはりPentium4を使っているD530のほうが圧倒的に多いです。ファンの数も多いのでD530のほうがにぎやかですね。さて、よくCPUの性能を比べるのに使われるベンチマークをとってみました。使ったソフトはHWiNFO32 Programです。[Benchmark_CPU]
Intel Pentium 4 520J=27620
Intel Pentium Dual Core E2200=53670Intel Core 2 Duo T7400=53238
Intel Core i7-980X=347501[Benchmark_FPU]
Intel Pentium 4 520J=7593
Intel Pentium Dual Core E2200=33169Intel Core 2 Duo T7400=32659
Intel Core i7-980X=215620[Benchmark_MMX]
Intel Pentium 4 520J=21995
Intel Pentium Dual Core E2200=68190Intel Core 2 Duo T7400=67321
Intel Core i7-980X=261051比較対照のため、ポピュラーなCore2duoと最先端のCore i7の数値も並べてみました。それからすると、Pentium D-Cって、意外にやってくれますね。XP時代のPentium4は比べるのがかわいそうなくらいの数値ですが、さすがにVista世代のPentium D-Cは廉価ヴァージョンとはいってもCeleronとは違います。こりゃ、無理してCore2Duoにしなくて正解でした。ただ、Raw現像ソフトでのスピードについてはまだ不明です。いよいよ佳境に入ってきたWindows8対応PCですが、あとはメモリーの増強と、HDDの容量の問題です。まだまだ続きます。
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