|
カテゴリ:仕事・キャリア
普通に仕事に行ったら、もと社員のおじいさんが昼前にふらりと遊びに来た。70を過ぎていてうちの会社は定年で辞めてもらったけど、今でも卸売市場でアルバイトしている生粋のお肉職人である。
書いている「お肉メルマガ」のネタにしようと、お肉の話をいろいろ聴く。職人さん生き生きと答えてくれた。 消費者の人が店頭で、おいしいお肉を見分けるには??ときいたら、「う~~ん、それは言葉で説明するのは難しいな~~わしでもなかなか難しいんだよ。」 出た、THE 暗黙知。 さらによく聞いてみると、「消費者はお肉の見た目で判断するしかないから見た目のいい肉を買う、だから店も見た目のよさを重視した売り方をする。だけどほんとは、お肉のおいしさは見た目だけではわからないんだよ。わしは、肉を触ってみたり切ってみたりして、弾力やネバリを見て判別しているよ。同じ等級の牛でも、出来には大きな差があるからね。」 あと、和牛と輸入肉ではやっぱり飼い方が違うから日本の消費者の口に合うお肉は外国ではなかなか作れない、アメリカ産のほうが概してオーストラリアのものより質が良い、アメリカ産が入ってこなくなって一番いい思いをしているのは国産牛の生産者、禁輸解除に反対している人たちは「食の安全」を盾にとってるけどほんとは国内畜産農家の保護に走っているだけでは?(農林族議員にしても農水省にしても) などなど。面白い話が聴けた。 帰りに図書館に行く。ちょっとあれこれやりすぎていて、躁傾向。あとで落ちるのがしんどいから気をつけよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004年10月28日 00時03分24秒
|
|