今の仕事は経理の手伝いだから、銀行とのつきあいがすごく多い。銀行の担当者が金融商品の売り込みなんかをしてくる。学校で学んだ会計やファイナンスの知識を思い出しながら話を聞くとなかなか面白い。
また、各店舗に対するサービスというか裏方みたいな仕事も多い。各店舗や管理職が使った経費の精算や、従業員の給与を計算してそれを振り込んだり。時には精算が滞っている店をつっついたり、管理部門だなあというようなこともやっているが、基本的には管理部門は現業部門へのサービスが役割だから、いったん店が精算書やレシートを出してきたら、溜めずに素早く処理するように心がけている。
昔大企業で営業をしていたときの経験から言うと、現業部門の人間の中には、管理部門の仕事、あるいは自分が管理部門から頼まれている仕事なんて、仕事のうちに入らない、自分の仕事はモノを作って売ること、そしてモノを作って売ることこそが本当の仕事なのだ、と決め込んでいる人がいる。そういう人は精算書もなかなか出さない。(僕がそうだった。)立場が変わると、管理部門のやっている仕事も欠かせない仕事なのだとわかるから、面白いものだ。
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Last updated
2004年11月08日 18時13分10秒
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