素晴らしき日々・名古屋編 ～ Wonderful Days　in NAGOYA ～

春一番が　掃除したてのサッシの窓に
ほこりの渦を踊らせてます

机　本箱　運び出された荷物のあとは
畳の色がそこだけ若いわ

お引っ越しのお祝い返しもすまないうちに
またですね

罠にかかったうさぎみたい
いやだわあなた　すすだらけ
おかしくって　涙が出そう

ワンツスリー　あの三叉路でワンツスリー
軽く手を振り　私たち
お別れなんですよ



キャンディーズの最後の曲、微笑がえし。
「私たち普通の女の子になります」の名挨拶で有名になりました。

この季節、街のあちこちに引越しのトラックを見かけます。
卒業・転勤のシーズン。
たくさんの、別れと旅立ちがあります。

いつになっても、３月の終りは少し寂しい気がします。
でもそれは、４月のはじまりと出会いの季節へのステップ。
寂しさは、わずか数日で始まる新しい生活への期待へと変わります。

昨年９月に引っ越して、名古屋にやってきた我が家。
この春は、生活は何も変わりません。

でも、それでもやっぱり。
寂しさが、期待へと変わる。

その気持ちの移ろいだけは、今年もまたきっと。
毎年と変わらず、心の中にやってくるのだろうと思います。