入院生活

２００２年９月２７日乳がんの手術を受けるため近くの総合病院に入院した。

外科というのは交通事故や盲腸の手術の為に入院している人が多いのかと思っていた。
でもその病院の外科病棟は”がん病棟”という感じだった。
おかげで”癌との戦いをする同志”として心が通い、みんなでなごめ合えた。

個室を予約して個室が空く順番が来るまで大部屋ですごしてみたら、
みんなと話せる方が嬉しいことがわかった。
それで個室予約を取り消してもらった。

入院仲間は頼りがいのある人が多くて、
“癌になりやすい体質の人・・というのは頼りになる人のことかしら？”と思った。

私も今まで他人に頼らず突っ走って来すぎたような気がする。
これからは、もっと人に頼って生きて行こう。

入院中は”上げ膳、据え膳”で家事もしなくて良い。こんな生活は出産のための入院以来だ。
夜９時には寝ていい。
まるで旅行気分。