At Home

ユカのバイオリンですが、苦戦中です。いつのまにあんなにフォームが崩れていたのかな、、、。曲が長くなってくると、ボウの持ち方が崩れてきても、長い休符でもないと、崩れたまま弾き続けてしまうので、悪い持ち方が定着してしまったのかもしれません。私も、音と弓順とボウがまっすぐかどうかと小指がつっぱらないようにということに気をとられていて、親指と人さし指の位置が微妙にずれてきていることにまで目が行き届いていませんでした。

とにかく開放弦のダブルのボウイングの練習からやりなおし。それだけでもきれいなフォームに直すのに２０分くらいかかります。指を敏捷にするためのエクセサイズも、１０回に１回～２回は素晴らしい音が鳴るのですが、あとは不発でどうも冴えない。これも２０～３０分くらいかかる。一番得意なダブルのエクセサイズだけはさっとできますが、、、。セブシックもとってもきれいなのだけれど。というわけで、もうエクセサイズだけで１時間もかかってしまうと、本人、嫌気がさしてきてダレはじめます。（ーー；そして、休憩を挟んで、新しい第３ポジションのエクセサイズ。これがまた苦戦中。ダブルは私には出来ないけど、これは私にも先生のおっしゃるように力を入れずにスっときれいな手の形のままで移動できるのに、なんでユカにはできないの？というかんじ。いろいろわかりやすく説明しながら悪戦苦闘していたら、またまた４０分くらいたってくる。左手に気をとられていると右手がつられて崩れてくる。で、また右手をなおして、左手、、、。と、もうドロ沼状態。（ーー）

曲は宿題の部分練習だけなので、ユモレスクは問題の箇所、だいたい集中さえしていればきれいにクリア。やっぱり夏休み何度も弾いただけのことはあります。（笑）
ベッカーの問題の箇所はなんだかまだスッキリしない。バッハのブーレも、譜読みは出来ているし、だいたい暗譜も出来ているけど、メトロノームにあわせてきちんと弾けない。ついつい走ってしまったりする。弾いている途中で弓を持つ手のフォームが崩れると、そこで容赦なく私がとめるので、本人は通したくてイライラ。歯を食いしばって悔し涙を流しています。

ザイツは念のために２ページ目の早いパッセージの指使いを先生に「どっちがいいですか？」ときくと、先週譜読みした指使いと違うほうのカッコつきの指使いのほうがいいと言われたために、せっかくその指使いに慣れたのにまたやりなおしでこれまた本人イライラ。弾けるところは早く弾けるけど、早いパッセージはメトロノームできちんと弾けるテンポ♪＝１２０くらいにあわせると最初の部分がかなりスローになるので、気分よく弾けないのでまたイライラ。（笑）でも、最初から終わりまできちんと同じテンポで弾けないと、きっとまた「ちゃんとメトロノームとあわせて弾けるように」と言われるのはわかっているので、早く弾きたい気持ちをおさえてガマンガマン。ザイツはトゥッティの部分があるので、そこで弓のフォームを自分で正しい形になっているかチェックさせるようにしています。

とにかく、曲はフォームの崩れを増長させない程度に、慎重にすすめないといけないので、あまり沢山練習できません。基礎練習重点の練習で本人かなりストレスたまり気味。
私も、フォームのこと、妥協してはいけない、、、と、レッスンのビデオを確認しながら忠実に正しい形に、、、というのに神経を使うといちいち途中で止めないといけなくなってこれまたストレスたまり気味。

親子ともども忍耐あるのみ。（苦笑）
夏休み中になおるかなぁ、、、、、。