小熊でも解る“五行気学”

2013/07/14(日)00:18

パリで、「海外旅行の方位取り」を考えてみました

吉方位取り(23)

7月の第1週目にフランスのパリに行ってきました。 “永遠の都”は、今も”永遠に人を魅了させる都”でした。 7月の夏のパリの気候は、素晴らしいです。 晴れた日は、昼間は気温23~25度位にはなりますが、朝などは13度位ですから、かなり肌寒く感じます。 ですので、パリの朝食は“カフェオレとクロワッサン!”と決めてつけていた私(ミーハーですねぇ~)には、まったく絵に描くほどにぴったりの気候でした。 でも、多くの旅行客が言うように、パリの道には捨て去られた吸殻の数の多さに、失望させられます。 また、車の運転のマナーの悪さ、列車の運行時間のいい加減さ、ホテルでさえも現金(大きな金額のユーロ札)を細かくできない不便さ、主要鉄道駅でも切符自動販売機の4割が故障中で作動している販売機には長蛇の列ができてしまう、wifiはまったくと言っていいほど市内では観光客には使えない、と言った様々な問題はあります。 これが“永遠の都”の実態です。 そして、この時期には、パリ市民は皆バカンスに出かけて、市内には本当のパリジャン・パリジェンヌは居ない」とは聞いていましたが、その真意は確認できなかったとしても、フランスの経済の悪さはひどいらしく、バカンスを楽しめる階層はかなり限られているようです。 それでも、朝から夜まで散策したパリの街と、そこで暮らすパリ市民の生き方には、フランス人独特な“エスプリ(人生への考え方)”を感じました。 『各人が各様に、人生を楽しんでいる』ように見えました。 その意味からは、パリは人生の成熟さを感じさせる雰囲気があり、訪れる人を魅了して止みません。 この点については、またの機会に言及させてください。 さて、今回は、このような旅行の「方位」について、考えてみましょう。 特に海外旅行は、国内旅行と比較すれば、距離も遠く、滞在日数も比較的に長くなることから、方位の影響を多く受けやすいとされ、昔から吉方位取りとして多く用いられています。 ただし、今の時代は、方位術ができた古代中国の時代とは大きく人々の生活や交通機関も様変わりしています。 現代では海外旅行ではジェット機を利用して、日本を夜間に出発し、現地到着が日付が変わっていたりすることは、決して珍しいことではありません。 そんな場合いは、いつの日にちの日盤で考えればよろしいでしょうか? 出発した日でしょうか? または、目的地に到着した日で考えるのでしょうか? その答は、市販の占い本には、明確な記載はほとんどありません。 それは 、ご自身の体験から臨床結果を導くことしかありません。 今回の私の場合を検証してみましょう。 搭乗したJAL405便は7月1日午前11時に成田空港を出発しました。 成田空港からパリのシャルル・ドゴール空港までの所要時間は、直行便で約12時間。 時差もあることから、現地到着はやはり同日の7月1日午後4時45分となりました。 到着日7月1日の九星日盤では、北北西方位(東京からパリの方位)は六白金星となります。 パリに到着した直後から、私の身体はその”天地の気”に無意識的に馴染もうとしているのを 感じました。 つまり、六白金星のエネルギーに感応し始めるのです。 具体的には、12時間フライトで疲労した身体と精神が、その土地の空気や湿度を感じ、 また食物などを摂取しながら、必死に現地の気に身体が適応していこうとする様子は、 自身の気持ちを澄ませば誰でもが感じるのものです。 東京を出発した時は梅雨時期の高温多湿の気候で、東経139度45分/北緯35度41分の 東京の「地の気(磁場を含め)」に身体は馴染でいた状態から、東経2度27分/北緯48度 58分に位置するパリの乾燥した過ごしやすい気温(最低気温13℃、最高気温25℃)の 状態に身体を急速に適応させるには、睡眠がとても重要です。 身体の移動した土地への適応能力の高さは、十分な休息さえあれば、人の想像をはるかに超えるものがあります。 身体は、即座に移転地の気温・湿度・匂い・騒音、そして食事等に対して対応を始めます。 それは、あくまでも人が分かりやすい五感分野での説明ですが、気学での説明では、 それらの対応は「未知の気に触れること」とされます。 それこそが、“方位取りの原点”です。 そして、”方位取り”に際して、もっとも重要なことは、『意識して現地の“気”を体感すること』です。 それこそが、方位取りの奥義なのです。 占いの本に書いてあったから、とりあえず“気のせい”かもしれないけれど、まずは出かけてみよう、とか。誘われたから半信半疑で何となく出かけて、特別な意識なく帰国したのでは、方位取りの効果はあり得ません。 「気」とは、意識するところにのみ存在するものなのです。 “気配り”は、常に意識して実行しなければ、気を人様に配れる訳はありません。 ましてや、“陰徳”などは積めるはずもありません。 ですから、皆様も、方位取りをした際には、現地で出会う人、遭遇した出来事、飲食した料理や飲み物、入浴した温泉、滞在した期間中の天候や気温、香りや肌に感じた感触、等々を身体がどのように反応したかをすべてを記録してお帰りください。 必ずや、その後のあなた独自の貴重なる方位取りデータの財産となることでしょう。 次回には、より具体的な方位の解釈をご説明しましょう。 サササ “〆'(ェ)'*)  小熊Q太朗でした。

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