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本と映画と食事とあひる

2009.10.10
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カテゴリ:映画、ドラマ


今日の朝食;キュウリとにんじんのぬか漬け、がごめ昆布とオクラの味噌汁、黒胡麻豆腐、玄米粥1,2杯。

 ネットでレビューを読んでいたら評判が良かったので観てみました。
子供の頃、原田知世主演の実写映画を観た記憶はあるのですがうろ覚え。尾美としのりが昔からどうも苦手で(笑)。
原作は読んでいません。筒井康隆は七瀬シリーズとか『パプリカ』とか好きなのですが読みのがしたって感じです。小学校の時、周囲で流行っていたんですけどね。

 今回の角川アニメ、さわやかです。
背景が綺麗だし、小道具の使い方がいい。
確かに声優さんはお世辞にも上手いとは言えないけれど、高校生らしく好感が持てました。
現代に置き換えたのも正解だと思います。
調べていたら随分と原作とかけ離れているようですが作者も了承済みだし、いいと思いました。

たしかに私たちの世代やSFファンが観ると突っ込みどころ満載ですけどね。(笑)
以下、少々ネタバレしますので観てない方は気をつけてください。

 終盤のタイプリープカウント、タイムパラドックスは難しいから置いておいて(詳しく分析している方が沢山いますから。興味がある方は検索してください)
女性目線から観ると、実際にいたらクラスのつまはじきにされてもおかしくない主人公。
遠くから見る分にはいいけれど周囲にいたら迷惑だろうな。
まあでもそれはこの作品に限ったことではないし。
この少女 真琴にかっこいい男子2人もが好意を持つってところが「少女漫画的」と評される理由でしょうか。
あんなにいつも走ってものにぶち当たってよく怪我しないなあ。(笑)
ラスト近くでは坂から転がり落ちただけで全身、ものすごいことになるのに。
最初に転んだとき、自転車から坂に転がったはずの桃が綺麗な状態で叔母さんに届くのも不思議。プラスティック製品でも傷が付くはず。
千昭もあんなに大事な物を学校へ持ってこないように!だから大事になるんだよー。

 でも、この手の映画はもう勢いなんですよ。
矛盾があろうがなんだろうが、スピード感と強引さ。
そして観る側も分析なんてそっちのけで楽しんだ方が得。それが青春映画だと思っています。

 高評価しているレビュアーも若い方が多くて、安心しました。
これに素直に感動できるのは青春を満喫している証拠です。

 最後に「ああ、やっぱり角川だな」と思ったのは原作や旧作ファンへのサービス。
主人公の叔母さんが実は、、、、ってところ。
本編ではさりげなく触れているだけですが、映画のクレジットを見て「ええっ!」と喜んだ方は多かったでしょうね。

 若い人たちもレビューを読んで興味を持てば原作に手が伸びるだろうし、もっとはまれば過去の実写版映画やドラマにも興味を持つかもしれません。
うまい。さすが商売上手の角川。
一本とられた!と思いました。





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最終更新日  2021.01.07 10:40:47
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