カテゴリ:映画、ドラマ
[DVD] ヒトリシズカ 昨日、今日で観たドラマです。 今、放送されている『悪霊病棟』で主演している夏帆の主演作。 最近、質の高いドラマを出しているWOWOWの制作です。 警察や暴力団関係者が絡んだ事件が勃発。 その陰には謎の女性が絡んでいて、、、というストーリーです。 謎の女性、正体は分かっていて ある警察官の「娘」 伊東静加。 第1話では15歳、最終話では31歳です。 あるときは女子中高生を使った売春斡旋業者の殺害現場にいたり、 ストーカー殺人事件の周辺にいたり、 クラブのホステスで、暴力団の抗争事件の裏で糸を引いていたり。 まじめな警察官の、失踪した娘がなぜこんなことを?というのが ドラマの大筋です。 キャスティングが地味に凝っていて (*^_^*) 岸部一徳(伊東静加の父親)、黒沢あすか(母親)、長塚圭史(興信所経営者)など 話題性より実力重視なところが○です。 最終話には緑魔子も出ています。 暗い色調、リアリティーのある画面作り、自然なカメラワーク。 昔からある民放の2時間ドラマとは違った、映画を思わせる作り方もいいです。 ただ、、、、原作が今なぜか映像化ラッシュの 誉田哲也。 『ストロベリーナイト』の原作者です。 なんていうか、、ありがちな設定、思わせぶりな謎、いかにもなキャラクター造形、 回収できていないだろ!と突っ込みを入れたくなるラストが印象的な作家さん。 一抹の不安は感じましたが、まあWドラマは原作を超えることが多いので 観てみました。 なかなかの出来だったと思います。ドラマは原作のレビューより点数が高かったです。 (^_^;) 謎が謎のまま 残るので本格推理ファンにはお勧めできませんが、 余韻のある作品が好きな人はヒマなときにどうぞ、、、という感じです。 繰り返しになりますが、役者がいいですから。 今、『孤独のグルメ』で食べまくっている方がマルボウで出てきますが 本当に四課のひとにしか見えません。 (*^_^*) この作者、 暗い過去を持つ女性の犯罪者を描きたかったのでしょうかね? それこそ『白夜行』の雪穂や『幻夜』の主人公、 さかのぼれば洋画『白いドレスの女』、『氷の微笑』みたいな。 正直な感想、、、、、パートナーのいない『白夜行』は実行に無理がある、、でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.01.08 13:44:27
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