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本と映画と食事とあひる

2021.01.04
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カテゴリ:読書
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我らが隣人の犯罪 (文春文庫) [ 宮部みゆき ]
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 年を取ったな、と思う瞬間。

私が宮部みゆきを知ったのは19歳か20歳の時。

講義で当時話題だった自己破産の話が出てきて

宮部みゆきの『火車』はよくできている、とある講師が話したんですね。

それまで、私は現代日本のミステリーを読むことが少なくて

彼女の名前を知らなかったのですが

手に取ってみたんです。面白かったですね。

それから、初期作品からざーっと読み漁りました。

20年くらいまで出たら買いの作家さんでした。

日本で一番、面白い作家―。

そういわれていました。

ドラマ化、映画化、たくさんされて、

もう、大御所扱い?

最近、私の周囲では

あまり彼女の作品を読んでいる人とか

いないんですよね。

で、好きじゃない、という人も結構いて、

訊いてみると

メジャーな作品を読んでいない、なんてことも。。。

いや、宮部みゆき語るなら

『火車』とか初期の作品とか

押さえてからにしてほしいですね。

ミステリー作家は最初の何年かがピーク、と

古くから言われていて

アガサ・クリスティーなど一部の例外を除くと

この法則は当てはまります。

私は宮部みゆきの初期作品なら

上の作品、よく思い出しますね。

彼女の語り口の巧みさや

生きとし生けるものに対するやさしい視点が

顕著に表れています。


 これをやってあざとくならない、稀有な作家さんです。





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最終更新日  2021.01.04 21:36:15
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