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2005/01/25
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カテゴリ:ビジネス
オージーの凄さは、深く考えずにまずはやってみるところ。

「その考えいいじゃない。よしやってみよう!」という精神には学ぶところがたくさんあります。
もちろん、失敗するケースも多々ありますが、成功例もたくさんあります。失敗を恐れて何もしないより、結果的に成功例が残る方がプラスになると言う考え方です。

その中から一つご紹介します。

1980年代当時は、大学の学費は全て無料。おおらかと言うのか、なんと自国の人だけでなく外国人も無料で受け入れていたような国でした。しかし、ある日突然、方向転換し、教育を一大ビジネスにしてしまい、今や教育産業と呼ばれるほどになりました。

若干、当時の変化を知っているのですが、大学が休みの間、空いている寮を語学留学している人たちに貸し出せないか?という相談を受けたことがありました。それが結構人気があったらしく、恐らくその頃に、これはビジネスになるぞ!と気がついたのではと思います。

オージーの凄いところは、前例に関係なく直ぐに切り替えをして、新しいビジネスモデルを作って実行してしまうところにあります。起業家にも通じる考え方ですね。

ちなみに、SOHOと呼ばれる在宅勤務の人口は、非常に多く、誰でも直ぐに簡単にビジネスがスタートできる環境が整っています。節税対策と言う意味でもその方がメリットがあるということも一つの理由にあります。

さて、この教育ビジネスですが、もちろん中身がないと人気が出るはずもありません。

オーストラリアに留学するメリットは数多くあります。

1.USAより生活費、学費とも非常に安上がり
2.治安が良い、生活環境が良い
3.教育方法がシステム化されている、世界トップレベル
4.英語圏
5.気候が良い

などなど。

ちょっとこの教育方法にふれたいと思いますが・・・

   なぜこんなにも違うの??

と、日本で教育を受けた私にとって「目から鱗」状態でした。

来豪して永住権をとった後の三年目に、国立技術専門学校(TAFE)に通い始めたのですが、日本との違いは・・・

・授業では殆ど白板に書かない。(100%教科書に沿った教え方をしない)
・会話主体で教師が常に生徒に質問を投げる。
・回答に対してもし間違っていても教師がまずその回答を理解しようと試み、否定せずに理論立てて正解を教える。
・教師が知らないことは、知らないとはっきり答え、知っている生徒に教えてもらうこともある。
・授業内容が非常に実践的。卒業後直ぐに生かせるような実例課題を多数経験する。・授業内容が非常に実践的。卒業後直ぐに生かせるような実例課題を多数経験する。

しかも、オーストラリア国籍を持っていなくても、永住権所持者には国の補助で学費が非常に安い!
週三日6-9pm4年間の夜間コースで年間A$200ほど(約1万6千円:1990年当時)。信じられないほど安いでしょう!?ちなみに現在はA$1,000ほど(約8万円)。かなり値上がりしていますが、それでもまだ格安でしょう?!

この夜間コースに通う生徒の大半は社会人。
キャリアアップを目指す人から、趣味や視野を広げるために勉強している人まで、年齢もさまざま。10代から60歳ぐらいまでの人たちが、本当に真剣に勉強に取り組んでいる姿に驚き、また良い刺激を受けて、勉強したくなるような環境があります。
私のオージーの友人・知人も4年も10年も夜間コースに通っている人がたくさんいます。

クラスメイトには、「絶対に仕事中に宿題をしているよな!」と思う人も多々いましたが、本当に皆、真面目に勉強していて、もちろん居眠りをする人はいません。ごくたまに、仕事疲れでうとうとする人もいないではないですが、そういう時は皆の邪魔になるから出て行けと教師に追い出されてしまいます。

一度、モヒカン刈りのヘビメタ風の若い人が遅れて教室にやってきて、でも非常に真面目に学習する姿と、それを普通のように受け入れる教師の反応に、オージーの大らかさと言うか、勉強したい人は外見なんか関係ないという考え方を実際に目にした時にちょっと感激したことがありました。同時に外見で偏見を持っていた自分にも反省させられたり。


話を元に戻すと、さて、このオーストラリアの教育、今日では、国の経済を支える大きな産業に発展しています。

海外から多数の留学生を受け入れ、今ではそれが大きな国の収入源になっています。
東南アジア、英語圏ではない欧米や南米諸国から、年間何十万人もの留学生がやってきます。(2003年度30万人)
※参考資料 http://www.aswho.com/abroad/


まずは、英語学校に通い、英語ができるようになると専門学校や大学に!
その後は、優秀な人はそのまま永住権を与え、国のために働いてもらって多額の税金を払ってもらう!
優秀でない方は、ごめんなさい。帰国しましょう! というシステムが非常に上手く働いています。

もともと第一次産業(資源の輸出)が国の柱で、人口(マーケット)が二千万人もなく、第二次産業や第三次産業が発達していない国だったので、この教育ビジネスは、マーケットの拡大にも非常に貢献することに!

少子化が進み、これから人口が減少していく(マーケットが小さくなる)日本にとって、将来必ずオーストラリアの移民受け入れシステムを参考にすることが出てくるのではと思います。
その時は、何十年も先と言う遠い話ではないと思います。

皆さん、今から「つば」をつけておきませんか?





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Last updated  2005/02/12 06:40:08 PM
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