ホテル業界では　－コンシェルジュ（concierge）－　と呼ぶ接客係を配置していますが、今、日常生活におけるコンシェルジュビジネスが始まってきています。

少し経済的に余裕のある方は、より便利なサービスを求めます。

電話代、携帯電話代、インターネット利用料、電気・ガス代などの支払い手続きが非常に煩雑になってきています。
最近では、海外に長期滞在旅行する方も増えてきたようですが、その間の支払い手続きなど非常に面倒だと聞きます。
せっかく羽を伸ばすために海外にきているのに、支払いのことなどで煩わされたくないのは当然のことですよね。

上記のコンシェルジュは、日常生活の手間を省く代行サービスですが、ホテルのサービスのようにマンションなどにコンシェルジュを配置するところも出てきました。

70歳前後の知人のご夫妻が一軒家の豪邸から都心部のマンションに引っ越されました。今では、「非常に快適。老人ホームに入るより絶対いい！」とおっしゃっています。
電球が切れたりしてもコンシェルジュに連絡すると交換しに来てくれるし、旅行中は郵便など預かってくれ、24時間常駐しているので緊急時の対応も心配ないし。それに不審者も入って来られないので安全面の心配もない、と良いこと尽くめ。
ホームパーティーを開いたりと、若い人たちと接する機会も多くなるし、都心部に住むことで交通の便も全く心配はいりません。

このコンシェルジュサービス、壮年層向けの新しいビジネスモデルになるかもしれませんね。