朝から友人と待ち合わせて京都伏見の骨董祭へ行く。初日の朝一番に行かなければならないのは少しでも多くのものものを見るためには当然のことだ。この骨董祭が無かった頃は北野天満宮の天神さんと東寺の弘法さんのふたつの縁日に集る古物の市が京都では雑多なあらゆるものものに出会ういい機会だったのだが、この10年ほどは大きな会場での年に数度のこの骨董祭があるのでこちらのほうがむしろ効率良く見ることが出来るからなるべく行くようにしているのである。
いろいろなものを見る。5時間近くしっかりと眼と足を使いぐったり草臥れて会場を後にする。友人がとうとうパソコンを買うと言うのでMacを勧める。ぼくを付き添わせて寺町へ行きiMacを買った。こんなもの買うくらいなら何かいいもの、中世ドイツの水差しや李朝刷毛目の茶碗などが買えるのにと二人とも想う。それでもこの液晶ディスプレイのiMacはパソコン史上一番美しいのではないかと想っていたので大いに羨ましい気がする。ぼくは骨董祭でボロ布を買った。大違いだ。(苦笑)
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Last updated
2004.04.03 23:04:48