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2014.01.24
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カテゴリ:読書

【送料無料】永遠の放課後 [ 三田誠広 ]


≪内容紹介より≫
大学生の「ぼく」は、中学の頃から親友の恋人・紗英に想いを寄せていた。しかし、親友を傷つけたくなくて、気持ちを告げることができない。そんな中、プロの歌手だった父譲りの才能を買われ、活動休止中の人気バンドのボーカルにスカウトされる。そして、ライブに紗英を招待した夜、恋は思わぬ方向へと動き始めた-。友情と恋。「ぼく」が最後に選んだものは?文庫書き下ろし、胸を打つ青春小説。


ぼく(笹森)、杉田、紗英、中学からの同級生のトリオ。
男二人+女のトライアングルは、友情、恋愛感情が絡んで常に微妙な緊張を伴っている。
お互いが自分の気持ちをそっと抑え、相手を思いやり、
トライアングルを維持しようとしている。
この中心となる若いトリオのほかに、大人の苦痛と後悔を伴うトリオ2組が出てきます。
救いようのないトリオ、何年もたってようやく救われたトリオ。
まだ若い「ぼく」達のトリオは、これから先の年月を重ねてどう変わっていくのか、
それとも変わらずにいるのか?
切なくて優しい余韻が残るお話です。



久しぶりに三田誠広の作品を読みました。
最初に読んだのは、中学生の時、『龍をみたか』だったと思います。
どこが良いかはっきりわからなかったけれど
『龍をみたか』をきっかけに、三田作品を随分読みました。
ちょっとほろ苦い青春小説が、年齢的にも合っていたのかも。
その後、作風が変わり、お受験本や実話をモティーフにした作品、
歴史上の人物をちょっと変わった視点から描いた作品が多くなって
それはそれで面白かったのですが、何となく離れちゃったな・・・

この本は図書館で目に留まり借りました。
こういう恋愛青春小説はしばらく読んでいなかったので、新鮮な気持ちで読めました。
これから自分の子供たちがこういう年頃になっていくと思うと、
辛いことがいっぱいあるよね、でも負けないでね! と母は思います。





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最終更新日  2014.01.24 08:09:09
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