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2014.08.05
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カテゴリ:読書
悪魔の花嫁.jpg
デボラ・シモンズ 悪魔の花嫁



≪内容紹介より≫
国王に結婚を命じられたエイズリーは、抑えきれない恐怖を胸に、嫁ぎ先へと旅立った。夫となるのは悪名高き“赤い騎士”―荒れ果てた地で暮らし、決して人前に出ないという。たどりついた先は想像よりもはるかに異様な、暗闇に沈む城。あまりの暗さに、花婿の顔さえ見えない。だが陰鬱な礼拝堂で結婚の誓いを交わしたとき、突然エイズリーは不思議なときめきに襲われた。温かい胸、心地よいキス…わたしは悪魔に魅入られたの。


私のヒストリカル2冊目です。
1冊目に読んだ『狼を愛した姫君』と同じ著者、デボラシ・モンズの作品です。
『狼…』は、あまりはまらなかったので、これもどうかなーと思いつつ読みました。

ヒロインは父と兄達を次々と亡くし、領主として城を切り盛りしている17歳の乙女エイズリー。
国王配下の騎士と結婚するよう命じられ、悪魔、魔術師と言われ人々を震え上がらせている
「赤い騎士」ピアズ・モンモランシー男爵を選ぶ。
国王がそんな結婚を認めないだろうと予測して。
ところが、エイズリーの期待に反し、国王は了承。
直ぐにもモンモランシーの元へ行かなくてはならなくなってしまった。
愕然とするエイズリーだが、モンモランシーが結婚を断ってくれれば、結婚しなくてすむ。
まさかそんな結婚を受けないだろうと思っていたのに、
モンモランシーは国王の命令には従うと、こちらも承諾。
即日、結婚するはめになってしまった、策士策に溺れる状態のエイズリー。
ピアズ(モンモランシー)の城は、極端に明かりが少なく、暗く陰鬱で冷たかった。
結婚式でも、共にする夕餉時も、常に明かりは最小限で、
夫がとても大きくてがっしりしているのはわかるも、顔も髪の色もまるで分らない。
本当に夫は人々の噂通りに悪魔、魔術師なのだろうかと思わずにはいられない。
それでも、ピアズと夕餉を重ねるうちに、夫の思いやりを感じ、魅かれていく。
ピアズが姿を見せないのは、きっと戦により、身体に大きな障害があるか、
顔にとんでもないほど酷い傷跡でもあるため、他人に見られたくないのではと思い始める。
一方、ピアズは出会って間もないうちから、エイズリーに魅かれている。
しかし、ピアズには腹心の家令しか知らない秘密がある。
それも命にかかわるような重大な秘密。
そのため、城中を暗くし、自身は一歩も外に出ず、人目にふれないようにし、
妻との夜の夫婦生活も遠ざけていた。
ところが、腹心の家令アラン(美男子)とエイズリーの仲を疑い激しく嫉妬した日を境に
ピアズの姿を見ることのないまま、二人は結ばれ心を通わせる。
それでも、どこまでも暗い中で、ピアズは消して自分の姿を見せようとはしない。
この後、ピアズの秘密やファンタジックな要素、
また、エイズリー実家領地の隣人領主ヘクサムによる、
エイズリー自身と彼女の領地へのあきれるほどの執着、卑怯な悪行などにより、
物語はクライマックスへ向かいます。


と、私としては珍しく、あらすじを多めにかいておりますが、
何故かといいますと、気に入ったんです!!
とってもとっても良かったんですグッド
魅かれていると自覚した後は、自分の気持ちを隠さず、お互いを思い遣っている。
ヒーローが秘密を抱えたままではあるけれど(曰くつきヒーローは魅力的)、
それ以外は七面倒くさい回り道は、ほとんどない。
こういうのが好みなんです~音符

ただ一つ、残念というか、こうだったら良かったのになーという点をあげるなら、
ピアズが金髪巻き毛で、顎が張っているということ。
そして瞳が、緑がかったブルー。
漫画でもそうなのですが、私、ヒーローは黒髪直毛、顎はすっきりが好きなんです。
瞳は勿論、黒でお願いいたします。
外国では、顎がしっかりした男性の方が魅力的と捉えられるのですかね。
いかにも力強い男、Sexyって感じがするのかなー





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最終更新日  2014.08.05 09:04:55
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