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カテゴリ:読書
文庫 フーガはユーガ (実業之日本社文庫) [ 伊坂 幸太郎 ] <内容紹介より> 常盤優我は仙台市内のファミレスで一人の男に語り出す。双子の弟・風我のこと、幸せでなかった子供時代のこと、そして、彼ら兄弟だけの、誕生日にだけ起きる不思議な現象、「アレ」のことー。ふたりは大切な人々と出会い、特別な能力を武器に、邪悪な存在に立ち向かおうとするが…。文庫版あとがき収録。本屋大賞ノミネート作品! 少し前に、宮部みゆきさんの「龍は眠る」を読んだせいか 内容紹介にある「特別な能力を武器に」という一語が気になり読んでみました。 親の貧困は子に連鎖する。 それはよく言われること。 そして貧困には暴力が伴うことは多々あること。 でも、ここまで苦しい境遇の若者が集まるとは。 それに対し、異常な悪者強者たち。 特殊能力よりも、そちらが際立ってしまう。 自身の心に、思ったよりも重く圧し掛かってこないのは 犯罪が、直ぐに思いつくようなものではないために、 自分とは別世界の物語と感じるからかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.12.18 16:27:24
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