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テーマ:ミュージカル大好き♪(369)
カテゴリ:ミュージカル
「劇団☆新感線2007年夏休みチャンピオン祭り
『犬顔家の一族の陰謀~金田真一耕助之介の事件です。ノート 」 なんて長ったらしいタイトルなのですが 大好きな古田さんだけでなく 宮藤官九郎も脚本だけでなく出演するなら 「やっぱり観たい」と妹に頼んでおいたこの舞台。 ここのところ観劇づいているので ぜいたくかな~と思っていたけど このチケットの前売りの頃には 今の事態を想像しなかったもんね♪ 前回のチャンピオン祭り 『レッツゴー!忍法帖』から早3年。 そう、阿部サダヲさんと古田さんが観たくて 初めて観たのがこの舞台。 阿部サダヲさんは勢いがあって面白くて 劇団☆新感線の体力勝負のような 真剣なおバカかげんにすっかり 参りました!! つまり私は劇団☆新感線歴3年ってわけ。 さて、タイトルからもわかるように パロディーです。 犬神家のパロディーかとたいして期待もせず 劇団☆新感線とクドカンならハズレはないだろうと 思って出かけたら、なんと大間違い。 いきなりシャンデリアと楽屋が出てきて 「オペラ座の怪人?!」 これから観る人のお楽しみを奪っては悪いので 詳しくは書きませんが、出るわ、出るわ 劇団四季から東宝ミュージカルから映画から たくさんのパロディーが♪ ただ並べただけじゃないところがさすがです。 どこもおもしろかったけど、 2幕目の桃太郎で木野花さんへのツッコミに対する アドリブのところが可愛くてよかった~。 そして犬神家でオドロオドロシイ殺人事件が起き そのたびにクドカンの金田真一耕助之介 これがヤヤコシイ金田一じゃないのよ。 カネダシンイチ コウヅケノスケ、 金田探偵がフケだらけの頭をかきながら 解決したり、しなかったり・・・ヾ(@°▽°@)ノ 体をはって、みんなでおバカになりきって 笑いっぱなしの3時間。(間に20分休憩) ゲストの勝地涼君も相当がんばってました。 「爽やかだけがウリなんです。キラリ」なんてね。 だって、あんなに芸達者のオトナたちの中でエライ! さんまちゃんのざわわ、のドラマの時に 戦争に反対する父親にアイソをつかし、 志願して兵隊になった次男で好演したあの子です。 そしてその次、見たときは「亡国のイージス」で やはり戦争に対して疑問を持たずお国のために 身を呈する若者でした。 そのシリアスな役柄から一転してまるこちゃんの 花輪君のようなナルシストの三枚目ですもん。 古田さんの出番は少なく感じだけど みんなに見せ場があって、演じてる方が アドリブがあろうが、アクシデントがあろうが 動じずに(下を向いて笑いを堪えてはいましたが) 笑いを生み出していく楽しさはライブならでは♪ テレビで観るより、ずっとスリムなクドカンは 舞台上だけでなく、会場から舞台裏から走り回るし 膨大なセリフも覚え、他の仕事で忙しいのに すごいな~とあらためてその天才ぶりに感動。 今回は歌も歌詞が聞きとれなくて困ることもなく 映像と舞台の切り替えもスムースで 強いて難をあげれば 下ネタ多すぎじゃないの~と 言うくらいかな~。 それと時代劇ではないので顔がよくわかり 劇団☆新感線の役者さんの名前と顔と 芸風が一致し、収穫、収穫。 物マネ上手の橋本じゅんさんがすっかり気に入り 出番を心待ちにしちゃうくらい、とにかく可笑しい。 そうそう、不満と言えばプログラム。 劇団☆新感線はいつも高くて手が出ない。 きっといっぱい解説も写真も載っているんだろうし 今回はノートと文庫本つきだけど。 「高くて買えないよね」と妹に言ったら 「それがファンはみんな買うのよ」だって。 お隣ではウルトラマンの催し。 窓の外は黄昏。 サンシャイン劇場。 すっかり古株の劇場。 年輪を感じる。 昔は劇団四季の舞台も かかっていたみたい。 壁一面に 上演作品の パネルが飾られていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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