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今日、もらった感動へのお礼を綴りたい。
そう思って書いていると嬉しさがよみがえって
笑っているうちに楽しくなる。
読み返した時、また嬉しくなる。
だから、明日が楽しみ!

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April 11, 2010
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「一緒に観に行きませんか?」と誘ってくれてありがとう!

まだ、さよなら公演の閉場式のことで頭がいっぱいで
なんとなくピンとこないけど、また完売だと困るものね。
いつも、早めに教えてくれてありがとう!

渋谷・コクーン歌舞伎 第11段は「佐倉義民傳」

おにいちゃんは「おくりびと」でお留守だけど
いつもの中村座のメンバー、勘三郎さん、七之助くん、
橋之助さん、亀蔵さん、扇雀さん、彌十郎さん、淡路屋さん。

ってことはつまり、橋吾さんは出る!
鶴松君は?小山三さんは?と思えば、そりゃ行きたい♪

そこで、お役にたてばいいな!と思って
2008年歌舞伎座で観た時の感想、引っ張ってきました♪ 

アイビー

東山桜荘子 佐倉義民伝(さくらぎみんでん)


序 幕 

第一場 印旛沼渡し小屋の場
第二場 木内宗吾内の場
第三場 同  裏手の場

二幕目 東叡山直訴の場

            
木内宗吾   幸四郎
幻の長吉   三津五郎      
徳川家綱   染五郎
松平伊豆守 彌十郎            
おさん    福助
渡し守甚兵衛 段四郎 
          

領民のために命を賭して直訴した佐倉宗吾のお話。

直訴をするのは死を覚悟してのこと、
領民に捧げる命は惜しくないけれど

最後に一目家族に会いたいと
宗吾のたっての頼みを引き受ける
渡し守甚兵衛も
やはり出してはいけない時間に
舟を漕ぐのだから命懸け。

「宗吾ばかりでなく甚兵衛もまた義民であった」

イヤホンガイドの解説を聴いてジン!

千葉には親戚も友人もたくさんいるからね。
その人たちの祖先を
おじいさんと宗吾さん達が守ってくれただねと
思ったら他人事(ヒトゴト)じゃないから。

歴史上のことだから
結末は決まってるし、変えられないけど

父上、江戸には行かないで!

と泣く子らの姿は涙を誘う。

それでも下の子はお土産を買ってきてくれるなら
それもいいかなと、すぐだまされるのが哀れ。

かなえられない約束をする父親はつらいだろう。

だって、宗吾は
今までわが子にも領民にも決して
嘘はつかないタイプだと思うのね。

その純粋で真面目で
責任感のある人だからこそ立ち上がり
そのために悲しい嘘をつかざるを得ない。

コメディエンヌの福助さんが内助の功、
良妻賢母の典型でした。

着るものに不自由する農民に
自分の着物をやってしまったり、
宗吾を信じて、家を守る健気なおかみさんで
ここでも泣ける。

最後まであきらめず追いすがる長男を
(この子は直観的に永の別れと悟ったのでしょう)
突き飛ばすところには、悲しすぎてもらい泣き。

きっと幸四郎さんは
染五郎さんはもう大きいのでヾ(@^▽^@)ノ
可愛いお孫さん(国立劇場の鈎爪の時にお見かけしましたよ)と
もし別れることになったら、と思ったりしたかしらんなどと
想像したりして……

渡し場のところに積もった雪が本物のようでした。
歌舞伎座の雪景色はいつも感動します。

アイビー

幕がかわって、寛永寺の場面。
紅い橋とモミジが目に鮮やか。

宗吾の想いを汲み取ってくれた
彌十郎さんの老中松平伊豆守。
ちょうど勧進帳の富樫のような
粋な計らいを見せてくれます。



宗吾霊堂の御本尊、宗吾像を
今だけお借りしています。
成田まではなかなか行けないので手を合わせ…

この作品は地味だし、
受けないだろうと思われていたのに
初演の四世小團次が強く希望して演じ、
実際104日のロングラン。

あの時代に、佐倉からもたくさん訪れたそうです。

古めかしくて今の人たちに受けないかも、
と危惧したりしますが
串田さんはどんな風に演出するんだろうと
期待しちゃいます。








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最終更新日  March 14, 2016 08:39:39 PM
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