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June 15, 2011
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カテゴリ:映画・テレビ・本



テナルディエ夫妻といっしょに
幼いコゼットをいじめていた
エポニーヌ。

一人娘だとばかり思っていたら、
アゼルマという妹がいた。

二人がお人形や猫で遊ぶ時、
おもちゃを持てないコゼットはと言えば、
ボロでくるんだサーベルを抱いて
子守唄を歌っていた。

成長してからも家を離れる時、
トランクの中に、バルジャンからもらった人形を
愛おしそうにしまうシーン
それは、こんな時代があったからね。

エポニーヌには弟もいた。
母が娘ばかりを可愛がり、彼を疎んだ。



その弟がガブローシュ。
彼も家を嫌い、それをいいことに飛び出した。
その後、生まれた子どもが二人とも男の子で
男の子の嫌いなマダム・テナルディエから
またもや邪魔にされている。

結局はテナルディエ一味が逮捕され、
路頭に迷う二人を実の弟とも知らず、
その面倒を見るのがガブローシュ。

少なくなった弾薬を死んだ国民軍の兵士の弾薬号から
抜き取っていたガブローシュ。
強がって歌いながら、集めていた彼は銃弾を浴び倒れた。
玉の入ったバッグは砦の上にいた仲間の手に届いたり、届かなかったり
ミュージカルだとハラハラするシーン。

原作では、ひとり15発ずつ増えたと記されている。

行き場のない浮浪児の彼は短い人生を生き切っていた。




公園で
最初にコゼットを見つけた時には
気にも留めなかったのに
マリウスが、半年ぶりに彼女を見かけた時、
少女はラファエロ描くところの
聖母のように美しく変わっていた。

そこの表現が面白いので、そのまま参照。

~木版挿絵で読む名作の背景~

マリウスがベンチの脇を通りかかると
娘がふと目をあげた。

それは、淫蕩な女の流し眼よりももっと危険な
現在の純潔と将来の情熱を含んだまなざしだった。



命を救われたことを知るまでは、
バルジャンを怪訝に思っていたマリウス。
最後には真実を知り、バルジャンを赦し、
尊敬へとその気持ちが変わるけれど
時すでに遅し…
バルジャンはコゼットとマリウスに看取られて息を引き取る。

マリウスは、自分をゆすりに来たテナルディエに毅然と対応する。
「アメリカにでも行ってしまえ」と叩き出されたテナルディエは
言葉通り渡米し、後に奴隷商人となったという。

宿屋のオヤジのテナルディエは憎めない小悪党だけど、
奴隷商人と聞くとそんな悠長なことは言ってられなくなる。

それにしても、
生きるためなら手段を選ばないのもここまで徹底するものか。






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最終更新日  January 13, 2016 12:06:29 AM
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