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April 3, 2015
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カテゴリ:映画・テレビ・本
寝ずの番

製作年:2006年 マキノ雅彦(津川雅彦)監督

2度目。

最初に観たのは何年前だったかな。
何かの映画を観たときの予告で
お通夜の席で亡くなった人を両脇から抱え
ラインダンスのようにしていたのが衝撃的で
DVDを借りた気がする。

あらすじ

津川雅彦が、「マキノ雅彦」名義で監督デビューを果たした
痛快艶笑喜劇。
大物落語家の通夜の席で繰り広げられる人間模様を
ユーモアとペーソスを交え綴る。

上方落語界の重鎮、笑満亭橋鶴が
いよいよ臨終のときを迎えようとしていた。

ところが
そこで弟子たちはいかにも咄家らしい粗忽ぶりを発揮し、
思いもよらぬひと騒動が巻き起こる――。

ともあれ、こうして橋鶴師匠は亡くなり、
お通夜の席には弟子はもとより、
故人をしのんでゆかりの人々が続々訪れる。
いつしか思い出話に花が咲くのだったが…。


nezunoban

最初に観たときは、落語の「らくだ」を知らなかった。
歌舞伎で「らくだ」を観る前だったと思う。

今は、お陰様で「らくだ」のすじもわかるし、
(歌舞伎の「らくだ」勘三郎さんや亀蔵さんで何度も観たので)

「え、それをほんとにやっちゃうんだ!」という驚きはあっても
師匠が得意とした「らくだ」を「かんかんのう きゅうれんす♪」
と踊る弟子の想いも伝わってくる。

映画が面白くないか、面白いかは
観る側の世代や知識で変わってくるものだと今更ながら。

共演者も豪華。

とりわけ印象に残ったのは、
おかみさんの富司純子さん、麗しい!
それだけじゃない!キャラがなんとも奥深い。

そして一番弟子の笹野高史さんは、
冒頭の臨終シーンで、とんでもない聞き違いをするんだけど、
突飛な発言をまことしやかに、説得するところが絶妙。

そして、
それを受けて立つ、弟弟子の中井貴一、木村佳乃夫妻が最高(^^)/

弔問客として勘三郎さんも一瞬姿を見せてくれる嬉しさも…

津川さんと朝丘雪路さんの娘さんの真由子さんが出演している。
お二人のお嬢さんとしてバラエティー番組で見ることしかなかったけれど
若い弟子の奥さん役がとっても良かった。

超個性的な人々の中で、彼女の初々しくて、自然な感じが映えてました。
「パッチギ!」で覚えた木下ほうかさんもお弟子さん役。

逆に堺正章さんの登場シーンは、下ネタだらけなのに、
それさえ品があるように見せちゃう役者さん達の底力が凄い!

もちろん監督や脚本の力もあるからでしょうけれど、
そこがなんとも魅力です。



寝ずの番 特別番

橋鶴師匠のモデルになった松鶴さんを知らないのが残念。
知っていたら、もっとこの映画を楽しめたでしょうに。
芸はもちろん、面倒見がよく、人柄も素晴らしかった師匠だったそうです。

私の知っている松鶴さんは鶴瓶さんの語ったこの落語だけ。

思いがけず、笑福亭鶴瓶さんの落語





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最終更新日  April 15, 2015 02:45:44 PM
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