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今日、もらった感動へのお礼を綴りたい。
そう思って書いていると嬉しさがよみがえって
笑っているうちに楽しくなる。
読み返した時、また嬉しくなる。
だから、明日が楽しみ!

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October 23, 2019
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カテゴリ:舞台【音楽あり】
2009年の初演で感動しました。

なかなか行ける日がなくて、

千秋楽が近くなって
あわててチケットを探し、

ご縁があって
前の方の良い席で観ることが出来ました。



10年ぶりの再演

この10年の間に
役者として力をつけた井上を芳雄さんを観られて
ほんとうに良かったです。

「舞妓はレディ」の好演で好きになった
上白石萌音ちゃんを
観たかったのも
理由の一つでした。


石原さとみちゃんの瀧子が
あまりにも良くて
苦手な女優さんだったのに大好きに変わった

(ドラマの「ヴォイス」でちょっと兆候があって
 同じ年のこの舞台ですっかり!
「アンナチュラル」は、ほんとに良かった!)

そんな瀧子役でしたので
それを超えるのは難しいと思っていたのですが


石原さとみちゃんは

意外性がまずあっての
瀧子のいじらしさ、
ひたむきさが可愛かったのですが



萌音ちゃんは、
その時代から瀧子が抜け出てきたような瀧子で

「ああ、この人は良い舞台女優さんだなぁ」って
(しかも、歌唱力もgood!で言うことなし)


若い女優さんの中に
観たくなる人、
好きな人が出て来て良かったなって
そんな思いでいっぱいになりました。

小柄なんですがね、
存在感ある。

まさに小さな大女優さんでした。



銀河劇場のまわりのこと

イーハトーボの宮沢賢治を演っている井上さんが大好きです。

この役はシリアスでやるせないんだけれど、

そこに必死に取り組む
「役者として、人間としての井上芳雄」が
好きだなって思います。

神野三鈴さん、高畑淳子さん、山本龍二さんに
この作品でこの役で
再びお会い出来て良かったです。


知りぬいた四人が居たから、
若い刑事さんの役の土屋佑壱さんも、

萌音ちゃんも
作品の世界に入りやすかったと思うのです。

六人の誰が欠けてもいけない。

悪い人に見えたり
自分を苦しめる存在だったりしても、
助けてくれる存在に変わる時もある。

心に響く言葉を言える人の良さも
黙って見守ってくれる人のありがたさも
同時に描いてくれるから

居なくていい人なんていないよ。
あなたがそこに居ないと困るんだって

そう思えるから
こまつ座のお芝居は好き。

小曽根さんの音楽も欠かせない登場人物。


後日、「組曲虐殺」のCDを買う為だけに
モノレールに乗って天王洲アイルの銀河劇場へ行きました。



前回のキャストの録音だけど、

さとみちゃんの声を聴きながら
さとみちゃんも萌音ちゃんも
一緒に想い浮かべましょ。

音楽は素晴らしいけれど、

好きな曲も多いけれど

舞台での間奏は不協和音というか
不安定な旋律もあって、

笑いながらも
凄惨な最期へと向かう舞台を
象徴するようでした

築地署で多喜二が拷問を受けた時間と
私たちが舞台と接している時間は同じくらい

ゾクゾク、ヒリヒリする
落ち着かない感じをも表していた
音楽はみごと!

もうペンを持てないようにって、
指を折ったのなら
殺さなくても良かったじゃない!


三鈴さんと淳子さんと萌音ちゃんが
あれほど愛した
その人を。

この憤り、無念さは
どれだけ時間が経っても消せません。



ミュージカルの井上さんが好きだけど、

「組曲虐殺」は重たい作品なので、と
観るのを躊躇していた方から
譲っていただいたチケット。

今度は
譲ってもらえなくなるかもしれないけれど、
あえて、申し上げます!!

「今度はご自身で観るべきですよ、
役者 井上芳雄にさらに惚れちゃいます。」

「組曲虐殺」ホリプロ 公式サイト





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最終更新日  July 30, 2020 12:02:51 AM
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