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テーマ:浮世絵の世界(183)
カテゴリ:MUSIC+ART
早く行かないと終わっちゃうよ! とせかされて 三菱一号館美術館へ 国芳のお弟子さんの中でも とりわけ有名、優秀なふたり 芳年と芳幾 いつでも行けると思っていて 実は はじめてだった三菱一号館美術館 充実の内容でした! ってか 数 多すぎ(^-^; 印象的だった作品は やっぱり コレ 「藤原保昌月下弄笛図」 「浮世絵night」で取り上げられ 芳年の存在を意識した絵 頼光と共に酒呑童子を退治したひとり、保昌。 笛の名手でもあったそうな。 そして盗賊が襲い掛かろうと身構えている図。 隙を与えなかったばかりか、気圧された盗賊を 家にあげて衣服を与え、もう盗賊などするなと 諫めたって カッコいいでしょ エピソードもこの静かだけど 力のある絵がスキ 「矢嶋大合戦之図」 実は壇ノ浦で女性は建礼門院徳子、男性は義経。 二人が出会ったという史実はないけれど 注目された二人ゆえ 出逢って そして...と 想像を膨らませたようですよ 「羅城門渡辺綱鬼腕斬之図」 有名な綱の鬼退治ですが この迫力あるアングルがね スゴイ!と思っちゃう 等身大パネルがあるので なんだろうと思ったら 芳年と芳幾を取り上げた漫画があったようです 芳幾は新聞を発行 状況を伝えるための 挿絵を描くようになったんですね 芳幾を「器用ではあるけれど覇気に欠ける」と評した国芳。 芳年のことは 「覇気はあるけれど、器用さに欠ける」と。 師匠の親心的にはそうでしょうが 標準的な人が二人いるより 個性が異なる才能がぶつかり合って 切磋琢磨したお陰で 私たちは恩恵に預かっている気がします しばらく見られないから写真を!と思ったけれど 雨! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
September 7, 2023 01:15:34 AM
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