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テーマ:ショートショート。(573)
カテゴリ:書き物
ちょっと哲学的な考えに落ち込んでいる悪魔くん。自分は何だろう?自分はどうしたらいいの?等々・・・珍しくお悩みモード。
悪「ボク、自分がなんだかわからなくなっちゃった。」 天「俺を信じろ」 悪「信じてないことはないよ。でもさ・・・ボクは何もしてないなし・・・・」 天「素直じゃないなぁ。」 悪「君に言われたくない。自分だって、ひねくれ者で頑固じゃないか。」 そこに天使くんの彼女が・・・ 彼女「お二人とも、よく似ていらっしゃるわよ。そっくり・・・」 2人を知る彼女の一言に、大きくため息をついた天使くん。 天「俺はお前。お前は俺。俺たちは相棒だ。ずっと二人三脚でやってきたじゃないか」 悪「それは・・・そうなんだけど、ボク、自信がないんだよ、自分に。君たちがあまりにも偉大で・・・」 天「ばかやろう、それを言いやがったな。怒るぞ。」 悪「ゴメン・・・(でも本当にそうなんだよ。君が嫌でも・・・)すこし、素直になるよ」 このやりとりを見ていた彼女。 彼女「相棒ね・・・いいわねぇ、男の友情って」 悪「一応わたし、女ですけど・・・・」 天「そうだっけ?どーりで男らしくないと思った。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年03月11日 12時04分52秒
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