音屋です

　第九の音取りが始まった。あと３ヶ月の間に、ドイツ語・英語２曲・日本語と、４曲仕上げることになる。内２曲は経験済みのメンバーがほとんどなので助かるが、初めて歌う新人さんメンバーにとって、４曲はかなりの負担だ。

　昨年の第九を歌ったときより、今年はソプラノメンバーが若干減った。アルトは充実。と言うことは、私は当日どうしよう・・・・。ソプラノ？でもさすがにシはでないし・・・。会場で見ていようかなぁ・・・・。見た目にもバランスが悪かったら、口パクでソプラノに立っていようか・・・。それとも黒のスーツ着て、テナーに混じるか・・・・。（昨年はアルト）どのパートでもいいが、今年は自分の練習する時間無いかも・・・。

　私が以前からやりたかった曲、「O Holy Night」。私の手持ち楽譜は女声２部と賛美歌集。男声の負担も考えて、混声３部にしたかった。以前、探したときに確か見かけた・・・と思い、午後から渋谷へ。

　しかし残念ながら、売り切れてしまったのか、ない。ため息・・・・。最近、物事がかみ合わないことが多く、またか・・・と落ちこむ。何のためにここまで来たのか・・・。仕方ない。大好きなオランジュというチョコや、美味しそうなお総菜を買って帰る。買い物に来たと思えばいいか・・・・。

　自分で編曲するのが一番か・・・・。と考えているうちに、やっぱり混声４部。どうせ作るなら、ちゃんとした形（混声３部がちゃんとしていないという訳ではないが）にしたいと、編曲に取りかかる。土曜日までに音取りＣＤも作ってメンバーに配らなければならないのに・・・・。猫の手でも借りたい心境だ。

　最近思う。私は何のためにやってるんだろうって・・・。仕事として音楽をしているつもりでも、ギャラの出る仕事はわずか。自分のため？のほほんとお気楽に生きてきた自分が情けない。