テーマ:山登りは楽しい
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20日(土)
夏になると涼しさを求めて滝を見に行こうと 田立の滝へ 田立の滝は今回で5回目、初めて登ったのが2001年6月 2回目は2014年8月 この2回はいずれも滝より奥の天然公園まで足を延ばしています。 若かったのですね~~ 3回目2020年8月は不動滝まで、 4回目2023年9月は道路崩壊で螺旋滝で引き返しています。 もう道路崩壊も修復されているだろうと、ちゃんと調べもせずに出かけたら やっぱりまだ道路は修復されていませんでした。 去年に続いて今年も螺旋滝まででした。 登山口の粒栗駐車場の手前で、雨が降ってきました。 それもポツポツじゃなく、ザーザー振りで仕方が無いので 3~40分車の中で待機です。 そのうちに10名くらいの団体さんもやってきて 屋根のあるベンチで雨宿り。 ![]() 簡単な絵地図ですが、これだとすぐに滝にたどり着けるように思えますし 散策道だと思ってしまいますが、実際は登山道です。 おまけにこんな雨の後は梯子が歩きにくく、余計に時間がかかるので 看板の標示時間は全く信じられません。 団体さんが行った後を、ゆっくり支度して出発です。 ![]() トイレの横にクマ注意の看板 ![]() 大滝川の横の森はきれいな緑 ![]() 原生林と緑の葉は、空気まで緑のようです。 しかし、気分の良いはずが 小さな虫(たぶんブヨ)が顔の周りにまとわりついて 結局、おでこと左ほっぺ2か所、合計3か所刺されてしまいました。 ![]() この階段を登れば山道 ![]() ヤマアジサイ ![]() しし岩 岩の上にも木が生えています。 すごい生命力です。 ![]() 熊除けの鐘 カンカンとうるさいくらいならしました。 クマ迷惑ですね~~ この後、登山道は急斜面をジグザグに登って高度を上げます。 ![]() 古い梯子の上に、アルミのメッシュの板で補修されています。 この補修なら安心して歩けます。 しかしサウナのように蒸し暑くて 爽やかそうな景色ですが、汗が滝のように流れます。 ![]() 巨木と巨木の間に、梯子 右下は大滝川への絶壁で、山腹をへつってつけられたこの梯子が無ければ どうやって行くのかしら・・・ ![]() 「もみたろう」 最初の名前が付いた巨木です。 この説明で、ツガの木とモミの木の違いが良くわかりました。 ![]() モミの木の巨木 ![]() 直角の木 私が勝手に付けたなまえ ![]() こういう橋はちょっと危険 なぜなら板がフラットに敷き詰められているので滑ります。 板敷の橋が連続します。 ![]() 特に雨の後は板が濡れているし、ここは日が差さなくて 板に苔がついていてその苔が滑ります。 今回は雨のすぐ後なので滑る、滑る・・・ ![]() サワラ大師 雨の後なので幻想的な「もや」がかかっています。 ![]() 同じサワラ大師の木 帰りに写したもの、同じ場所とは思えません。 ![]() この木もサワラ大師と同じくらい大きくて ハグハグして、英気を貰います。 KIKIが細く見えますね ![]() 昔からのはしごですが、これがメチャクチャ怖くて ビビりながら通過 ![]() これは完全に壊れています。 山の縁の土の上を歩きました。 ![]() これも濡れていて、怖い怖い 出来るだけ木の上に乗らず、左の土の上に足を乗せました。 ![]() 「ひのきイチロー」 根元の大きなこぶまででっかい 熊除けの鐘をガンガン鳴らして・・・ クマがうるさいぞ~~と怒ってくるかな ![]() 「まきちゃん」 マキの木で、それほど太くないように見えますが 扁平で、私が立っている方から見たら幅が太くて カメラの方からは細く見えます。 ![]() 不動岩展望所 木の間を見上げていますが ![]() ガスガスで何も見えません・・・ ![]() ![]() しかし、帰りには不動岩が見えました。 (帰りの写真) ![]() ズームで岩をしっかり確認 巨大な一枚岩です、木の大きさからどれほど大きな岩かわかります。 あの岩の上が展望台で、あそこでのランチはすごい展望でした。 今日もあそこには行けなかったですね。 ![]() 壊れた梯子の横をおそるおそる通過 ![]() この先のはしごも完全に斜めになっていて その上に足を置いたら、谷へすべり落ちます。 左の山の際の土の上に、かろうじて足を置いて通過 ![]() この梯子はメチャ怖く途中の板は腐っています。 ![]() 補修されている所は安心して歩けます。 ![]() 「つがえもん」 ツガの木ですね。 ![]() またまた嫌な梯子です。 ベトベトに濡れていてツルツルに滑ります。 ![]() これは木が朽ちて足を乗せる勇気がありません。 右の山際の土に足を乗せて歩きました。 螺旋滝の先で通行止め ![]() 螺旋滝 螺旋滝まですごい斜面の激下りで 濡れた山土が滑る滑る ものすごい斜面を下りてやっと螺旋滝 滝に近づく勇気も無くて、ここからは撤退しました。 螺旋滝の先の通行止めまででもすごい梯子の状態でしたので それ以降はもっとすごい状態なんでしょうね。 早く補修して欲しいです。 「日本の滝百選」にも選ばれている滝がいっぱい連続するさまは素晴らしく ちゃんと登山の格好で行かなくてはいけませんが なかなか見ごたえがあります。 こういう過酷な条件の補修は大変でしょうが、ぜひお願いしたいものですね。 雨の後の蒸し暑さに閉口しながら帰ってきましたが 年々記録的な猛暑で、地球全体が沸騰しているとしか思えません。 生物の生育にも影響する環境異変がこの先も続き、助長されるとなると、 この素晴らしい自然がいつまで維持されるのかと 心配でなりません。 週に一度、山に登って自然に触れ合う生活をしていると 生態系への影響を考えずにはいられません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.07.24 19:13:21
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