冬の散歩・・・瀬戸 海上の森と物見山
10日(日)メチャクチャ寒いこの日は、朝ゆっくり出発できる地元の山にします。海上の森は、はじめ愛知万博の予定地で山全体をつぶして愛知万博会場にする予定だったのを地元の地主たちの大反対を受けて計画を大きく変えた結果貴重な里山が今日まで残ったのです。2018年秋に鈴鹿の山の下山中に骨折して入院・手術の後、リハビリで何度かこの海上の森を訪れてこんにちのように普通に歩けるまでに回復した私にとって忘れられない、感謝の森でもあります。海上の森センタースタートがゆっくりだったので、すでに駐車場はいっぱい状態です。17時まで戻らないと、閉門します。集落の方へ少し歩いたら右の森に入ります。五輪塔へ立寄ります。尾根に乗ったらひだりへ 五輪塔誰をまつっているのか?わかりませんがおまいりします。標高は低いのであまり展望は良くない海上の里へ向かいます。五叉路を右へ掘割状の登山道落ち葉をサクサク踏みながら右からやって来ました。通行止めの方には行かず前進します。写真には誰も写っていませんが、今日はたくさんの人とすれ違います。やはり駐車場に車がたくさん停まっていたはずで皆さん運動に来ているのですね。海上の里の手前のため池は凍っています。今日は風は無いのですが、とても寒く陽は出ていても、このため池の氷は融けません。獣除けの扉を開けて、海上の里へ入ります。田んぼの中の一本道を進んで弘法堂獣除けの扉をあけて入って来ました。海上の里全景真ん中の建物が「里山サテライト」です。海上の里のシンボルで、色々なイベント会場でもあります。里山サテライトから物見山を見てズームで物見山の山頂をみて海上砂防地へ向かいます。海上砂防地は瀬戸の大正池と言われたほどの湖面と立ち枯れの木が神秘的なところでしたが全く水が有りません。一番底の川に少し水が流れているだけで乾ききった湖底の土が割れて、すごい状態です。夏に水が戻って来るのでしょうか・・・市道車止めから篠田砂防池に向かいます。(写真のゲートの向うは物見山へ、篠田池へは左へ行きます)今まで篠田砂防池は行ったことが無かったので興味津々。近道の表示を無視して林道を進みます。行けども行けども、池に着かない変だね~~間違えようがない一本道なのに・・・近道との分岐に到着帰りはここから近道で帰りましょう。(笑)お腹が空いたので、ここは日当たりが良く風も来ないのでここでランチタイム。お腹いっぱいになって再スタート篠田池南の分岐から少し下ります。おお~~きれいな池です。水が有ります。ここまで来て水のある池を見て満足、満足。次は物見山に登ります。先ほどの近道との分岐から近道を通ります。きれいな水の沢を渡って森の中の良く踏まれた道(はじめからこの道を歩けばよかったね)心の声です。あっけなく眼の前の林道に合流次は物見山へ、林道を歩いていきます。木で作られた砂防ダム温かみがありなかなか感じが良いですね、コンクリートより見た目は良いです。つづら折れの林道を1.2Km歩いたら物見山山頂へ取り付きます。真正面の階段をやめて、右の山に入っていくと山頂へまっすぐの尾根物見山山頂(327m)広場は誰も居ません瀬戸のデジタルタワーが真正面に見えています。右のデジタルタワー、真ん中に光っているドーム、枝の向うに名古屋駅前ビル群下に里山サテライト(かたりべの家)が見えています。誰も居ませんね3時過ぎになりました、大急ぎで海上の森センターの駐車場へ帰りましょう。昼過ぎの山の中はすでに薄暗く朝たくさんの人に出会ったのに、物見山の帰路に出会ったのは一組のファミリーだけ。冬の散歩はこの程度ですが、充分楽しめますね。海上の森センターから色々なルートで歩ける海上の森は里山、砂防池、古民家、などを植林や自然林の中を歩いて訪れることが出来る貴重な自然です。私にとってもリハビリに訪れた思い出の地でもあります。このままこの貴重な森を次世代に残してほしいと思います。