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KIKIの山行き・・・ 山と山の花

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2006.11.08
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カテゴリ:カテゴリ未分類
名神高速道路、米原JCTの南、彦根ICの東に位置する

鍋尻山(839m)と高室山(817m)の紅葉を期待して行って来ましたが

結論から言うと全然ダメでした。

以前6年前に登った時はなかなかの紅葉で、途中の廃村のたたずまいと共に

山頂よりもふもとの景色が、印象に残った山旅でした。

今回もほとんど同じ頃に登ったのですが・・・10月の気温が暖かすぎて

紅葉になっていませんでした。


前回は、岐阜県養老郡上石津町から時山を経て、廃村のを超えて

保月の登山口から鍋尻山に登りました。

この道は今でも車で通り抜けることが出来ません。

関が原の戦いで、西軍の島津藩の軍が敗走するときに通った道で

今でも毎年8月はじめに、鹿児島から島津藩の子孫達が

先祖をしのび、この道を行軍するそうです。

下山してお寺の境内でお昼ご飯を食べていたら、この保月の村に家を持つ方が

久しぶりに帰省していて、お話してくださいました。

この保月の集落は、今では一軒だけ老夫婦が住んでいるそうで、

ほかの家は空き家になっています。

持ち主の方は町に住んで、時々別荘のように使っているそうです。

世に「島津越え」と言われる、この道沿いの村は

廃村の危機にさらされているのです。

五僧もすでに家々もなく、家のあった辺りに陶磁器の破片が

転がっているのでもと村があったと分かります

今回は滋賀県の国道306から廃村になっているの集落を通り

伊勢神宮の神木が生えている杉越峠を通って、保月の集落に入りました。

廃村のたたずまいと紅葉はぴったり!!葉

それを求めていったものの・・・

でも残念な事に紅葉はいまひとつ、早かったのか今年はダメなのか。



鍋倉山は廃校跡の正面、お寺(名前を見なかった)の横の植林から登ってゆき

すぐにカヤトの茂る展望の良い尾根になります。

烏帽子岳と三国岳
                これがカレンフェルト上矢印
《一番遠くに見えるのが烏帽子岳と三国岳》

鈴鹿の北に位置する烏帽子岳と三国岳(岐阜県・滋賀県・三重県にまたがっています)

が見えています。

この山は石灰岩で出来たカレンフェルトが点在しているのが特徴です。

山頂の手前はマユミ葉の木が群生していて丁度満開でした。

マユミ

山頂から北側に霊仙山(1094m)の雄姿が見えたのが救いでした。

お弁当を持たずに登ったのですぐに下山です。

霊仙山

《霊仙山》


鍋尻山山頂
《鍋尻山山頂の三角点》

高室山
《右奥のなだらかな山が、次に登った高室山》

鍋尻山
《林道から見た鍋尻山》

三本檜と地蔵堂
《林道の途中に、大きな三本檜に囲まれたりっぱな地蔵堂》

檜とスキンシップ
《あまりの大きさにスキンシップです》
りっぱな地蔵堂は保月の村の人の寄進です。


次に途中から未舗装になった、高室林道をどんどん進んで高室山に登ります。

檜の植林の中を、ほとんど直登でなだらかな道を行くとすぐに山頂です。

さっき登った鍋尻山とその向こうに霊仙山が見えています。

霊仙山の向こうには、うっすらと伊吹山の山頂部が見えていましたが

写真には写りませんでした。


高室山
《鍋尻山と霊仙山》

以前はNTTの施設があったようですが今は無く、三角点も無い山頂です。


高室山山頂からの御池岳

南東に鈴鹿の御池岳と鈴が岳が見えていました。

今回も残念ながら、紅葉は載せられるようなのがありませんでした。

高い山は別にして、きれいな紅葉に今のところ出会えていません。

10月の異常に高い気温が良くないということです。

さて今週の土曜はどうでしょうか・・・

今週は「ミイラと紅葉」というテーマで山に登ります。






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Last updated  2006.11.09 00:34:43
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