2195183 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

KIKIの山行き・・・ 山と山の花

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2015.08.13
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類

大沢の雪渓を登って花畑で鮮やかな色の花々を見ながら

羅臼平に到着してホッとするも

羅臼平から見た羅臼岳は、山頂の岩のゴツゴツが荒々しく

猛々しい感じがして近寄りがたくそして山頂までの距離の長そうなこと!!

DSCN1519s.jpg

この羅臼平でテントを張るときに、

ヒグマに人間のエサの味を覚えさせないために、

夜寝るときはテントから離れたこのフードロッカーに入れることになっているのです。

カギがかけられるようになっていて、クマは開けられないようになっているのです。

KIKIは日帰りだから使う必要はないけれど、

縦走するためにテントを張る人にとっては

クマの命と人間の命を守るために必要ですね。

ウトロの道の駅のトイレには、人の食べ物の味を覚えたために

野性を失って死んだクマの話が貼られていました。

動物のすみかの近くに人が侵食すると、結局動物が絶滅に追いやられるのですね。

共に共存していけたらいいなと思います。

(世界遺産に登録されて、ヒグマがより生活しにくくなったでしょうね)

DSCN1518s.jpg

メアカンフスマ(ナデシコ科タカネツメクサ属)

明日登る雌阿寒岳に咲くので名前がついています。

チョウカイフスマに似ていますが、より小さい。


羅臼岳山頂を目指してハイマツの中を進みます。

DSCN1523s.jpg

ハイマツの足元に リンネソウ を見つけました。

初めて実際に見る花です。

たぶん今までは小さくて目に入らなかっただけでしょうね。

DSCN1528s.jpg

少し近づいたかしら?

ゴツゴツの岩肌がはっきり見えて来ました。

DSCN1534s.jpg

イワブクロ

東北の鳥海山や岩手山で群生していたと同じように群生しています。

 下山してくる人にあとどのくらい?と尋ねたら

あと「ふた頑張り」ですと言われた

ひと頑張りなら元気がでるのに、ふた頑張りは辛いな~

でも気を取り直して岩清水を目標にがんばるぞ~

DSCN1540s.jpg

メチャクチャ美味しい岩清水

DSCN1538s.jpg

上に沢も無いのに岩から滴り落ちる水は真夏でも枯れないそうです。

ゴクゴク飲んで生き返りました。

なんだか雲行きが怪しくなって来たので先を急ぎます。

DSCN1549s.jpg

チシマクモマグサ

中部山岳には変種のクモマグサがあります。

奥穂高岳のザイティングラードで見て以来で、好きな花の一つです。

DSCN1554s.jpg

一番奥の岩の積み重なりが山頂です。

DSCN1556s.jpg

雲が多くなってきましたが知床連山すべてが見えています。

一番奥の左の尖がりが硫黄山でしょう。

DSCN1559s.jpg

もう少しで山頂です。

この頃先に登ったグループが早々に下りて来ました。

山頂は狭いので食べる場所も無いし、すごい風で立っていられないからと。

DSCN1561s.jpg

あと少し

DSCN1572s.jpg

羅臼岳山頂(1660m)

岩の積み重さなった1畳くらいの狭い山頂

ものすごい風で帽子だけでなく私も飛ばされそう。

DSCN1564s.jpg

持たれている岩まで揺れているような・・・

立っているのが難しいくらい

先に登った人が早々に下りて行ったのがわかります。

DSCN1569s.jpg

ウトロの町が見えている(もちろんズームです)

写真だけ撮って早々に下します。

DSCN1576s.jpg

知床連山の三ツ峰の方向もあっという間にこんな状態

湧き上がるガスに囲まれて羅臼平も見えません。

山頂を下りようとしたら雨が降ってきました。

お昼ごはんを食べそこねたのでハイマツ帯まで下りて

ハイマツの陰で雨を凌いで食べて

大急ぎでカッパの上だけを着て下山します。

羅臼平で弥三吉水でであった外人さんに手を振って別れを告げたけど

天気が崩れたからこの先どうするのかしら?

夕べ温泉で見たテレビの天気予報は何だったんでしょう。

曇り時々晴れだったのに・・・

もう必死でどんどん下山しますが雨足はだんだん強くなり

もうヤケクソでカッパのズボンも履かないでそのまま下山します。

大沢の雪渓も必死で下り

樹林帯に入ったらもうカッパなぞ意味が無いくらい中も濡れています。

こうなったら早く歩いても遅くてもおんなじ

(なんて言ってるけど、早く歩けないだけ)

覚悟を決めて登山口の車まで下りて来ました。

濡れた服を着替えたくてホテルのお風呂に直行です。

その後ウトロの町での夕食も食べるところが無くて

やっている店はお客が並んでいます。

ラーメン屋の並び客が少なかったのでそこで夕食にして

真っ暗な中を次の山のために摩周温泉目指して進みます。

百名山91座目の羅臼岳は、あわただしい下山でしたが

登りにじっくり楽しんだから良しとしましょう。

最終は雌阿寒岳と阿寒富士です。

続きはまた後ほどです。













お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2015.08.13 16:00:34
コメント(6) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X