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KIKIの山行き・・・ 山と山の花

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2016.06.28
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27日(月)は高嶺(タカネ)に登ってきました。

長野県平谷村のシンボルの山です。

以前からこの山の名前は知っていましたが、登る機会がありませんでした。

ブログ友の脱力さんがスノートレッキングに登られたのですが

積雪時期はノーマルタイヤのKIKIの車では無理です。

ですので、この時期梅雨の合間の晴れを選んで登りました。


道の駅「信州平谷」から合同庁舎前から諏訪神社前の村道を歩き

DSCN9282s.jpg

登山口に到着

登山口の表示より大きな「平谷大滝」の看板が目立ちますね。

看板に釣られて、平谷大滝へは下山後行って見ましょう。

片道3.2Km 往復5時間と書いてあります。

DSCN9283s.jpg

登山道入り口から林道を少し歩いたら、右の沢を渡ります。

DSCN9284s.jpg

ここから緩やかな山の道になり

フカフカで膝にやさしい道を登って行きます。


DSCN9286s.jpg

しばらくしたら急登になりますが

登り約3時間だからのんびりゆっくり歩きましょう。

DSCN9288s.jpg

ヒノキの植林ですが木がまだ若く明るい。


DSCN9289s.jpg

コアジサイ


DSCN9293s.jpg

下界が見えるところでひと休み

平谷村が見えています。村の真ん中を通っているのは国道153号です。

DSCN9294s.jpg

林道に出ました!

舗装された林道は高嶺の山頂まで続いているのです。

林道を横切って山への取り付きに、たくさんの杖がぶら下がっています。

DSCN9295s.jpg

手作りの杖がきちんとぶら下がって

御自由にお使いくださいと書いてあります。

なんだかうれしい配慮ですね。

DSCN9296s.jpg

ルートはこのあたりから背丈ぐらいの笹が出て来て

まだ藪漕ぎほどではないけれど、ほっておくともっと茂るだろうな

と思っていたら下山時にはきれいに刈り取られていました。


DSCN9373s.jpg

「高嶺のブーナス」

巨大なブナの木です。美人のブナの巨木だからビーナスをもじって

「ブーナス」なんだね~~なるほど


DSCN9372s.jpg

見れば見るほど立派なブナの巨木です。

この森一番の木ですね。

DSCN9305s.jpg

あれれ、目の前にカーブミラーが見えています。

ということで、またまた林道に合流

横切ってまた山に入って登ります。


DSCN9306s.jpg

サワシバの果穂が頭の上に垂れ下がっています。


DSCN9309s.jpg

またまた林道を横切って山に入って行きます。

これで林道を3回横切ったのです。


DSCN9310s.jpg

このあたりからもう高い木が少なくなり

足もとに1cmほどの小さな花が・・・なんて名前?

(・・・ヒメハギだとhimekyonさんに教えていただきました~~グッド


DSCN9314s.jpg

なんだか山らしからぬ、人工物が目の前に現れました。


DSCN9315s.jpg

どうやら完全に山道から抜けたようで舗装道路の突き当りには

プレハブの管理棟があります。


DSCN9321s.jpg

長者峰に展望舎と三角点があります。

DSCN9326s.jpg

三等三角点の横から蛇峠山を見ています。


DSCN9328s.jpg

長者峰(1573.6m)

三角点はこの長者峰にあり高嶺(1599m)にはありません。

今日は天気が良くすごい展望です。

DSCN9333s.jpg

左奥に恵那山、右端は大川入山です。


DSCN9334ss.jpg

パノラマで写してみましたが小さくてわかりにくいかな?

左の大きな木の右に見える山が恵那山です。

上の写真と照らし合わせてみてください。


DSCN9336s.jpg

大川入山の尾根の向うに、左端から仙丈ケ岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳、塩見岳

一番右端の大きな山が悪沢岳(荒川東岳)でしょう。


DSCN9337s.jpg

ほぼ真ん中の聖岳から光岳など南アルプス一望です。

もっとすごい倍率のカメラならすごい展望の写真が撮れたでしょうね。

ランチの時間には早いので、荷物をデポして

高嶺山頂(1599m)まで行って見ましょう。

DSCN9341ss.jpg

南側には形の良い茶臼山(1415m)が目立ちます。

愛知県では一番高い山です。

その右奥に明神山が見えています。

登った山や知っている山が見えたらうれしいものです。

ほとんど水平な気持ちの良い稜線歩きしながらルンルン歩いていくと

上空にパラグライダーが3っつも飛んでいます。

この山の南斜面から飛び立ったようです。

気持ちよさそうにゆったり飛んでいるのを見たらやりたくなりました。

(登山が出来なくなったらやろうかな~と言ったら

無理と一言で却下されてしまいました)

DSCN9346s.jpg

山の上とは思えないような道です。

ただしゲートがあってここは許可のない車は入れません。

ずっとむこうに目標の高嶺が見えています。

DSCN9351s.jpg

高嶺の山頂へ最後の登りです。

DSCN9353s.jpg

アザミ

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シロバナノニガナと普通のニガナが仲良く咲いています。


DSCN9367s.jpg

高嶺の山頂(1599m)


DSCN9360s.jpg

気持ちの良い山頂です。

ベンチもあり、ここでランチを食べても良かったわ~~

DSCN9365s.jpg

平谷の村を見ながらしばし休憩

ゆったりと飛んでいるパラグライダーを見ながら同じ道を戻って

長者峰の展望舎でランチタイム

DSCN9370sp.jpg

ガラス張りの展望舎は風が通って暑くなく

ゆっくりランチタイムです。

KIKIの後ろは大川入山です。

食べ終わった頃、林道を車でここまでやってきた

名古屋からのご夫婦としばらく話をして

我らは自分のアンヨでトコトコ下山します。

いつの間にか管理棟前には軽トラックが5~6台停まっていて

その横で作業をされた方がお昼ごはんを食べています。

その方たちがなぜ集まっていたのか、下山道でわかりました。

登山道を整備してくれていたのです。

下山では背丈ほどの笹も刈り取られ

もっと広く歩きやすい道になっていました。

感謝・感謝です。


DSCN9376s.jpg

平谷大滝の標識に導かれてやってきました。

DSCN9386s.jpg

車を停めて10分ほど歩いたら思ったよりも立派な滝が・・・

DSCN9381s.jpg

登山靴のままなので岩を伝って少し近くまで行って見ましょう。

滝の近くはマイナスイオンがいっぱい

涼しくて気持ちが良く、山だけでなく滝も見られたので

なんだか得した気分です。

DSCN9387s.jpg

帰りに先ほどの高嶺を見て見ましょう。

平谷村を見下ろす様に聳える高嶺は平谷村のシンボルで

村の人々に愛されてる山ですね。

手作りの杖といい、登山道の整備といい、

この山が地元に愛され

遠くからやってくる我らのような登山者にも優しい山だと感じました。

苔のついた岩も、危ないところも無く

フカフカの登山道は、先週白山釈迦岳で

長く厳しい山を歩いた膝にはとても優しい道で、

予想以上の展望に大感動の山でした。

思いがけない大展望に出会え、思いがけなく良い山に出会え

滝も見られてなんだか得した一日でした。

このブログを書いていると、じわりじわりと高嶺の良さが

感じられる山でした。






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Last updated  2016.06.28 22:02:06
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