テーマ:山登りは楽しい(12207)
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梅雨の合間をぬって 23日(金)と24日(土)に 二百名山の 志賀高原の岩菅山と 北信五岳の飯縄山に登ってきました。
岩菅山はこの時期はネマガリダケ取りの人が多い山だそうで 志賀高原のスキー場の間を過ぎて、山に入って行くと 確かに登山口に許可を受けた軽トラがいっぱい停まっていました。 用意をしていると地元のネマガリダケ取りのおじさんたちから 声を掛けられ岩菅山だと答えたらすごいねと感心されたのですが 確かに結構登りごたえのある山でした。 登山口は、すでに標高が1500mを越えているので ダケカンバの森の緑が気持ちが良い。 すぐに木階段を登って行くと 岩菅山まで4.3キロの標識が出て来ました。 小三郎小屋跡の分岐です。
ここからは、きれいな水の流れる用水路の横を歩きます。 用水路の縁には きれいな水の流れと 緩やかに歩いて行けるよ ルンルン♪ (〇〇さんからご指摘・・・サンリンソウ 葉っぱが違うな~と思ってました イチリンソウかな?とも思ったりしたのだけど、 でも花が小さくて・・・変だと思ってました、ありがとう)
こんな道ならいくらでも歩けるね タチツボスミレ 満開のムラサキヤシオ 今年はシロヤシオもアカヤシオにも会えなかったけれど ムラサキヤシオと出会えました。 雪渓が残っています。 荒板沢を小さな木橋で渡れば ここから山の急斜面に取り付き、沢から離れます。 ジグザグになった木階段で急斜面を登ります。 登り切ったら、ウソみたいに 広い勾配の無い林道みたいな登山道が続いています 。 こんな道なら楽チンだとルンルン進みます。 植林が無くて自然林の道は気持ちが良いのだ~~ しかしヌタ場が多くて、雨が続いたら大変でしょうね コミヤマカタバミは淡いピンク色 ツバメオモト おもったよりも花があってうれしい登山です。 このルートの中間点に到着 目の前にやっと岩菅山が姿を現してくれました。 本当はここが分岐の「ノッキリ」だとばかり思っていました。 看板を見て少々ガッカリ 堂々とした姿に見とれますが 思ったよりも遠くて、くじけそうになります。 そんな時は花を見て写真を撮って気を紛らせます。
今回はムラサキヤシオが慰めてくれました。
そして登山道にはイワナシがたくさんまだ花をつけています。 そしてやっと「ノッキリ」に到着 広場になっている分岐です。 志賀高原のスキー場の方から寺子屋山を越えてやって来る道との合流点。 ここにもまだ雪渓が残っています。 目の前に聳えているのは岩菅山山頂 一服したら元気をだして再び歩き出します。 白山の三ノ峰の登山道に似ています。 オオバキスミレの変種 ナエバキスミレだそうです。 同じ景色だけど確実に近づいています。 途中の岩場にハシゴみたいなのがあります。
カメラのズームで見て見よう。 やっぱり小さなハシゴです。 歩きにくい岩ゴロゴロの道を進んだら 4段の木のハシゴです。 無くてもあまり影響がないほどのハシゴです。 ハシゴを登りきって振り返ったら絶景です。 笹の中に自分の歩いてきた道が続いて気持ちの良いこと!!
ツガザクラ 北アルプスではよく見た花です。
ハクサンイチゲ よく見たら登山道の両脇の笹の中にハクサンイチゲがいっぱい イワカガミもいっぱい 山頂直下は岩がいっぱい
どっこいしょと岩を踏み越えたら 山頂広場に出ました。 石碑と祠と一等三角点がある広い山頂(2295m)です。 一等三角点
さらにこの先を進んだら裏岩菅山(2341m)が聳えています。
一番奥にうっすらと見えている、雪渓のある山は苗場山でしょう。
思ったよりも広い山頂広場 そして、なんと貸切です!! しかしすぐに単独の男性が登って来て、 その後、裏岩菅山から男性が二人下りて来ました。 結局、今日は我ら以外は 単独の男性二人と男性二人組と夫婦が二組です。
山頂の横に避難小屋もあります。
ミネザクラが丁度咲きはじめです。 日陰が欲しいくらいの良い天気に恵まれ ランチは木陰が無いので炎天下で頂きました。 いつも通りほぼ一時間弱山頂に居て そろそろ下山しましょう。
ミツバオウレン オオカメノキ 用水路まで下りて来たら なんとサンカヨウが用水路の横に咲いています。 行きには用水路と (サンリンソウに訂正)
大きなエンレイソウも立派
サンカヨウとエンレイソウが一緒に咲いています。
用水路沿いは気分が良く、良い山だったね~とのんびり歩いていたら 突然 ヒュ~~ バーンという花火と爆発のような音がするので なんだろうね?と固まってしまってキョロキョロ・・・ 再び歩き出したら、また同じような音がして なんだか猟銃で狙われているような気がして 走って走って・・・まるで戦争のように体をかがめて 逃げて逃げて、登山口の手前まで走って下りたのです。 ああ~怖かった~ あの音は何だったのでしょうか? その後スキー場まで車で下りて来たら スキー場のホテルの玄関前を 一頭の大きなサルが悠々と歩いて行きます。 そして次々とたくさんのサルたちが、 山からホテルまでおりてきています。 たぶんさっきの音は、サルたちを威嚇するための者だったのでしょうね。
単線の長野電鉄の終点 湯田中駅 ここは昔、志賀高原にスキーの時に来たなつかしい駅です。 湯田中温泉駅の「楓の湯」 で汗を流して 明日の山、飯縄山の方へ向かいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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