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KIKIの山行き・・・ 山と山の花

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2022.06.13
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12日(日)
岐阜県瑞浪市の屏風山は
高速道路中央道 屏風山パーキングの名前の由来となった山で
屏風山パーキングエリアの東南に位置し、屏風のようにそそり立っています。
初めて登ったのが2000年10月
それから5回登って、今回で7回目。
この山に登ると、必ず会話に出る子猫の話があります。
初めて登った時、登山口で靴を履いていたら
どこからともなく子猫がやってきて体をすり寄せてきました。
ニャーニャーと鳴いて離れてくれません。
結局そのまま、山頂まで長い道のりをついてきてしまったのです。
今と違って誰も登ってこない貸し切りの山で
山頂で私たちの昼ご飯をむさぼるように食べて
私たちが下山するときに、そのまま山頂に残しておけず
帰るよ~と声をかけて一緒に下りてきました。
途中で何度も子猫は疲れて座り込んでしまうので
とうとう、私のザックの中身を相棒に託して
空っぽのザックの口を開けてやると、ザックに入ってきて
私のザックの中から首だけを出して下りてきました。
そしてそのまま、結局相棒の家の猫になり、可愛がられて天寿を全うしました。
屏風山はその後、何度登っても子猫と出会ったときの話で盛り上がります。
山に捨てられてまだ日が浅く、雨が降っていなかったので汚れていませんでしたが
拾って帰る途中で雨が降って来たので
あのまま山で秋の雨に降られていたら・・・と
人助けならぬ猫助けしてよかったねと毎回のように話しながら登るのです。

さて7回目の今回の話です。
笹平登山口にむかう途中で、工事中の看板があり
どこまでいけるのだろうかと心配しながら、結局登山口の駐車場までやってきました。




登山口には6月末までの、通行止めの看板があります。
平日は工事していますが、日曜の今日は工事していませんので通れます。
だから平日は駐車場も使えません。




かえる岩
確かにカエルの横顔ですね。




左上に石仏





ポツンと一つだけ石仏





登り切ったらどんどん下って、沢沿いを歩きます。





黒の田東湿地





今日は天気が良く、めちゃくちゃ暑い





お茶飲んでしばし休憩





湿地に花を探します。

この時期ならカキラン、トキソウ、サワランなど咲いているはず・・・




ところが咲いているのは、ノカンゾウが少しだけ
しかし、湿原は鳥の鳴き声でにぎやかです。
ウグイスや、ホトトギス 恋の季節ですね。




望遠で写しました。

次は屏風山に向かいます。
谷からどんどん登って稜線にたどり着いたら




馬の背山(767m)





永王権現

展望地の方へ行って見ましょう




展望地から、瑞浪市、土岐市が見えています。





そして遠く、蜃気楼のようにぼんやり浮かび上がっているのは
名古屋のビル群





八百山(800m)
標高800mだからついたのでしょうね





赤松の大木が目印の 屏風山山頂広場(794m)
(この写真は誰もいなくなった下山時に写したもの)




山頂に到着したときはたくさんに人でにぎわっています。
一等三角点があり、初めて来た時より山頂は雑草も無くきれいに広がっています。
屏風山はたくさんの登山口があるので、皆さんいろいろなところから登ってきています。




山頂は北西方面と南東方面が開けています。
しかし南東方面の恵那山は見えません。

北西を向いてランチして食後の飲み物をいただいています。
今日は登りでしっかり汗かいて、ご飯を食べているときは
山頂を吹き抜ける風が、心地よいというより寒くて
ウインドブレイカーのお世話になるくらいでした。




白山と別山がかろうじて見えています。





山頂からの展望





黒の田山

下山は尾根伝いに、並んでいる山を縦走しながら下ります。

今回は黒の田湿原の花を期待してやってきましたが
少し早かったのか花が無くがっかりでしたが、
思わぬ花を見つけました。
珍しい花なので場所を特定しませんが写真だけ。




ヒトツボクロ
(ラン科 ヒトツボクロ属)

初めて見たので大興奮でした。
葉っぱは一枚だけで、イチヨウランかと思いましたが
イチヨウランは花が一つで、こんなに小さな花がたくさん付きません。
茎の背丈は20cmくらいで、花は5mmくらいの非常に小さく
黄緑の地味な色で地面に同化していてなかなか写せません。
図鑑とにらめっこして何とかヒトツボクロだと思います。






30分くらい粘ってたくさんシャッターを切りましたが
コンデジではこれがやっとです。

これで、屏風山はまた思い出の山になりました。






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Last updated  2022.06.13 22:36:39
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