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倒産防止・与信管理で審査マン走る「10年後も稼ぎ儲け続ける会社」

倒産防止・与信管理で審査マン走る「10年後も稼ぎ儲け続ける会社」

与信管理とは

与信管理とは

■「与信」とは「信用を供与する」という意味です。

小売業のような小額取引きや、自動車を購入するなど、たまにしか購入しない
ようなものを買う場合は、基本的には現金取引きだと思います。
(ローンというのも、決済方法としては現金取引きに近いと思います。)

これが、中間材(資材、材料、中間部品等々)のように繰り返し、継続的に
取引きされるような場合、取引きが発生する毎に決済をしていては
事務作業だけでも大変な量になります。

そのため、月に1回とか2回とか、締日を決めて、まとめて請求書を
発行し、清算するわけです。ここで重要なのは、「まとめて」ということ。
要するに金額が大きくなるわけです。ここまで、よろしいですか?

すると、決済資金が沢山必要になります。現金を用意しておけば
問題はないのですが、中間材を主に需要する産業というのは、
資材購入後に何らかの加工をしたり、転売したりします。
売却代金の回収と、調達した資材の決済代金のタイミングが合致しない
ケースが発生します。

それを補うのが、一つは借入をして現金で支払う方法。
もう一つが、約束手形や期日現金で支払う方法です。
これらは、いわば仕入先から資金を借りているのと同じ状態となります。
資材を納入した方としては、商品を渡したが、代金の決済は未だ。
資金を貸している=信用を供与しているのです。

この行為を信用供与といい。一般的には「与信」と呼んでいます。
「与信管理」というのは、与信量や信用供与した企業情報を管理することを指します。

さて、与信管理とは具体的には何をするのか、
別のページでご説明したいと思います。


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