倒産防止･与信管理で審査マン走る「10年後も稼ぎ儲け続ける会社」

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  実録！取込み詐欺士VS最強の盾 第４話

  詐欺師の見破り方､なんとなく分かってもらえましたか？今日は敢えて続編は書きません｡その前に､効果測定さて､審査マン仙道は､どの時点で詐欺に気づいたと思いますか？実録！取込み詐欺士VS最強の盾 第１話～第３話にかなりヒントを書いています｡未だ書いていない部分もありますが､概ね､３話までで確信を得ています｡【問題１】■何を見て､詐欺師と気づいたか｡(答えは一つではありません｡)■なんでそう思ったか｡この２点です｡【問題２】■他にできそうなことはないか？放置しないで､誰でもいいから答えてみて下さい｡最大のヒントは､前にも書きましたが､詐欺師は事業っていう事｡この意味をちゃんと理解できていれば答えは自然と出てきます｡皆さん頑張ってみて下さい｡解答は､11/7に書きます｡人気blogランキングを上げるためには

  2005/11/04

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  実録！取込み詐欺士VS最強の盾 第３話

  詐欺師の友達がいないから､よくわかんないけど､詐欺働いて稼いだ金で､どんな生活しているんだろう？こればかりは､わたくしめも分からんのです｡ソープランドで泡まみれ？キャバクラで酒池肉林？赤坂で芸者遊び？全部､下ネタかよ｡(これは自分の欲望でした｡)実は意外と粗末な生活なんじゃないかなって､思います｡なんでか｡それはある発見方法から想像されるんです｡詐欺師を見破る時｡怪しいと思ったら絶対､これだけは絶対やれ｡間違いない｡あんまり､詐欺師を発見するノウハウ本てないから､なんだけど､たった千円で入手できる商業登記簿謄本でかなりの確率で､詐欺の形跡が分かるんだから､絶対やってくれ｡■商業登記簿謄本の取得｡チェック１.定款の目的関連しない事業を羅列してないか｡詐欺師は､パクッた商品を売却して､高い粗利を稼ぐというビジネスモデルです｡ですから､換金性の高い商品を取り扱いたい｡しかも､できるだけ単価が高く､小さなものが好き｡貴金属､ゴルフ会員権､不動産､電気製品(パソコンとかね)なんてのが代表的な商品｡分かるよね､感じ｡こういうものに､普通のものが混ざってるとする｡どれが本業だか､分からないのが多いのも特徴です｡でも､大体上位に書いてるのが本業だから､順位が下の方に書いてる商談を持ちかけられたときも注意ね｡あとは定款変更で取扱商品が変わっている場合｡大概は増えていますので､何が増えたかチェック｡変更前が１.不動産売買､賃貸､２.建築工事請負業､３建築設計､施工監理｡が変更後に､１.電化製品の販売､２.ゴルフ会員権及びゴルフ用品売買､ ３.貴金属販売､４.不動産売買､賃貸､５．．．．．．．．．に変更になってたら､怪しいのよ｡これに反応できない人は見事に餌食次に､本店や支店住所の変更｡場所をやたら､転々としていたら､おかしいです｡移転と移転の間隔や場所に注目｡大幅に動く｡例えば広島の会社が新潟にとかね｡逆に近過ぎるのも怪しい時があります｡これと､定款の目的変更の時期もチェックね｡最後に会社名の変更｡多いのが横文字カタカナ名で､事業内容が分からない社名へ変更｡もう一つは大げさな社名｡なんとかインターナショナルとか､大日本ほにゃららとか■商業登記簿のチェックは以上の３点で１.目的､２住所､３､会社名■何が言いたいのか？ここからが本題だよ｡なーんて言いながら次回へ｡人気blogランキングを上げるためには

  2005/10/31

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  実録！取込み詐欺士VS最強の盾 第２話

  取込み詐欺の被害に合わないための定石与信管理において､取込み詐欺の見破り方は､入門編に入るくらい､パターン化されたものです｡けっこう簡単なんですよ詐欺に対するディフェンスは｡だから､ここでしっかりマスターしちゃいましょう｡■防御方法１．新規取引先の商業登記簿謄本を必ず取得する｡２．会わずに､事務所も見ずに取引きを始めない｡３．高い見積もりについてくる奴に売らない｡特に１．でほとんど分かります｡管轄する地域の法務局で誰でも取れます｡郵送でも取れますので､遠隔地だからといって手を抜かない｡ＮＥＴでも取れる地域が増えてます｡(閉鎖登記簿は取れませんが)■どうやって､見破るか詐欺士の気持ちになってみよう｡(って､経験ある奴､やばいよ)詐欺師というのは事業です｡投下資本を少なく､可能な限り短期的に売上を稼ぐ(そして逃げる)ばれないように迷彩をほどこす(だから見破れる)これだけ､分かっていれば簡単です｡分かりましたか？ホントに？これで分かったら､あんた､詐欺だよ(笑)■詐欺師には最強の盾が応じるまでもなく､普通の人間で退治可能今回の詐欺師って､素人かって位､わきが甘い｡プロの詐欺師って言うより､どこかの詐欺グループの残党が頭が牢屋に入っているうちに､見よう見真似でやってる感じ｡直接仕掛けられたわけではなく､取引き先に仕掛けられた詐欺なのに､気づかれちゃうのね｡(次号へ続く) 引っ張るね｡人気blogランキングを上げるためには

  2005/10/28

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  実録！取込み詐欺士VS最強の盾 第１話

  取り込み詐欺は年に数回発生します｡皆さん､詐欺の話､好きですよねー｡たまに与信管理セミナーでも話すのですけど､目を輝けせて聞いてる｡人の不幸って､聞きたいんですね｡■取り込み詐欺って何？って言う人もいると思うので簡単に｡何を取り込むのかというと､換金性のある商品｡これを納入させて､ドロンする代表的な詐欺の手口です｡実際どうするのかというと､最初は少額の取引き開始を申し込んできます｡支払いは現金払いです｡必ずといって良いほど｡しかも払いは良い｡ここからが本番｡日をあまり置かず次の注文が入ります｡少し金額が張るのでということで､支払いは１週間後｡これも履行｡ある日､急に注文の電話｡「新規でやっと開拓した取引先から少しまとまった注文が入りました｡」「手持ちの現金が今これしかないのですが､１ヵ月後の手形払いで良ければ発注したいのだが､どうだろうか？」ここで､引っ掛かるパターン｡結構高めの見積もりを出したのに､ついてくる｡あまり厳しい条件をつけてこない｡やたら低姿勢｡営業担当としては､ラッキー！と飛びつく｡納品は事務所の方でということで､営業マンも納品に立ち会う｡変わった様子もない｡「ありがとう､今回は助かりました｡」と涙を流してお礼を言われ､営業マンも人助けできたと有頂天で帰社｡今月は目標のクリアが難しそうだったから､ついてた｡なんて､ニヤニヤ｡(上司から褒められるのをイメージしていたのか)ところが､手形決済(実際は小切手回収が多いのですが)の日突然､連絡が取れない｡事務所に行ってみると､ない｡事務所が｡というのが､取込み詐欺｡こういう輩に年に何度か出会う｡実際に被害に会わないと､詐欺だって分からない｡だって､相手はプロ｡ですが､こちらも与信管理のプロ｡その中でも最強の盾の呼ばれる(自爆､自分で言ってるだけだが)審査マンが対峙します｡今回の話は､直接に仕掛けられた取込み詐欺ではありませんので､直接対決はありませんが､周辺調査だけで､分かっていました｡運が悪かったね｡詐欺師のパターン通りじゃん｡それ｡それじゃ､飲み会のネタにもなんない｡もっと迷彩ほどこせよ｡(って煽ってどうすんの？)次回に続く｡人気blogランキングを上げるためには

  2005/10/27

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  10/26 トップページを更新しました｡

  フリーページのコンテンツを充実しようと思い｡先ずはトップページの更新をしました｡しばらくは日記はあまり書けないですが､フリーページが充実すれば､与信管理のノウハウが検索しやすくなると思いますので宜しくお願いします｡日記には更新情報及び､時間があればですが､審査実録をストーリー展開しようかと｡少しスタイルを工夫して､見やすいブログに育てます｡デザイン性はないですが､中身は濃いです｡でも､ここで見た事を銀行とかでしゃべったら駄目ですよ｡ここを見に来た人だけが恩恵を受けて､しっかり儲けましょう｡人気blogランキングを上げるためには

  2005/10/26

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  政府系金融機関の統廃合問題について

  ニュース記事だけ見て､あわてる必要はありません｡先日､このブログに政府系金融機関は使えますって記事を書きました｡実は､Live Doorの方にもミラーサイトを用意してまして､そちらの方にＴＢしていただいた方からの情報が以下の通り｡■政府系金融機関８機関を統廃合する｡政府は10/22に「ポスト郵政」の焦点となっている政府系金融機関改革で､対象となる８機関のうち､少なくとも６機関を一つの新機関に集約する案を軸に検討に入った｡残る商工組合中央金庫は民営化､公営企業金融公庫は別組織に移管する方向で調整を進めるとの事｡６機関の中に､中小企業金融公庫と国民生活金融公庫が含まれています｡中小企業向け融資において重要な役割を担ってきた実績を持つ金融機関ですので､今後も注目していきたい｡■政府系金融機関をメインバンクに｡は変わりません｡統廃合は小泉政権の目指す小さな政府構想によることが根底にあります｡それと郵便貯金が「入り口」なら「出口」にあたる政府系金融機関も効率化しましょうという事なのです｡これだからといって､政策金融における中小企業向け融資の中心だった政府系金融機関が消滅するわけではありませんし､今後も中心であり続けると思っています｡(でないと困る)■政府系金融機関の「地域貢献」地方では､地場の中小企業の支援を掲げ､他の組織や機関と連携する動きが活発化しています｡政府系金融機関が地域での存在感を高め､本格化する統廃合論議を有利に進めようとする狙いもあると見られる(らしい)民間金融機関は元々､地元での融資拡大をかなり警戒していた矢先のニュースで､今のところは喜んでいるのかも知れませんね｡■反対する意見が情けない政府系金融機関ってのは中央省庁の天下り先の受け皿ですから､これが一つに統合されると大変です｡当然､関係省庁の抵抗は必至｡小泉首相「一つにできるなら一つがいい」竹中大臣「民間は農業向け､中小企業向けで銀行を分けていない」確かにそうだろうし､統廃合で効率化を図れれば良い｡でも､議論の中に､中小企業向け融資において民間金融機関の融資姿勢があまり改善されていないとの調査報告もあるわけで､その辺の根本的な存在意義を度外視して議論はして欲しくない｡いずれにせよ､統廃合は避けられないだろうが､中小企業にとって政府系金融機関は凄く重要です｡相変わらず担保だ保証人だと貸したくない理由ばかり並べる民間金融機関に別れを告げ､資金調達先のメインにしましょう｡改めて書いておきたい｡間違っていたら､ご指摘願います｡大歓迎です｡そして､間違っていたら､直ぐ訂正しますから､宜しくお願いします｡■最後まで読んでくれてありがとう→人気blogランキングを上げるためには

  2005/10/25

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  本日は審査は１件もやりませんでした｡

  先日からはじめている､与信申請システムの改訂作業｡一覧性のある管理用シートをメンテナンスするだけで､各種､与信申請書類へ､基礎データがリンクするように調整｡可能な限り自動化することで､営業現場における申請書類作成への負担を軽減させようというもの｡中には､手書きでデータを書き移すことで､確認できるから､アナログ的に処理したいという意見もあります｡しかし､人間のやること､ミスは必ず発生します｡転記という１つの動作だけでも､転記するデータの量は膨大｡ミスが発生する確率は上がるは､時間のロスは発生するは｡ここは､無駄取りの精神で､自動化することにしました｡こういうことが簡単にできるのも､与信に関するルールが確立されているからです｡どういうシステムが良いかは企業によって多少異なりますが､基本的な部分は同じですので､結構そのまま､取引き先に移植したりしています｡(無料で｡勿体無いですね｡)■与信管理なんてものは､ある部分単純です｡与信関係ファイルを整理整頓するだけでも､効果は出ます｡何をやるのかって？必要なものと不要なものに分けて不要なものを捨てます｡死して､必要なものを決められた順番通りに並べ替えてファイルする｡以上です｡簡単でしょ？これをシステム化し､徹底させることの方が大変なんですね｡■最後まで読んでくれてありがとう→人気blogランキングを上げるためには

  2005/10/24

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  私の審査で貸倒れは５年間ゼロです｡

  お前､偉そうに､ドンだけの仕事してるんじゃあ！と言われそうなので､少しだけ実績を公開します｡自分の会社自体の貸倒れ発生率も低いので偉そうに言うわけではありませんが､私は貸倒れを起こさせた事は１件もありません｡貸し倒れゼロ｡審査には､それだけ慎重です｡しかし､かといって守りに入っているのでもありません｡会社全体としては､昨年度は売上高に対して0.01％(売上高言ってしまうと会社名がばれるので勘弁して下さい｡)年商100億換算で100万円位｡今年の上半期は､0.00086％(ほとんどゼロに近いでしょ？)年商100億円換算で86,000円上半期は貸倒れ自体も少なく､回収担当は暇だそうです｡与信管理はシステムが肝心なのですが､別にコンピューターを駆使して制御しているのではありません｡人海戦術ですよ｡これが最も効果を上げます｡社内の与信ルールをどう組み立てるか｡ルールをいかに浸透させるか｡対応をどうやったら､早くできるかです｡回収より､先ずは貸倒れない事です｡■もう少しで１００位なもんで､お願いします→人気blogランキングへ

  2005/10/24

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  ユーザー満足度はとても低いです｡不動産屋さん｡

  ある不動産屋さんの社長さんと話をしました｡銀行マンから転職して独立｡賃貸専門店を開設｡地元中心の事業展開で､信用構築｡上場企業300社と提携｡賃貸では圧倒的な実力のある会社としてその地域の名士に｡なぜ､これだけ成功したんですか？１．これも､常に商品の付加価値を上げるために入居者を厳選してきた２．売り地があっても､安易に建売をせず､有効活用を企画してきた｡この２つだそうです｡社長さんの言う通りなのだろうか？本当にそうだったら素晴らしい｡営業マンと話をして､同じ返事が返ってくれば間違いない｡こっそり､営業マンと話をしてみました｡全然､社長さんの言ってるような話は出てきません｡時折､仕事の電話や社員同士の会話でその言葉の端々が気になります｡どこがって？オーナーさんがどうのこうのって話ばかりなんです｡あなた達のお客さんって､オーナーさんを指すんですね｡借りたい人はどうでも良いの？会話に出てきても､クレームの話ばかりじゃないですか｡おや？話が合ってきた｡そう､社長さんと営業マンの話が合致してきた｡つまり､この会社にとって､オーナーさんの満足が最大の関心事｡商品の付加価値を上げるって､そういう意味なんだ｡借り手は付加価値を上げる道具なんですよ｡家を単なる「箱」としか考えていないみたい｡屋根があって､雨風を防げれば良いの？日本の持ち家率知ってますね｡７０％以上なんでしょ？住宅を箱と考える時代は終わってるでしょう｡リラックス､くつろげる空間､快適性､安心できる場所｡「家」ってそういう所なんじゃないのでしょうか？地元で一番の不動産屋さんでも､こうなんだから｡まだまだ､日本の不動産業界って､こうなんでしょうね｡家は商品なんだろうけど､商品として扱っている限りは､不動産屋のイメージは上がりませんね｡すごく､勉強になる話も多かったのですが､その分､残念な気持ちで､その会社をあとにしました｡あの考え､少しだけ変えてあげたいなぁ｡■もう少しで１００位なもんで､お願いします→人気blogランキングへ

  2005/10/23

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  政府系金融機関はすごく使えます

  普通の金融機関と､どこが違うのか｡■政府系金融機関制度融資､政策融資と呼ばれるように､産業の育成･発展のための支援や､経営環境への対応へのお役立ちを中小企業の立場になって相談にのってくれる｡■一般金融機関金融を手段とした営利団体なので､金利獲得と回収が本位｡「回収できるかどうか」が融資の大前提｡間違い､誤解を恐れずに､敢えて分かり易く書きました｡決して､一般金融機関を誹謗中傷する意図はございません｡■言いたい事は､政府系金融機関は現在の返済能力より､事業の発展後の返済能力を評価してくれていると思います｡かといって､むやみに融資はしていません｡経営計画･資金計画をキチンと経営者に書かせます｡場合によっては経営計画の指導もします｡ですから､経営者に実行能力を求めてきます｡先ず回収ありきの一般金融機関に行くか､先ずは経営計画･実行能力の政府系金融機関へ行くか｡まだ､行っていない経営者の方､是非行ってみて下さい｡■３大政府系金融機関とは○中小企業金融公庫､○国民生活金融公庫､○商工組合中央金庫(商工中金)を指します｡これらをメインバンクにしている中小企業も増えてますよ｡■最後まで読んでくれてありがとう→人気blogランキングを上げるためには

  2005/10/22

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  １円で株式会社が作れるって知ってます？

  最低資本金制度の撤廃の話｡最低資本金制度は平成２年の商法改正で導入されました｡株式会社1000万円｡有限会社は300万円｡ところが今回の新会社法では､この最低資本金制度を廃止したのです｡「せっかく1000万円も調達して無理して株式会社を作ったのに」と思っている社長さんも多いのでは？■資本金は１円でもＯＫ最低資本金制度が撤廃されるということは１円の資本金で株式会社が作れる｡資本金１円で年商数千万､数億といった会社が生まれる｡理論的にはそういうこと｡■１円会社が経営破たんした時どうなる？資本金1000万円なら､会社が経営破たんしたら1000万円が債権者への弁済の担保となります｡しかし､現実的には､経営不振で破綻した企業を見ると資本金を大きく割り込んでいる場合が多いので(いわゆる債務超過っていう状態)資本金が1000万円でも1円でも､債権者保護の見地で見ると､あまり変わりはないケースも出てきます｡■だから１円会社を認めたわけではない｡起業しやすいという点で言えば､最低資本金制度撤廃はグッドニュースです｡新規起業が経済の活性化にもつながります｡しかし､喜んでいるだけでは済まされませんよ｡■長いので途中休憩→人気blogランキングを上げるためには ■財務内容の透明性や努力が求められる｡新会社法後に何が変わるか｡理論的には､先ずは会社の財務内容の公開性や透明性が求められる社会に変わります｡今までは資本金の大きさで､社会的信用度の高さを測ってきた部分が強かった｡しかし今後は資本金の大きさは､参考にはなるが会社の評価は別の所に移るでしょう｡財務体質の健全性へどれだけ努力されているか｡例えば､節税目的で社長が過大な給料を取ったり､経費を水増し｡税金の軽減ばかりやっていた企業は､内部留保が進んでいません｡小さくてもコツコツ､税金を払いながら内部留保を進めてきた会社が評価されるようになります｡また､財務体質が脆弱であっても､その内容を例えばホームページ等で公開しているような企業が評価されるようになります｡何も情報がない小さな会社と､財務内容がまだ脆弱で課題は多いけど､その程度が公開されている企業｡後者の方が､断然信用力を持つように変わります｡■財務内容を公開する緊張感が会社を育てます｡社長が､自分の会社の財務内容をきちんと理解すること｡課題が何か分かっていて､懸命に努力すること｡目標がない会社は従業員もだらだらしています｡社長が何をしたいのか､従業員と共有できている会社は見ていて､動きが全然違う｡見れば直ぐ分かる｡緊張感があって､活気があります｡■これから､株式会社の設立ラッシュです｡皆さんも起業してみませんか？■やらせのポチでもいいの｡あなたのお気持ちで→人気blogランキングへ

  2005/10/21

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  金融庁が中小企業金融モニタリングの調査結果発表

  銀行が中小企業の経営実態に即した的確な検査を推進しているか｡を調査するために､今年の５月に検査を行いました｡何を？「中小･零細企業向け融資」について「検査マニュアル別冊(中小企業編)」が周知･徹底されているかということです｡これ､下の記事の補足です｡地方単位で整理されて､金融庁のＨＰにて公表されています｡■マニュアルの存在は浸透｡周知･徹底はこれから｡■地方によっては､担保･保証人に頼らない融資審査も見られる｡■改善すべき点についての説明･アドバイスが不十分｡周知が遅れているとは｡例えば､中小企業は法人と個人の区別が曖昧なので､社長が会社へ長期借入金として資金を貸し出しているケース｡これを自己資本と同じ見方ができますよねー｡というような感じ｡社長が自分の会社に貸しているのだから､直ぐに返せって事はないでしょう｡自分のお金として見ても良いジャン｡ね｡優しいマニュアルなんです｡だから､これを勉強して､金融機関へ融資申込みする社長さん増えてます｡この､マニュアル｡ばっちり公開されているんです｡ただでダウンロードできて､金融機関対策できる｡すんごい！でも金融機関への周知が甘いとは．．．．．｡それでも勉強してから窓口に行った方が絶対良いです｡今後も金融機関対策ネタ書きますので､ちょっと難しいかも知れませんが､絶対知ってて得な話です｡ＢＢＳにでも連絡いただければ､何度でも､分かるまで解説しますよ｡■やらせのポチでもいいの｡あなたのお気持ちで→人気blogランキングへ

  2005/10/21

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  ６６機関が１３５兆円融資　独立行政法人など

  中小企業の金融に影響がある大きな問題です。ニュースは以下の通り、　独立行政法人など各府省庁が所管する計６６の公的機関の政策金融の融資などの総額が今年３月末時点で１３５兆円超に上っていることが２０日、分かった。政府、与党は日本政策投資銀行など計８つの政府系金融機関（融資残高約９０兆円）の廃止・統合の検討に入っているが、今回の６６機関は対象外。あらためて官の肥大化を浮き彫りにした形だ。　民主党が各府省庁に対し、所管する独立行政法人、財団法人、社団法人などの政策金融の貸付金、債務保証、出資金などの状況について報告を求め集計した。合計は１３５兆７４９８億円に上り、その原資は国の特別会計や一般会計、財政投融資機関など。河北新報ニュース2005年10月20日木曜日■政策金融の担い手上記のニュースは中小企業の金融に影響が出そうなニュースで、すごく気になっています。中小企業政策を支援する独立行政法人中小企業基盤整備機構もその一つで、中小企業向けの政策金融の中心的存在でした。貸付金などの貸付金などの残高１兆４１５１億円のうち３４８６億円を「貸倒懸念債権」と「破産更生債権等」に分類。金融庁の検査対象になかった様子ですが、この２年ほど中小企業白書に見られるように、政府系金融機関が中小企業金融に果たした役割は大きく、現在でも政策金融の柱なわけです。このタイミングでの、このニュースは痛い。一般金融機関より融資基準が緩やか(担保や保証人への依存の低い融資基準)だったため「貸倒懸念債権」が発生したのだという論調を作るのはおかしいですね｡新聞やテレビは今一政策金融でどれだけの中小企業が救われたのかを､もっと勉強しないと｡■金融機関の不良債権処理完了ってのが､今の金融業界｡そこらへんから出たチクリ的なニュースネタではないの？と正直思いました｡(根拠はありません)あるニュースと関連があるんです｡■金融検査マニュアルの実施状況調査つい先頃､金融庁からある調査結果の発表が｡それは金融検査マニュアル別冊中小企業融資編というのがあるの､ご存知ですか？中小企業への貸し渋り､貸し剥がしを抑制するために金融庁が金融機関向けに出した､新たな融資審査基準です｡これが実行されていたかを､借り手側(商工会･商工会議所等)へ聞取り調査を５月に実施し､８月に発表したんです｡詳細は次の機会としますが､この辺の内容も今回のニュースにつながってそうです｡■中小企業がんばれ政府系金融機関へ行けと､機会ある毎に中小企業の社長さんへ勧めてきました｡今後もそうするつもり｡一般金融機関の融資基準は未だに担保･保証人依存｡経営基盤の整わない中小企業に全然合わない｡特に新規起業者に厳しい｡資産のない人は人間扱いされない｡この実態が改善される見込みはありません｡だからこそ､政府系金融機関にがんばって欲しい｡その貸倒債権に税金が使われるなら､一般金融機関へ資本注入するより納得できます｡がんばれ中小企業｡がんばれ社長さんたち｡■やらせのポチでもいいの｡あなたのお気持ちで→人気blogランキングへ 　　

  2005/10/20

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  与信枠申請書式の改定作業を始めています｡

  できる限りオートメーション化して現場の負担を減らします｡□改定の目的と目標営業現場にとって､与信関係の申請は負担が多い｡でも､調査資料の収集･整備は凄く重要｡これらをできる限りオートメーション化して■申請書類作成にかかる手間を削減したい｡■ミス･記入漏れを減らす｡■データベースに置き換える｡以上が､今回目指すところです｡□与信管理規定と営業推進の整合性それにしても､書式を改定するのは骨が折れます｡管理のための管理では意味がありません｡その先に目指しているのは業績拡大･拡販です｡これを外しては何の意味もなく､しかしながら､与信管理規定は厳守しなくてはいけない｡そのためのシステムを改良しながら､書式に反映させる｡部分最適ではなく全体最適｡個人ベースで､いくら儲かったというレベルの話ではなく組織としてのあるべき姿を探求していくとなにやら､ちょっと神にでもなった気分｡神貧乏神ですけど｡とほほ｡与信管理システムはどんな企業でも欲しがっているものなので､そのうち､マニュアルと具体的な事例を作ろうと思ってます｡いろいろ探したのですが､参考にはなりますが､企業の規模や種類に沿って変更しないと使えないので､大企業向けに作ったものでは改良のしようがないんですね｡(特に､経営コンサルタントの先生や､銀行出身者の方のだと中小企業の経営者の視点と大きくズレていることが多いのです)■やらせのポチでもいいの｡あなたのお気持ちで→人気blogランキングへ

  2005/10/20

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• 横浜ベイスターズがUSENに売られるって？

  与信管理と野球？関係ないですよそりゃぁ｡地元が横浜なものですから野球ファンでなくても気になります｡一番行きますからね｡横浜球場は｡でもよく考えてみると最近行ってない｡というのは､不況のせいか､ただ券が回ってこない｡以前は結構､ただ券もらって､見たくもないタイガース戦(ファンの方､ごめんなさい)とかに行ってた記憶が｡地元の野球場ということで､愛着ありますから､どこがオーナーになっても､横浜市民のために頑張ってもらいたいです｡地元だと､横浜中華街とか滅多に行かないのですが､横浜球場へ行ったときぐらいは寄ったりします｡

  2005/10/20

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  社長さんって給料いくら取ってると思います？

  今日は決算書分析の本数が多かったので､目がチカチカしています｡■社長さんの給料について日本の中小企業の社長さん達は給料をいくらもらっているか？(中小企業のと敢えて書いたのは99.7％が中小企業だから)２千万？５千万？１億円？んーーん｡そんなにもらっている人､滅多にいません｡だいたい７００万から１５００万円くらい｡えーって思うでしょう？悲しきかなホント｡それじゃー､リーマンと変わらないじゃない｡そう､変わらない｡(でも源泉徴収ではなく､確定申告ですけどね)中には３００万っていう人もいます｡マジで｡■労働分配率って知ってます？売上高利益(粗利って事｡売上高－売上原価ね)のうちから社長さんや従業員の給料等をいくら払ったかの割合です｡目標は５０％を切りたい｡できれば４０％以下｡なぜなら､人件費ってのは固定費なので働いても､サボっていても必ず支払われる費用だから｡材料とか商品なら売れば売上げにつながるけど従業員が何人いても､働かないと売上げにならない｡今日の分析した会社で７６％なんて高いところがありました｡ほとんど人件費｡(だから営業利益段階で既に赤字)で役員報酬はというと､かなーり､とってました｡(何人役員いるかは不明でした)でもだいたい４０％くらい｡■社長は高い給料を取っても良いこれが自分の説｡いくら取っても良い｡だって､リスク背負っているんだから｡会社が傾いた時は私財投げ打って支援するんだから､個人資産は一生懸命貯めこんで下さい｡目標は､会社の借入額全額相当か会社の経費１年分位｡そこまで個人で貯金できていれば､倒産はし難いです｡■効率よく社長さんが貯金する方法はここには書きません｡個別指導です｡皆さんは社長になりたいですか？■やらせのポチでもいいの｡あなたのお気持ちで→人気blogランキングへ

  2005/10/19

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  与信の話題は楽天三木谷より勝村と平成電電

  「ＣＨＯＫＫＡ」(チョッカ)民事再生法を申請｡直加入電話サービスのＴＶＣＭでおなじみの平成電電が今月１０月３日に民事再生法を申請｡2005年1月期年収入高約440億6600万円まで伸展していたが､宣伝､広告費などの経費増や通信設備の固定資産除却損失から収益面が低迷｡資金繰りが表面化し､今回の申請に至ったとの事｡負債は約1200億円｡ＩＴ･通信業界においては大きな事件ですね｡債権者名簿を見ると､金融関係とリース会社の名前ばかり｡一般(？何が一般だか基準はないが)の企業とは少し様子が違います｡それと､東証１部上場企業の「勝村建設」の民事再生法申請｡これは先月９月２９日でした｡東証１部上場企業としては､「ジェネラスコーポレーション」以来１年５ヶ月ぶりの大型倒産ということになります｡ゼネコンの倒産が上記のような通信と大きく異なる点は倒産の影響が幅広いということ｡建設業ですから下請け､孫請け､さらには資材供給業者など直接取引関係がないところまで影響が及ぶところです｡しかも中小零細企業が多いため､連鎖倒産を引き起こしやすい｡去年から今年にかけて､建設業の倒産はずっと多くて大きな倒産がなければ良いなと思ってたのですが､残念です｡是非､再生してもらいたいですが､失った信用を取り戻すのは容易ではないようです｡■やらせのポチでもいいの｡あなたのお気持ちで→人気blogランキングへ

  2005/10/19

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  HTML&スタイルシートの勉強にいいですねこれ｡

  どなたかのブログで教えてもらった参考書｡与信管理の話から､かなり脱線ですが､初心者に優しい本だったので､紹介しておきます｡速習WebデザインＨＴＭＬ＆スタイルシート栗原昭則著2380円＋税本屋で立ち読みしたときは､簡単過ぎる？と思ったのですが､ホームページ作成初めての方､ホームページ持っていても､ＨＴＭＬしか勉強してない方これは入門書としては良いと思います｡ＣＤ－ＲＯＭ付きなので､レッスン毎に手を使って学べます｡デザインをコピーして､必要な部分だけカスタマイズしようと甘い考えでいましたが､基本的なことは知っていた方が良いみたい｡いや､知ってないといけないみたい｡■やらせのポチでもいいの｡あなたのお気持ちで→人気blogランキングへ

  2005/10/19

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  倒産歴のある社長が経営する会社の増枠申請

  倒産歴があるから駄目って言うわけではありませんが､倒産歴があるってことを申請資料に添付しないと､普通､どう思われるか｡□倒産履歴を隠した｡□倒産履歴があることを知らなかった｡この､どちらかでしょう？倒産させたことは与信管理｡いや与信運用上は直接関係はありません｡知りたいのは､社長の経営姿勢や能力を知りたいのです｡潰れない企業はありません｡総ての企業は潰れます｡そう思っておいた方が良い｡倒産または倒産の淵から這い上がって立派な会社を作った社長さんはたくさんいますので､応援したい｡そのためには､現場の情報収集と整理が必要です｡営業現場より､あったこともない､審査部の私の方が知っているようでは駄目です｡■やらせのポチでもいいの｡あなたのお気持ちで→人気blogランキングへ

  2005/10/18

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  俺が話つけてきたんだぞーと言われても

  「やるしかないんだよ」「俺がわざわざ出向いて行って､話しをつけてきたんだから」と､ベテランの営業責任者の弁｡気持ちはわかります｡(昨日の休眠店再開拓の続きね)前任者､前々任者からこじれていた関係を修復してきたと｡それはご苦労さまでした｡でもでも､与信管理に関して何か進展があったのかというとないじゃん｡関係がこじれた原因を理解してから行ったのですか？何？知らない！与信枠をワザと下げたの｡前に｡よくわからない自分本位の経営していて､財務体質に大きな不安をおぼえたから｡大きな営業部だから､多少引継ぎが甘い場面はあるとして､こういう有名な先については当然知ってると思ってました｡営業現場って､いつもこうなんです｡審査マンが後をついていって､全部尻拭いはできないので､先ずは､取引先リストを総て点検し､方針を定めてから行動して下さい｡あなたのような責任者が言って､話を固めたら､引くに引けない状況を作ってしまいますよね｡一線の営業マンじゃないんだから､もっと､自分の役職を考えて行動してもらいたいです｡ジュータン爆撃は困ります｡与信管理は個別管理です｡■やらせのポチでもいいの｡気持ちだけ→人気blogランキングへ

  2005/10/18

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• 休眠店の再開拓は新規より慎重に

  休眠店とは､以前は取引きしていたが､何らかの都合で取引きが継続しなくなり､１年以上経過した取引き先と思ってください｡■再開拓訪問そういう取引き先と再度､取引き再開をしたく営業マンはいそいそと訪問します｡■顔見知り担当者が転勤等で替わっている場合もありますが､たいがいは先方もこちらのことを知っています｡それが与信管理面の落とし穴｡■取引きしなくなってどれ位経ちました？新規開拓と違って､少なからず相手のことを知っています｡だから､以前の羽振りの良い状態とかの印象が強い｡そのまま好調ならいいのですが､業績が悪化しているケースは多いもの｡■調子の良い時の印象で安易に取引き再開は危険以前の印象のまま､取引き再開してくれると喜んで飛びつく｡これは危険です｡これで失敗したケースは多い｡何らかの理由で取引きしなくなった｡この理由は何だったのだったっけ？■もしかして業績不安で一度引いた先かもだとすると､慎重に調査してからでないと｡取引き条件だって､以前と同じで良いの？先方は当然､以前と同じ取引き条件を求めてきますよ｡■全部調べなおしてから､新たに取引き条件を提示しましょう｡取引き再開については本社からの指示がありますので､会社へ申請をした上で､再度打合せしたいと言って下さい｡直ぐにでも取引きを再開したい気持ちは分かりますが､そうしないと､駄目だったときの相手の落胆は大きいです｡相手が調子悪いときは引く､調子が戻ったら取引き再開｡これで良いのです｡■まさか､相手の会社を身銭きって面倒見るって言うなら別｡そんなことまで､したくはないでしょう？安心して取引きできるようになるまで､じっくり待てば良いのです｡

  2005/10/17

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• 与信管理とは？を書かないといけないみたい

  与信管理とか審査って？難しそうですね｡ってよく言われるので､早いうちに簡単な解説を書いておこうと思います｡与信管理の目的は１.自分の会社が貸倒れを起こさないため｡２.貸し倒れのリスクのある会社でなく､優良な顧客を多く持つため｡３.間接的にでも､取引先の財務体質や経営上の課題を解決するため｡この程度､分かっていればいいです｡良い会社＝強い会社と必ずしもイコールではないですが､悪い会社､弱い会社と取引きしたいですか？敢えてリスクをとって､儲けるという考え方もありますが､安心して取引ができるのが一番です｡安心して取引ができるから､長期的に自社も安定的に伸びるのです｡

  2005/10/17

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• 興信所の信用調査報告書を利用する理由

  １件30,000円以上もする興信所の信用調査｡なぜ使うのか｡自分で調べれば良いのではないかという質問がたまにあります｡それなりの大事な理由があるので､簡単に解説します｡■定量分析と定性分析企業審査する時､簡単に大きく分けて２つの方法があります･○定量分析(文字通り数値化できるデータで分析します)1決算書の財務分析(これはもろに数値ですね)2不動産調査(路線価､担保設定額､担保余力額)3従業員数(生産性を見るのに外せない数値)4取引条件(手形ｻｲﾄなど)※ｻｲﾄ=90日後とか120日後とか支払日までの日数5保全額(担保設定額､連帯保証人の資産背景) 等々○定性分析1経営者の人物評価(人柄､ﾋﾞｼﾞﾈｽﾓﾃﾞﾙ､計数管理能力)2仕入先､得意先3事業内容4業績推移と原因5強みと弱み 等々興信所の信用調査報告書というのは上記のうち､主に定性分析をサポートしてくれるというのが最大のメリット｡自分達の得意先に対して直接聞けない内容を代りに聞いてもらっているそんな意味です｡限界もあります｡興信所にとって､調査先も顧客という事です｡また､あくまでも相手の言い分をまとめたものだという事｡財務分析等を行って報告しているのでは無いので注意して下さい｡

  2005/10/16

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• 10/15名古屋の与信管理実践セミナー報告

  ２８名もの参加をいただき､ありがとうございました｡出来るだけ自声で話したいのと､ホワイトボードを使うには３０名くらいがちょうど良いです｡一番伝えたい事が伝わる人数｡とても話易かったです｡セミナーに参加していただいた方､ありがとうございました｡与信管理実践セミナー10/15(土)愛知県春日井市｡10:00-17:00参加者:住宅産業関連企業社員テーマ１「ランチェスター戦略の復習」 「パワービルダーのビジネスモデルの環境変化と対応策」テーマ２「住宅産業市場の変化が商売に与える影響と与信管理のポイント」テーマ３「興信所企業調査報告書の読み方」調査員が書けなかった事テーマ４「３分間財務分析入門」決算書が分からなくても分析しちゃおうテーマ５「手形ジャンプを頼まれた｡さて何をしますか」テキストやレジュメは当然用意しているのですが､なるべく実践で使える知識にしたいので､自分のセミナーでは手と頭を使ってもらうため､結構レジュメを使わないで進めたりします｡慣れない方は驚いたと思います｡(居眠りしないで良いでしょ？)久々に良い(活発な)セミナーをさせていただきました｡楽しかったです｡

  2005/10/16

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• 15日の日記

  本日は休日出勤で朝から名古屋で与信管理実践セミナーをやってます。 私の担当は、信用調査報告書の読み方と3分間財務分析入門です。いずれも現場の営業担当の与信対応力を強化するために欠く事ができない内容なので皆さん熱心に受講されてます。講師としてはやりがいがあります。

  2005/10/15

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• 与信方針が営業現場に伝わってない

  営業担当や責任者が転勤すると､与信リスクが高くなります｡本日､与信枠の増枠申請がきた案件｡ずっと与信枠を絞ってきた先です｡ところが営業責任者が転勤｡営業の習性として､相手の図体だけ見て､たくさん売りたくなったのでしょう｡でも､具合の悪い会社なので､営業は決めた枠に抑えるべきでした｡この､売ってはいけない｡売っていいの方向付けが引き継ぎされていないと､どうしようもありません｡割り切って､売るのはこれだけ｡売上げは増やせないのだから､粗利を稼ぐ営業努力に徹してください｡

  2005/10/14

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• 間違いなく銀行評価が上がる方法

  たくさんの中小企業の社長様とお話ししてみると､銀行とのお付き合いの仕方を意識されていない方が意外と多い｡少し努力するだけで､得するんです｡たまには簡単でためになる話をと思い､書きます｡損はしないから､試しにやってみて下さい｡何を？中間決算報告何それ？そんなの大企業じゃあるまいし｡そう､たいがいそう言います｡疑って､なかなかやろうとしない｡(だから､実践した人だけがメリットを受けているんです｡)このノウハウはここに書きたくなかった､正直｡他の中小企業がやらないから効果があるのです｡今の銀行の姿を思い描いて下さい｡いったい､常に何件の決算書が支店長の元へ回ってくると思います？他にも支店長は会議だ､決済だ､なんだかんだで多忙です｡支店の人員だって減りました｡だから融資先を一人が担当する量｡めちゃくちゃ増えてます｡それで､担当は詳しく融資先を把握し､支店長へ正確な報告をできると思います？無理です｡ですから､こちらから仕掛けるんです｡こちらから仕掛けるというのがまた裏業なんです｡融資申込みのときだけ､決算書を持っていっても効果は薄いです｡銀行の金利はリスクの大小をもって決まります｡融資判定は担保も重要ですが､要は返済能力を判定してるわけです｡それに､各企業の将来性や期待値をプラスします｡理屈は省略して､やってみて下さい｡必ず言われます｡「おたくの規模の会社で中間決算の報告を受けたのは初めてです」と｡こう言われたら大成功です｡実践されて成功した社長さんがいるのです｡銀行でも､投資家でも､勝ち馬に乗りたいので､一度優良な企業から融資を受けると､そのあとになぜか融資の申し出が金融機関の方から来るんです｡不思議でしょ？それも､他行さんより良い条件でと｡最後に､中間決算もそうですが､本決算｡融資を受けてる銀行以外にも行って下さい｡あと､もういくつか｡これはセミナー等でお話します｡最後まで読んでいただき､ありがとうございました｡

  2005/10/14

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  衝撃な1冊かな？営業引力の法則

  営業引力の法則「１本立てる」このひと言がマイブームです｡この魔力のある一言で勇気づけられました｡営業引力の法則は､すぐに明日から実績を出したい人にお奨め｡すぐ読むべし｡自分は１半日で読破しました｡薄い本だけど1,500円の価値はあります｡良書は厚さじゃないですね｡情報の濃さ｡カバンにも入れ易いし｡「はじめに」よりわたしのコンサルティングの信条は「すぐに売上・業績をアップさせること」、これに尽きます。実際に、クライアントの営業マン（ウーマン）たちは、わたしのコンサルティングを契機にして、社長も驚くようなセールスの実績を上げています。それは、どうしてなのでしょうか？「コツ」があるのです。このコツは業界を問いません。男女や経験も関係ありません。しかも「えっ？」と驚くほど簡単。本当です。ちょっとした「気づき」で変わり始めます。気づいてしまえば、「今までの苦労は何だったんだ？」と思うに違いありません。 お客さまのニーズを聞いても、売上はあがりません。 【目次】１章　売れない理由（その１）あなたは「プッシュ型セールス信仰」にだまされていないか？／２章　売れない理由（その２）顧客第一主義の勘違い。お客さまには「ニーズ」がない！？／３章　大公開！これがイソズミ流『アトラクティブ・セールス』／４章　『アトラクティブ・セールス』をさらに分解。何がお客さまを引きつけるのか？／５章　今日から始める『アトラクティブ・セールス』！／６章　アトラクティブな個人×組織サポート＝最強のセールス体制／７章　さあ、戦略的「セルフ・プロデュース」を始めてください！

  2005/10/13

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• ８月の倒産原因別分類は不況型が８割

  時々は興信所から出てくる統計資料も目を通しましょう｡与信管理は極めて個別単位の作業ですが､全体の動きも少しは知っておきましょう｡全体の分類ではなく､木材･建材･家具木工関係の倒産概況です｡(レンゴー調査調べ､H17年8月分)「不況型」79％「他社の影響」15％「放漫経営」3％「信用の低下」3％件数は前月比３％増で２ヶ月連続増加､前年同月比は３％減で６ヶ月連続減｡負債は２ヶ月振りに減少｡業界的の特徴は○中小･零細企業が多い｡○不況業種の代表格である建設業との関連が多い｡○老舗企業が多い｡「不況型」が８割というのはずっと変わらない感じです｡売上げジリ貧という奴です｡Ｈ９年の消費税駆け込み需要をピークに毎年､売上げ減少｡右肩下がり状態がほとんど｡不況型倒産は他の業界でも一番多い倒産原因です｡で､不調の原因はと聞くと､景気の話ばかり｡景気ってのは､経済の将来に対する「期待感」敢えて間違いを恐れず､もっと分かり易く言うと「経済の人気投票」あなたの会社の不調の原因ではありません｡そこに原因を求めてしまうと､課題がなくなり､対策の打ちようがない｡何もしないから､ずっと調子悪くて､倒産不況型で赤字続きで､資金繰り破綻｡そして倒産なのですが､回収の担当者に聞くと､ほとんどが倒産しなくても済んだのではと｡早く相談してもらえば､なんとかなったのに｡経営は一人でやってはいけません｡片腕や外部に経営相談できるブレーンを最低でも１名以上持って下さい｡

  2005/10/13

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  中小企業診断士の元銀行マンが書いた審査入門書

  診断士の勉強をしてるからではありませんが､与信管理にとっても役立つ数少ない入門書ですので紹介します｡「融資審査と定性分析」■中島久著 1800円+税出版元も銀行研修社で著者も元銀行マンだから難い感じの内容かと思ったのですが､切り口は中小企業診断士ならではのロジックで書かれた融資審査の入門書でした｡融資審査とありますが､企業審査に十分使えるノウハウがいっぱい書いてあります｡審査をしていると､特に定性分析をどうやったら良いか悩みますよね｡定性分析は与信管理上極めて重要なものですから診断士の切り口で書かれているので分かり易く､実務に直ぐに役立つ内容でした｡「財務分析は過去の分析」まさにその通りだと思います｡

  2005/10/12

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• ４億を作り出すファイナンシャルプランナー

  「退職金として４億円作れないか」と､ある社長から相談がありました｡最初は３億円だったのですが､途中で１億増えました｡なんか､うさん臭い話のように聞こえますが､実話です｡その話の相談にのってくれたのが今日お会いしたファイナンシャルプランナーのＨさん｡ちょうど私がお会いした時に昔勧められてはじめたレバレッジド･リースの資金が入ってくるので､その運用方法を相談された時の話です｡４億円って｡普通はそんな相談されてもチンプンカンプン｡当時の自分だけの力量ではどうして良いか｡たまたま交流があったＨ氏の話を思い出し､うろ覚えの知識を頼りにこんな方法があるのですが､一度専門家に話を聞いてもらったらどうでしょうか｡と言ってみました｡恐らくその社長も､ちょっと自分を試してみたのかな？それが､即答したものですから､「おやっ！」と思ったのでしょう｡是非､会いたいから連れてこいという話になりました｡利益を上げていて､困っている会社ってのもあるんですね｡その利益を有効に残したい｡できれば節税効果もあった方が良い｡だからといってリスクは困る｡そんな旨い話があるのかよ｡あったんですね｡知らなかったです｡一般的にその辺にあるものなのですが､使い方が味噌でした｡それを知らないと､その道のプロに聞いても皆が分かる話ではないらしい｡自分の仕事柄､与信管理はどちらかと言うと､言い方は失礼になりますが､調子の悪いか上手くいかなくなった先が多い｡なので､ずっとマーケティングをどうしたら良いか考えてました｡まだ､結論に至っていません｡言っておきますが､まともな商材ですし､ノウハウです｡ブログテーマから少し離れる分野なので､今後新たに立てる予定のブログでもう一度触れようかと思います｡儲かっている会社なり個人の資産形成のお役に立てるとは思いませんでした｡セミナー等で興味のあるという社長さんだけにそっと紹介しています｡後はＨ氏なり彼の推薦した方へお任せ｡社長さんに喜んでもらえて､会社の財務が安定すれば良しかな｡と｡ちょっと今日は綺麗ごとでした｡

  2005/10/12

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• 決算書なんて冗談じゃない

  「そんなに言うんならお前が自分でやってみろ」とその営業部長は電話口で怒った口調で私に言い放った｡それが数年前の話｡今では､取引先から決算書を入手するのが当たり前とまでは言いませんが､かつてのような抵抗感はほとんどなくなりました｡だって､「決算書入手交渉入門とヒヤリング話法」というセミナーを持って､全国各地の事業所にセミナーで飛び廻りましたから｡セミナーを始める前の社内の常識では､決算書を下さいと言えば取引きがなくなると本気で信じられてきました｡でも自分には自信があったのです｡だって､理屈だけ並べたコンサルタントと違い､自分で取引先の企業へ出向き､実際に社長様達と話をし､決算書を入手してきましたから｡そういう実績があったのです｡セミナー後に実際に営業現場が動いてくれた｡そしてすぐに成果が出た｡口コミでセミナー依頼が増えた｡成果が自信につながり､意識が変わっていった｡それだけ現場では苦労していたし､その苦労を解決させるために合った内容だったからかも知れません｡でも､セミナーを聞いて■実践するかどうかは､その営業担当次第なのです｡セミナー講師としては､成果に直結することができたのが何よりも嬉しいことです｡頭で理解できたのと､行動に移して成果を出すのとでは雲泥の差｡こういう経験をしてきたから今の自分がある気がしています｡昨日､決算書をやっと手に入れた話を書きました｡以前から､専務･常務からは決算書公開について了解をもらっていたのですが､残念ながら先代の存命中は実現できていなかったのです｡当社のファンで､お付き合いも古い先でしたが､そういうこともあるんですね｡といっても､決算書を公開するというのは､自分の会社をさらけ出すのと同じ心境だそうです｡先ずは信頼関係の構築が優先されるのは､どのビジネスにおいても共通することだと思ってください｡このブログでも一部､決算書入手交渉についてノウハウを公開しようと思ってます｡でも実践するかしないかは自分次第ですよ｡当社も若い営業マンや課長は直ぐに実践してくれましたが､ベテランの営業部長になるほど､馬鹿にしてやらなかったですから｡(その期間､たいへん苦労していたみたいですけど)やってみないとわからないことっていっぱいあります｡決め付けないで､どうやったら課題が克服できるか､可能性から取り組みましょう｡

  2005/10/12

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• 今日は朝から難解な案件が｡

  前代表が亡くなり､決算書の入手に成功した取引先です｡事業規模は小さいのですが老舗企業で個人資産が多い｡前代表の存命中は得意先でありながら､決算書の入手ができなかった｡やっと入手できたわけです｡でも､前代表の死亡退職慰労金の支出が特別損失として計上｡当期利益は大幅にマイナスとなりました｡困るのは､この会社は個人資産が多かった｡だから､コンピューターで財務分析すると､あまり悪くならない｡原因は､●借入金が代表からの借入なので支払利息が発生していない｡●債権債務はバランスが取れている｡●在庫もあまりない｡●現預金が多い｡●前代表の役員報酬がかなり少ない｡悪くならないというのは良い事なのだが､印象点より高く出ているので､営業現場の認識が甘くなるのが心配です｡これから検討すべき点は､●相続完了後の資産配分が会社の経営にどんな影響を及ぼすか●企業の収益力を継続して維持できるか｡(前代表の顔の大きさ)●後継者の経営者能力の見極め●相手企業の政策に合致する､こちらの支援体制●新たな企業間の交流促進自分の扱う企業の大半が中小零細企業ですので､現場力を発揮しませんと与信管理ばかりか､営業自体も進展しません｡審査マンと営業マンは常に緊密に連携をとるようにしています｡

  2005/10/11

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  再始動を本気で考えたきっかけ

  行政書士の横須賀てるひささんの著書を読んでからかな？再始動してみたくなったのは｡あるセミナーを受講したきっかけで週末起業を考え始めた矢先｡ブログ作ろうと思って本屋で立ち読みしたんだっけ｡数冊本を買い込み､翌日には１つブログができていた｡ほんの１ヶ月前のこと｡その後､人真似でアフェリエイトなどやってみたがシックリこない｡あまり楽しくない｡続かなかった｡儲かれば続いたかな(笑)ニッチというかコアなテーマで需要があるのかどうかまだ先は分からないが､目の前で沢山の会社が潰れているのを見てきた｡だから､何とかしたいと｡何をもって社会に役に立てるか｡企業に勤めていて､空いた時間でどこまでやれるか｡やれるだけやってみよう｡休みなしでもこの仕事は楽しいから来週の週末は早朝から名古屋へ飛んで与信管理セミナーです｡楽しみ｡最強ブログ営業術タイトルはブログでアフェリエイトを煽るような印象だけど中身は違います｡ブログを使って自分を「ブランディング」してみたら？という元気の出る話｡簡単にブログで稼げるみたいな本がやたらと発売されましたが､この本は真面目にブログを扱っています｡自分の教科書にしています｡自分のブログのタイトルで使った「１０年後」は彼のブログから拝借しました｡

  2005/10/10

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• 奇妙なブログがランキング上位に

  単にランキングを上げるためなのか｡それって､何がしたいのだろう？不思議なことが多いですね｡ブログは見てもらたい｡商品は買ってもらいたい｡そこでやっていい事と悪い事の区別が曖昧で判断基準を持つ事ができない｡直感的には悪い事だと思わないが｡1．アクセスランキング専用ブログ作成｡2．ランキングアップの試み｡3．上位ランキング達成｡それで何をしたいのか分からないんですよ｡何が言いたいのかというと｡アクセスランキングのみが目的のプログは使い方によっては悪用できますよね｡串を使って悪さするって､昔流行った？じゃないですか｡それで串禁止のＨＰやＢＢＳが増えた｡本当は便利な道具だったのにさ｡関連のない記事へのＴＢはやめましょうってなってるのに｡これではＴＢ機能を悪用して自分のブログへ引き込む人が増えない？どうなんでしょうか？試しにＴＢしてみました。何でも経験してみてから。こんな記事書いたからＴＢ削除されるでしょうけど｡(笑)

  2005/10/10

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• ブレーキってのは何のためにあるか？

  先ず止まれることがスピードより優先されます｡自分の与信管理術もこれを大事にしています｡自動車を開発する際､ブレーキからだってご存知ですか？めちゃくちゃパワーがあってスピードの出るエンジン｡これを先に作ったら､自動車ではなくロケットだ｡「止まれないと」何の意味も無いのです｡(って､人に聞いた話｡出典どこだろう？)でも最初からブレーキかけっ放しでは走れない｡ブレーキとアクセルを同時に踏むのはサーキットだけにしましょう｡最初から止まっていて動かない｡走った気になり､運転席でハンドル握って満足｡「ポジティブばか」って言うんですって｡(もりけんさんのブログより)啓蒙書を読み漁って行動しない人｡イメージはドライブ｡だけど１ｍも前に進んでない｡何も変わってない｡与信管理について自分はいつも「加速装置」って言ってます｡これがあるから加速できる｡ブレーキとは思ってません｡これを勘違いすると｡うましかになっちゃうよ｡

  2005/10/10

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• 言いなりにならないようにって

  ある企業の幹部会議に出席した時の話｡「君達は顧客第一主義を間違って理解している」と社長の言葉｡「得意先の言いなりになってはいけない」という｡確かにそうなんです｡｡｡｡｡｡が！あの絶大な人気を誇るテーマパーク､【ディズニーランド】なんてお客さんに全然あわせない｡それなのにリピートが凄い｡みんな喜んで何度も行きます｡お弁当は持ち込んではいけない｡飲酒もだめ｡あれだめこれだめ｡それでも「ディズニーランドへ行きたーい」でしょう？自分達が最も得意とする分野のサービスに徹底的に特化するために顧客に条件をつけて､合わせてもらう｡だから､最高水準のサービスに顧客は喜び､リピーターとなる｡でも､社長の社員は普段からどういう教育されてますか？社内でも社外でも､言いなり人間製造機じゃないんですか？どうも､空虚な気持ちがしました｡

  2005/10/08

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• 人に謝る？「それはあなたの都合でしょ？」

  それはないでしょう？ある人のせいで迷惑がかかった｡または､自分のミスで人に迷惑をかけた｡当然､誤りますよね「すみません｡ごめんなさい｡」って｡でもその直後にこういう言葉が続きます｡「いやー､うちの会社の方針でここまでしかできなくて｡」「自分の力不足でした｡頑張ったんですけど､上手くできなくて｡」ひどいのになると､人のせいにしてきます｡「御社から､もう一度確認の連絡があればミスはなかったと思うのですが｡」こんな感じのパターンが多い｡それで､相手の怒りは治まりましたか？相手は許してくれましたか？(表面はニコニコしていても内心どうなの？)「ごめんなさい｡」の後が全部だめみたいですね｡ぜーんぶ､自分の都合を押し付けてるだけ｡謝罪が形式だけになっていて､自分の都合を理解してくれと言ってる｡お客さんにとっては都合なんてどうでも良いんです｡システム的にこうだった｡こうすれば上手くいった｡それを説明しろと言われたら説明するけど､相手が要求しているのは､結果｡結果を出すためにどうするかが肝心なのだと思いますよ｡それを会社の方針でこうだとか､あーだとか｡「自分は悪くありません｡悪いのは､お客さん､あなたの方です｡」と言ってるのと同じじゃないですか？顧客第一主義とか言ってる社長さんが多いですが､そんなことを社員に指示しているようでは､自分は自分の都合第一主義だと証明しているのと同じではないでしょうか？結構､自分でも犯しやすいミスなので､謝罪するときは､ひたすら謝ることから始めています｡

  2005/10/08

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• 10/15開催の与信セミナーのテーマ決定

  10/15(土)に名古屋で丸一日かけて３０名規模の与信管理セミナーを開催します｡残念ながら､依頼企業の社員対象ですので､一般参加はできません｡自分の担当は２セット｡ひとつは「興信所調査報告書の読み方」を１時間｡興信所が教えない､報告書の行間の読み方などを詳しく解説します｡もうひとつは「３分間財務分析入門」を１時間半｡これは先週茨城で講義した内容とほぼ同様で､決算書が分からなくても決算書を少し加工するだけで営業マンでも財務分析できますよ｡というもの｡こういうテーマで３０名は少し多いのですが､聴衆が多いと俄然張り切る性格ですので､頑張ります｡戦闘の最前線にいる兵士(営業マン)のスキルアップも､与信管理の大きな武器｡竹槍で戦うより､マシンガンもっていた方が勝ち｡ランチェスターの第いくつの法則だか忘れましたが､１対１なら､強い方が勝ち｡取引先へ営業に行って､ついでに社長へ挨拶｡その際に､事業の進捗や経営上の悩みを聞いて上げて下さい｡ちょっと､先方の目が変わりますよ｡

  2005/10/08

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• 事業のＤＮＡ を残したい社長さん

  後継者がいない｡そういう中小企業の社長さんがたくさんいます｡中小企業にとって事業承継は深刻な問題｡子供がいても､親の後を継ぎたくないというケースもあります｡でも､最初から､子宝に恵まれなくて仕事に精を出してきた社長さん｡会社が子供みたいなものですから､「うちは跡継ぎがいないんだよ」と悲しい顔を時折される｡子供同然の会社だから､こいつだけは残したいんだ｡誰でもというわけにはいかない｡同業者でもＤＮＡが同じ人でないと｡与信管理でいろんな社長さんにお会いしていると､そんな相談もあるんです｡「自分の後を引き継いでくれませんか？」その言葉､男冥利に尽きます｡

  2005/10/07

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• 有意注意で相手を見ていれば､増枠にたる根拠はいくらでも探せます｡

  私の与信管理のポリシーは「現場主義」です｡「こういう会社があるのですが､与信枠の増枠をするのに何をしたらいいか教えて下さい｡」と､こういう相談が営業責任者よりきました｡「ご自分で見る限り､どういう部分を評価したのですか？」「いや､興信所の評点は○○点なんだけど､評価を積み上げるポイントを教えて欲しいんです｡」よくありがちな､かみ合わない会話｡現場の営業責任者は普段の仕事が数字で管理されているせいか､数字＝ポイントという評価方法が好きです｡審査マンは困るんです｡だって､その会社のこと､知らないのだから｡会社の建物も､社長の顔も､従業員の動きも知らない｡審査マンは､主に提出された【書類】でしか､その会社の内容を把握できません｡【書類審査】なんです｡その点､営業現場は､相手を知っているか､知るために現場へ行って､見て来れます｡社長に会うこともできます｡だから､自分で見た事､知り得た内容から､これなら大丈夫なのではないかという要素を示して下さい｡報告書はどんな形でも構いません｡かえって定型書式のこだわると､見たり聞いたりした内容が伝わらない可能性があります｡見たまんま､感じたまんまの感触､空気を伝えて欲しい｡そういう気持ちで相手を見る事を､「有意注意」と言います｡ボーっと､何の意識もなく見ているのを､「無意注意」「有意注意」で相手を見れば､何か感じるはず｡そういう感覚で対応している先で「貸し倒れた」ってのは滅多にありません｡「引っ掛かった」先って言うのは､たいがいが､「えっ？そんな先あったっけ？」という先ですよ｡現場の目が､与信管理では大事ですね｡頑張って下さい｡審査マンも一緒に走るよ｡

  2005/10/07

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• 怪しいぞ情報商材ブログ

  自分は他にも複数のブログを持っています｡ときどき､変なコメントやトラックバックで嫌な気分になります｡ちょっと前までは出会い系などのアダルトサイトが多かったのが最近は情報商材｡これを､ブログの新着ランキング上位へアクセスし､アフェリエイト広告を貼っているブログへコメント｡そのブログへアクセスした人を引き込むというよりブログ管理者自体を直接狙い撃ちでターゲットとしている印象です｡私もブログをはじめてからいろんな本を読んだり､メルマガを送っていただいたりして勉強してきました｡情報商材を扱った､怪しいサイトもそうでないサイトもＨＰのパターン全部一緒｡まさか情報商材の中身ってテンプレ？怪しいサイトの特徴は一見して分かります｡儲けを煽る記事､失敗の原因､儲かったという実績(これが一番怪しい)これらはまともそうなサイトでも一緒｡怪しいのは､誰の情報なのかプロフィールも写真もない｡それじゃあ､引っ掛かんないよ！(藁)いったいどんな人がやってるのか｡そっちの方が気になって仕方ない｡あ､このブログは誓って引っ掛けはありません｡引っ掛かった話は与信管理のブログですからたくさん書きますけど｡

  2005/10/07

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• １００万円引っ掛かっちゃいましたっ！

  「１００万円引っ掛かっちゃいましたっ！」審査部には時折､営業現場からこういう電話で貸倒れの一報が入ります｡当然､現場から聞こえる報告は緊張感や動揺が伝わってきます｡でも､その緊張感って､「１００万円の貸倒損失について」なのでしょうか？恐らく違うものだろうと思います｡だって､サラリーマンですから損失を自腹で切ることは無いのですから｡緊張感はせいぜい「あー､せっかく必死こいて毎月の売上目標を達成してきたのに｡これで今期の査定は駄目だ｡ボーナスで旅行しようと思ってたのに｡」のような程度ですね｡どうしても､痛みが分からない｡分かれってのも無理があるかな？それでもなんとか与信管理の大切さを理解してもらうため､新入社員研修等で必ずこういう質問をしてみます｡「１００万円の貸倒れって､どれくらいのダメージなんだろう？」って｡山田君「１００万円の代金回収が不能なのですから､１００万円の損です｡」講師 「まんまの答えだね｡素直な君らしい｡」石橋君「商品の仕入額の７０万円じゃないかな？それとも利益の３０万円？」講師 「ずいぶん楽天的な答えだね｡そういう考え方もあるかもね｡」会計的な発想だと､山田君の言うとおり１００万円の貸倒損失が発生したということです｡でも､ここで聞いているのは１００万円の貸倒れの「ダメージ」についてですので､もっと考えるべきことがたくさんでてきます｡○１００万円の貸倒れを取り戻すのに､売上げはあといくら必要？事業によって利益率はかなり異なります｡売上高対経常利益率は５～７％は欲しいのですが､多くの中小企業の決算書を見ていますとせいぜい高いところで３～５％｡多くは１～２％くらいでしょうか｡仮に２％で割り返してみましょう｡１００万円÷２％＝５，０００万円になります｡そうです､１００万円の穴埋めには最低でも５０００万円の売上げが必要｡１％だったらその倍｡なんと１億円｡必死で売上目標を達成して､さらに５千万なり１億円なりの売上げが別に必要なんです｡だから､貸倒れは困るのです｡他にも､○資金繰りに困る｡○大切な得意先がなくなる｡など､ダメージは１００万円以上に大きいのです｡

  2005/10/07

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• 電気コンセントからブロードバンド！

  昨日Yahoo！のニュースを見て驚きました｡まだ新聞で確認してないのですけど｡電気のコンセントからブロードバンドができる技術が既に完成していて｡その技術について総務省がＧＯサインを出したとのこと｡無線電波への干渉とか周波数の制限とかいろんな問題があったとのことですが､そういうことができるという事実だけ見ても凄いことです｡日本は国策で電気よりガスを優遇してきましたが､最近は､電気に変わりつつあります｡今回のように､電気コンセントからインターネットへ接続できるようになると脅威にさらされるのは○電話会社とか､○ＣＡＴＶ等の有線事業者などでしょう｡身の回りでもガスから電気への大転換が｡昔､オール電化マンションとか結構分譲されてましたが人気無かったですね｡風呂を沸かすのに室内に巨大なタンク｡キッチンのコンロは蚊取り線香のような渦巻き型の熱線でした｡不動産の仲介をしていましたので､電化マンションを最初から条件削除されるお客様が多かったのを記憶しています｡最近はずいぶんと変わりまして､例えばキッチンのコンロはガスコンロからＩＨクッキングヒーターへ｡女優の鈴木京香さんがテレビで宣伝してるやつです｡自分は､単体でＩＨクッキングヒーターを買いました｡テーブルに置いて鍋物によく使います｡絶対的に良い点｡○鍋しか暖めないから夏場でも部屋の温度を上げずに食事ができる｡○手入れが凄い楽｡○空気が汚れない｡あれには､ガスは勝てません｡このような技術革新は周辺の業界の力学を一変させます｡与信とは関係ないかなーと表面だけで考えずに､何が何と関連しているのか､もう一度資料を整理してみたいと思います｡

  2005/10/07

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• 与信枠400百万への与信枠増枠審査

  業種によって与信枠の大きさは全然違います｡私の主に担当している業界では与信枠が100百万を超えると､かなり大きい｡250→400百万への増枠ですから､それなりに緊張します｡審査マンの審査は大別して､○定量評価(数値化できるものの評価)○定性評価(数値化できないもの｡これがかなり重要なケースが多い)に分かれます｡これらに加え､取引条件(価格ではなく主に支払条件)や担保保全などを加味して判断します｡ただ､中にはこれだけでは済まないものもあります｡今回はそういうレアケースに近い案件でした｡この案件には営業部と一緒に該当企業へ何度も出向きモニタリングや経営指導を繰り返してきました｡最終的に､支払い能力や収益力等を見て判断なのですが､それ以上に事業への取組みや夢の共有ができるかどうかも判断材料となったりします｡審査マンが入り込んで内容をつかんでいるので､通常の状態とは違い参考にはならないのですが､要は1.収益を上げ続ける｡2.資金繰りができる｡3.それらの内容がモニタリングできる｡なのです｡大きな与信枠ですが､自身もって審査できる先でしたので紹介してみました｡あまり使える情報では無かったですね｡ごめんなさい｡

  2005/10/06

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• 開店17時間で１００アクセス達成ありがとう

  アクセス１００件突破です｡もう１００件のアクセスなんて凄いですね｡楽天さん｡一般的に多いのか少ないのか比較対照がないのでわかりませんが､与信管理なんでニッチな世界ですから､当分は閑古鳥かと思ってました｡今日は､決算書分析依頼が多くきています｡午前中処理した新規取引申請先は安全度の高い会社だったので､即効で審査完了でした｡でも､取引条件のつめが甘いのよね｡いつものことだけど｡契約内容のつめが甘い営業担当って大体同じ人｡先方との交渉の問題より､こちらの姿勢の問題なんです｡そのようなハッキリしない性格は直さないとビジネスの世界では､儲けることができません｡(腹芸ってのもありますが､年季がいります｡)取引条件(回収サイトや保全､保証人等)は大事なんです｡それが無くてどこが審査なのか｡

  2005/10/06

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• 10/1の与信管理セミナー

  ちょっと､日付は遡ります｡茨城県石岡市の方で与信管理セミナーを行いました｡自分が担当したのは「３分間財務分析入門」でした｡対象は当社の営業担当者が中心でしたので､決算書や財務会計の基礎知識が乏しい相手です｡この人達に眠気を起こさせずノウハウを叩き込むのが自分の役割です｡３分間でチーンじゃないですが､３分間で財務分析をするために１時間半ほどの講義を聞き､手を動かしてもらいます｡私の最近のセミナーは手を使って実践したり､双方向の対話型セミナーが多くなっています｡もともと話が上手い方ではないので､弱点カバーですね｡(汗)○経営基盤は安定？○カネ廻りは余裕ある？○儲かっているか？○事業規模は？○応用してみようこんな感じ｡通常､決算書をどこからか入手してきても､丸のまんま審査部の私に送ってくるのが通常でしたが､セミナー受講者は以後､決算書に手書きで分析データと感想をメモ書きしてくるようになりました｡この作業をさせるかどうかが､現場力の差となります｡

  2005/10/06

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• 今月の予定

  10/9(日)中小企業診断士２次試験10/12(水)ＦＰとミーティング10/15(土)名古屋出張「与信管理セミナー」の講師10/31(月)新会社法セミナー受講あと､もしかすると熊本へ飛ばないといけなくなるかも｡とりあえず､今週は試験勉強が最優先(といいながらblog書いてるし)試験が終わったら､どんどん書きますから｡

  2005/10/05

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• 10/5 審査結果

  本日審査した企業に大阪２部上場の企業がありました｡自分たちの業界からみると異業種ですので､神経を使います｡で､決算短信と株価くらい添付して申請しろって言うの！何回言わないとできないの？(と､こんな所で怒ってみる)審査マンはね､日々､不備な申請書と足りない資料､意味不明なレポートと格闘です｡「おまいら､引っ掛かっても知らんからな｡」とは言えないので､他人の尻を拭いて廻る｡バッチｲなぁ｡んー｡申請内容はＮＧだけど､この審査企業はＯＫね｡よかったぁ｡

  2005/10/05

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• 本日開店「審査マンの与信管理ブログ」

  悩んでました｡はぁー｡書いて良い？駄目？どうしようか､悩んで１ヶ月｡毎日､毎日､倒産､破産､民事再生､毎日､毎日､､､､､｡やはり､やらなくては｡与信管理のブログ｡自分はサラリーマンですので､まさか取引先企業の情報や､ましてや､独自のノウハウの全部公開するわけにはいきません｡でも､できることもあるはず｡「本日､○○線は人身事故のためダイヤが乱れています｡」こんなアナウンスも毎日聞きます｡なんで､倒産した位で｡家族はどうなった？従業員は？その一方､「いやー､菊池さん､今年も利益でちゃってさー､税金が大変だよ｡」儲かって困ったなんて｡与信管理って仕事は､両極端の企業に触れる機会が多いので､何とか､苦しんでいる企業の役に立ちたいとブログを立てました｡あ､同業者の審査マンも真似しても良いですよ｡でも､自分は現場を走りまわってますので､机の前でああだこうだの方法で与信管理している方には合わないです｡はぁー｡どうしましょう｡書き始めてしまいました｡いくらでも書くことがあるので､このブログは主に与信管理中心｡企業経営のヒントは別のブログに｡

  2005/10/05

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