秘密兵器!
東京湾に復帰して以来、場所的、攻め方的にヘチ竿を多用してきましたが、ほとんどが中通しの竿でした。中通しの良さは、“感度が良い”“ライントラブルが少ない”“PEラインを使える”等々の利点がありますが、私にとっての中通しの意味はまた別のところにもありました。 それは道糸が外ガイドより出にくいというデメリットを、タナ、もしくは竿1本分の道糸で探れる範囲を狙うしかないという“不退転”のイメージを強く持つ為に使用していました。この点については色々賛否両論があるかと思いますが、私なりの考えということで他意はありませんのでご了承ねがいます。 ところが先日この考えがまったく通用しない場面がありました。黒鯛神の例会が行われた久里浜での出来事です。詳細は以前の日記で書きましたが、なにしろヒットポイントが10mほどへチから離れた根回りで、強い向かい風の中では、中通しではどうやっても餌を届けることができなかったのです。この時は途中で長竿に変えて何とか1枚とることができましたが、非常にイライラする釣りでした。 ヘチ釣りはヘチのみならず、ヘチ竿を使ってフレキシブルにヘチから前打ち、棚から底とオールラウンドに攻めることができるのが、またひとつの醍醐味だと痛感しました。 と釣りもしない我が妻に刻々と話をしていたのですが、当然こんな話聞きたくないはずです。熱心に話をする私の顔を見て、嫌そうな・・・いやいや自愛に満ちた表情で、“で、何がほしいのよ?” 待ってました!日頃の行いが良いせいか?はたまた長々と釣りの話を聞くのがめんどくさいのか?こうして1本の竿を買ってもらうことができました(笑)ガハハハ!がまかつ製のがまチヌヘちさぐり9尺です。 がまかつ初のヘチ竿で、大阪時代にお世話になった、落南会の小宮さん、大田さんプロデュースのこの竿は、まず軽い!そしてオールSICガイド仕様の為PEラインの使用が可能と、前々から気にはなっていたのですが、いかんせんお財布は奥様の懐の中(汗)言ってみるもんですな(笑) 18日の黒鯛工房大会でデビューとなりそうです。大会はいつでも厳しい釣果ですので、幸先の良いデビューとはなりにくそうですが、竿おろし初釣果が以外と多いので、そのジンクスを信じて頑張りたいと思います!!!我妻へ感謝の気持ち忘れません。もっと子供の面倒みます。手伝いします。これからも宜しくね!17日大会用の餌をとりに行くので、朝だけ横浜行かせてね!