気まぐれなページ

2020/06/06(土)15:46

大井蔵王権現神社 荏原七福神

寺社(357)

​​​​​​​​ ​荏原七福神なるものを知り、残り2つの七福神を訪ねた5月14日……  大井町駅のほど近く、ビルが立ち並ぶ立会道路……目指すは写真右の大イチョウ。12時45分、サラリーマンのみなさんはランチ帰りかしら?  大井蔵王権現神社……平安時代から厄除け火伏の神として、権現さんの愛称で親しまれてきたと。現在の地に落ち着くまでは多くの遷座を経てきたそうです。  疫病や火事が流行った江戸時代、この地域は権現さんの天狗のおかげで無事だったことから、天狗に感謝した地域住民が祭礼で太鼓を叩くようになり「大井権現太鼓」が生まれた。権現神社を守護するのは「赤熊天狗」らしく、一年おきの「天狗祭り」では天狗神輿がかつがれると……白粉を塗り、紅をさし、女物の襦袢を着た若衆が厄を祓いながら街中を練り歩くと……見たいような見たくないような……でも、ご苦労様です。  山岳仏教・修験道の本尊である蔵王権現は、役小角(えんのおつの)が金峯山(きんぷせん)での修行中に示現したと伝えられる。正式名称は金剛蔵王権現と称し、奈良県吉野郡吉野町吉野山(吉野の連続…)にある「金峯山寺」本堂には大きな三体が秘仏本尊として安置されているらしい。連れ合いは行ったことあるかもしれません。国宝はおろか、本堂や仁王門は世界文化遺産だそうです。  そうそう、天狗は修験道と結びつきが深いから登場したんでしょう。  社殿扁額……社殿内は拝見できませんでしたが、神棚右奥に「蔵王権現」と彫られた石堂が安置されていると……  荏原七福神の一つ「福禄寿」が祀られています。  幸福(特には子孫に恵まれる事)の「福」・身分や財宝など金銭に恵まれる事の「禄」(禄を食むなんて言うわな~)・そして、長寿の「寿」……この三つを福禄寿は意味するそうです。  なんとかお目にかかれました。  ビルに挟まれて、見過ごしてしまいそう。短い距離だけ緑道風になっています。  池上通り方向へちょっと歩いて……  大井2丁目の住宅街へ……  土地勘のない私ですが、どこへいってもこういう静かな裏道は好きです。  ということで今日はこれでおしまい。なんとなく力が入らない、だらしない私でした。明日は元気が戻るでしょう。 ​​​​​​​​​​

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