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テーマ:お父さんの育児日記(107)
カテゴリ:こどものこと
仕事を終え、家に電話を掛ける。
朝から39度近い熱を出していた長男が「もしもし」と電話口に出る。 思ったよりもぐったりした声でなく安心した。 今から帰ることを伝えると「ゼリーが食べたい、イチゴのゼリーね」 「イチゴのゼリー?、分った」と言って電話を切り考える。 イチゴが入っていなくても良いのは分っているけど、 よくよく考えてみると、イチゴのゼリーってコンビニとかじゃ 売ってないよなと思い、西友ならあるかな?と、電車に乗る前に 寄ってみたがない。 ここにないとすると、こりゃ回り道していかないとダメかなと、 思いがよぎる。 国立駅の近くにあるスーパーやコンビニにもやはり無かったので、 一時、違うゼリーを買って帰ろうかと思ったけど、やっぱり 長男が食べたいゼリーを買うことにした。 僕が思うに、体調が悪いとき、きっと子供は普段より甘えん坊になる。 もしかしたら普段甘えたいのを我慢している分、こういった病気を きっかけに抑圧していた甘えが出てくるのかもしれない。 そうであれば、体調が悪い時の子供の希望はできるだけ応えた方が 良いのではないか。 だから、長男の希望に応えるゼリーが売っているであろう店舗へ向かう。 そして、無事ゼリーを購入することができた。 でも、こうして苦労して買ったときに限って、帰宅するとすでに寝ちゃって たりするんだよなぁ…なんて思いながら、自転車で自宅へ向う。 帰宅すると、奥さんが、長男は解熱剤を飲んでたった今寝たところだと言う。 そっかぁ、せっかく買って来たけどしょうがないね。 ゼリーは冷蔵庫へ。 翌朝、シャワーを浴びて居間に戻ると、長男がゼリーを食べていた。 どうやら、ゼリーのことは覚えていたらしい。 長男が食べている姿を見て、「買ってきて良かった」と、 なぜかそう思えるのでした。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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