温泉町にある老舗旅館「ほたる館」の孫娘・一子は、
物怖じしないはっきりとした性格の小学五年生
一子と、旅館の女将のおばあちゃん、若女将のお母さん
料理の腕は天下一品のくせに
三人の女の気の強さにたじたじのお父さん
元イケメン(?)の使用人の広さん(絶対女将さんにホの字!と思うわ)
学校のお友達やら、とにかく一子の周りの色々な人との
日常でありながらも、ちょっとした事件(?)で
一子が成長していく様が、ほのぼのと描かれています
旅館の物語だけど、推理小説のように、謎のお客が死体となって・・・
なんぞと言う物騒な話は一切ありません・・・
ちょっとおかしいお客は出てきましたけど
お客側のストーリー展開ではなく、あくまでも
一子側の、お話です
なんだか、素直になれる読後感ですわ~~~