テーマ:今日のワイン(6005)
カテゴリ:シャンパーニュ
今日のワインは、ミレジウム・シャンパーニュのドラモット・ブラン・ド・ブランブリュット1997です。 以前から憧れていたシャンパーニュのサロン。なかなか手が届かず、知り合いに、ドラモットのヴィンテージを寝かせてみたら?とアドバイスを受け実行。5年前に購入して自宅セラーで寝かせてみました。97年ですから10年以上の熟成のもの。かなり首を長くして待っていたので、楽しみに飲んでみました。 このワインをつくる、フランソワ・ドラモットは、1760年にランスで設立された数あるシャンパンメーカーの中で6番目に古い歴史を誇ります。 現在、サロンと同じローランペリエグループの傘下にあるドラモットは、サロンのセカンドラベルとも呼ばれ、サロンは良いヴィンテージの年しか製造されないことになっており、この100年間で37ヴィンテージしかつくられておらず、サロンが作られない年はそのぶどうがドラモットに使用されることとなり、欧米のワイン専門誌等で高い評価を得ているそうです。 現在、ドラモットはブリュット、ブラン・ド・ブラン、ヴィンテージ入りブラン・ド・ブランそしてロゼの4種類をリリース、そのどれもに共通するのはシャルドネ種の個性からもたらされる、クリーンで上品な風味が特徴で、スタンダードなキュヴェのブリュットでさえも、50%と高い比率でシャルドネ種(他の多くのメゾンの場合、スタンダード・クラスに使用するシャルドネ種の割合は30%ト前後だそう)を用い、唯一の例外はピノ・ノワールとシャルドネ種を8:2の割合でブレンドするロゼだけとなっているとのことです。 単なるブラン・ド・ブランでさえ90%以上がに格付けブドウを用いており、コート・デ・ブランのシャルドネ種を使用し、ヴィンテージ表示では、同じコート・デ・ブランでもグラン・クリュ100%格付けのぶどうのみを用いているとのことです。 きれいな麦わら色、柑橘系の香り、リンゴ、梨、アプリコット、オレンジなどの香り、ほのかに樽を思わせるようなふくよかな香り。 優しいきれいな酸味よ共に、洋なし、アプリコット、マンゴーパイナップルを思わせる果実味、ミネラル感もあり、泡もしっかりと強く徐々にクリーミーに。時間の経過でとてもふくよか、ボディあり、ギュッと詰まったようか深い果実味に複雑さが加わり、とても飲みごたえがあります。繊細な酸味がありながら、ふくよかで複雑、余韻もしっかりと長くパワフルさを感じるシャンパーニュです。 【コスパ評価】★★ 価格以上のパフォーマンスがあります!十分納得できます。 【思い入れ度評価】☆☆ 寝かせて満足です。最初はなかなか開かずちょっと不満でしたが開いてくるとパワフル、華やかで強さのあるシャンパーニュ。まだまだ寝かせてもいい感じです。 オレンジの香りに合います。オレンジとエビや貝のマリネ。 ドラモットDELAMOTTEブリュット・ブラン・ド・ブラン・ミレジム[1999]白[750ml] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/03/25 07:19:09 PM
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