テーマ:今日のワイン(6013)
カテゴリ:フランスのワイン
今日のワインは、南西地区のワイン、タリケ・コテ2007です。 以前にこのつくり手のデイリークラス?を飲んでいいんじゃない!?よかったのでワンランク上のクラスのものを見つけて購入してきました。面白いセパージュ、こんなのあり!?といった感じです。 このワインをつくる、ドメーヌ・デュ・タリケは南西地区、コニャックと同様、ブランデーをつくる地区のアルマニャック、ガスコーニュに位置する、1683年に設立されたドメーヌです。1912年にグラッサ家の所有となり、以来、蒸留酒、ブランデーのバ・アルマニャックの生産者として長い歴史を持つそうです。 しかし、ブランデーはワインを蒸留してつくるお酒、世界的に消費が減ってきている中、イヴ・グロッサ氏は方向転換、25年前、終始一貫してフレッシュで良質、フルーティーでエレガントな白ワインをつくることを決意、まず伝統的なワインつくりの慣習を打ち破ることからスタートしたのだそうです。 さらにグロッサ氏は、ガスコーニュの地にシャルドネ、ソーヴィニヨン、シュナンといった、当時この土地では、ファッショナブルなぶどう見なされていた品種をこの土地に始めて導入、植え付け、想像もしなかった品種同士のマリアージュ、例えば、シャルドネとソーヴィニヨン、シュナンとシャルドネといった組み合わせのブレンドを成功させたとのことです。 イヴ・グラッサ氏は、1987年の“ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー”に選ばれ、今や、コストパフォーマンスが高い辛口白ワインのつくり手として、フランス国内で高く評価されているそうです。 今日のワインの使用のぶどう品種:ソービニョン・ブラン50%、シャルドネ50% 綺麗なイエロー、リンゴや白い花の香。すっとした感じのハーブ、セージやミント、エストラゴンの香り、爽快さを感じます。 味わいは、アタックは、柑橘系の香り。きりっと爽やかなレモンの酸味があり、オレンジ、白い花、や、花の蜜、蜂蜜などの感じ、ハーブの感じもあります。ミネラル感もあり、複雑ながら独特な感じ、爽快感ありで絶妙、面白い味わいです。多少温度ががっても綺麗な酸味で綺麗な印象、エレガントなワインです。 【コスパ評価】★★ 価格以上のパフォーマンスがあります!十分納得できます。 【思入れ度評価】☆あと半分☆ 面白いワインです。美味しい、独特、和食に良く合う思います。 抹茶で食べる天ぷら、鮎の塩焼き、ヒラメのえんがわ、赤貝のお刺身など。 セパージュは違いますがタリケの同じクラスのワイン ドメーヌ・デュ・タリケ レ・キャトル・セパージュ レゼルヴ 2006 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/08/16 07:07:14 PM
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