テーマ:今日のワイン(6006)
カテゴリ:チリのワイン
今日のワインはチリのワイン、モンテス・アルファ・シャルドネ2006です。 だいぶ前に見つけて飲んで気に入ったワインセールがあると必ず購入、お気に入りのワインです。自宅で寝かせていたものを飲んでみました。やっぱり変わらずのおいしさでしょうか? このワインのつくり手、「モンテス」は1988年設立、アウレリオ・モンテス氏が率いるワイナリーです。 この、ワイナリーは、アルフレド・ビダウレ氏(経営、ファイナンス担当)、アウレリオ・モンテス氏(醸造担当)、ダグラス・ムーライ氏(輸出営業担当)、モンテスのゴールデントリオと呼ばれる3人が組んで設立に到達したのだそうです。 この3人は1982年にサンペドロ・ワイナリーの中でそれぞれが社長、醸造担当、輸出部長をしていた時に出会い、世界に通用する自分のワインづくりに自信をもったモンテス氏が、大親友のダグラス、雇われ社長のビダウレ氏を誘い誘い、輸出市場だけをターゲットにしたハイクオリティーワインをつくるワイナリーを設立することに意気投合したのだそうです。 サンペドロを離れた彼らは、売れるものはすべて売り、それぞれの家を担保にして、わずかだが貴重な6万5千ドル(日本円で650万円程度)をあつめその中で、もっとも多く捻出し、同時にもっとも多く借金をしたビダウレ氏が、後の成功から、チリのロックフェラーと呼ばれるようになったのだとか。 こうして、モンテスワイナリーの前身であるディスカバー・ワイン・リミテッドは設立され、ヴィンヤードと醸造場を貸してくれるという新パートナー、ペドロ・グランデ氏も加わり、彼らのワインづくりがスタートしたのだそうです。 その後、ワインは高く評価され、今日ではチリ最高のテロワールと呼ばれるアパルタヒルのヴィンヤードを中心に、冷涼地方のサンアントニオ、アルゼンチン、そして、今度ナパにも進出するまでに規模は大きくなったのだそうです。 彼らの信念"From Chile With Pride"は、モンテスのボトルにセラーの守り神であるエンジェルと共に書かれており“すべての人に愛される世界一の美味しいワイン“づくりを常にかかげ、若いチリプレミアムワインメーカーたちに受け継がれているそうです。 モンテス・クラシックシリーズは、低価格高品質ワイン、ラベルには、モンテス社が創業からかかげるエンジェルのマークをこれまで以上に大きく描かれ、低価格ながらの品質の自信も感じられます。 今日のワインの使用のぶどう品種:シャルドネ100% やや濃い目のイエロー、みかん係の柑橘、文旦や夏みかん、和梨、マンゴー、パパイヤなど、ややまったりとしたフルーツ、トロピカルフルーツの香も感じます。後からさわやかな香りも弱いながら感じます。グラスを回すとロースト香、生木の香り、シナモン、クローヴなどのスパイスの香りも感じます。 香り同様トロピカルフルーツの果実味と共にロースト香、シナモンやコリアンダーなどのスパイス、バタースカッチ、ナッティーさを感じます。ミネラルも豊かに感じ、ドライながらふくよかさあり、ローズマリーなどの爽快さも感じながら、香り豊かでしっかり余韻も長く、品よくきれい。深く味わいのあるワインです。 【コスパ評価】★★ 価格以上のパフォーマンスがあります。十分納得できます。 【思い入れ度評価】☆☆ 味わいあり、価格を考えればおいしいワインです。安く買える時に必ず購入。ストックしています。 イサキのアーモンド焼き、鰻の白焼、鯛のグリル、鱸のバターソテー、ホタテのバターソテー。 【モンテス・アルファ】 シャルドネ [2008] 750ml・白 [] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/03/13 05:22:50 PM
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