カテゴリ:歌舞伎
二月大歌舞伎夜の部に行ってきました。
ちょっと体調崩し気味のため、二幕の「勧進帳」より拝見。 ○歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう) 御存じ、歌舞伎十八番の松羽目物。 吉右衛門丈の弁慶は、お疲れ気味だったかも・・でも、知的で可愛げがあって素敵でしたね。個人的には、昔、NHKテレビで弁慶をやっていた吉右衛門丈と重なって懐かしささえ覚えました。菊五郎丈もいつもの声のメリハリがあまり無くてお疲れ気味であったようね気が・・・義経は私の苦手な方だったためか記憶が曖昧に・・(--;; 四天王の若手三人が粋が良くて個性が際たち目の保養でありましたね。 武蔵坊弁慶 吉右衛門 源義経 梅 玉 亀井六郎 染五郎 片岡八郎 松 緑 駿河次郎 菊之助 常陸坊海尊 段四郎 富樫左衛門 菊五郎 ○三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ) 大川端庚申塚の場 お馴染みの大川端のみの見取り狂言。 これを観ると通しでみたいなぁとなりますね。めぐる因果と百両に名刀・・三人の吉三のそれぞれの運命が、見取りでは、わからない。 まあ七五調の名台詞が、歌舞伎検定試験の問題にもなっていた黙阿弥の名作ですので、台詞を聴くという楽しみはありますが・・・染五郎丈の声の高さが残念でしたが、玉三郎丈のお嬢様から盗賊への変身の鮮やかさと、黒の梅模様の振袖に季節を感じますなぁ。 ちなみに出演者では、夜鷹に身を落しても清楚な風情にぴったりだった新悟に注目の舞台でもありました♪ お嬢吉三 玉三郎 和尚吉三 松 緑 夜鷹おとせ 新 悟 お坊吉三 染五郎 二演目とも一階二等席の花道近くで観ていましたので、臨場感があって楽しい観劇になりました(^^) 本日は、体調不良のため着物はあきらめ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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