カテゴリ:歌舞伎
おもだかや一門による、6月歌舞伎鑑賞教室「華果西遊記」を観てきました。
歌舞伎鑑賞教室は、 最初に「歌舞伎のみかた」という解説が40分ほど付き、 休憩後、一時間ばかりの歌舞伎演目”華果西遊記(かかさいゆうき)” を観るというもの。 ポスターは、こちら、きれいですね。 基本の解説「歌・舞・伎」を、 紋付き袴姿の笑三郎丈(渋めの赤の紋付き)と春猿丈(水浅黄色の紋付き)が かわりやすく語ってくれます。 主に、 歌:下手、上手の囃子、竹本と常磐津の違い 舞:春猿丈の紋付き袴での、女形の舞 技:差しがねの話から客席参加型のバレーボールなどなどを交えて、みえのきり方なども。 ちょっと緊張気味の客席も、解説の終わり頃には和んでましたね。 華果西遊記(かかさいゆうき)は、 2000年12月に歌舞伎座で初演、評判を呼んだ作品。 歌舞伎のエッセンスが、ちりばめられわかりやすく、 演出も派手で、よくまとめれていて、歌舞伎入門者の方も 楽しく見れたのではないでしょうか? そして、今回も「雲中の場」での、孫悟空の分身である ちびっこたちが元気で本当に可愛くて微笑ましかったですね。 出演者では、春猿丈の妖しい美しさが必見、 彼で歌舞伎「桜姫東文章」の桜姫を観てみたいかな・・(^^;; <華果西遊記(かかさいゆうき)> 常磐津連中・竹本連中 三世河竹新七=作 石川耕士=脚本 市川猿之助=演出 金井俊一郎=美術 吉井澄雄=照明 第一場 西梁国智籌殿の場 第二場 雲中の場 第三場 盤糸嶺山頂の場 孫悟空 市 川 右 近 猪八戒 市 川 猿 弥 沙悟浄 市 川 弘太郎 芙蓉実は妹蜘蛛の精 市 川 春 猿 女王実は姉蜘蛛の精 市 川 笑三郎 玄奘三蔵法師 市 川 笑 也 ほか 本日のきもの: 朝起きると大雨・・・当初の予定を変更して、 蜘蛛絞りの浴衣を着物風にきて絽の名古屋帯(鉄線模様)を締める。 雨時には、便利ものである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 30, 2009 09:14:46 PM
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