着物な生活

2006/03/11(土)19:27

Beverly Kenny

Vocal Jazz(3)

意外と思われる方もいるかもだが 私はジャズが好きである。 ただしインストルメンタルよりも、ボーカルが好き。 ジャズのスタンダードナンバーは、たいてい詩もかっこいいからだ。 それも女性の声が好き。 さらに、どっちかというと白人系。 黒人のボーカリストは、存在感強すぎる人が多くて、ちょっと圧倒されちゃうのだ。(^^; エラ・フィッツジェラルドみたいに可愛い声ならいいんだけど。 さて、そういうわけで、(どういうわけで? 私のお気に入りの歌手は、 Anita O'day Jo Stafford(わりと最近、「煙が目にしみる」がCMで流れていたっけ) そしてこの Beverly Kenny である。ごらんの通りの美人。 若くして亡くなり、たった六枚しかアルバムを残していない彼女だが (今簡単に手にはいるのは、上の五枚のみ)未だに熱狂的なファンを持つ。 私もその一人だ…… ☆ちょっとハスキーな声で、夢見るように歌い上げる 「星へのきざはし(Stairway to the Stars)」(ビヴァリー・ケニー・シングス・フォー・ジョニー・スミス) ☆「センチメンタル・ジャーニー」(ライク・イエスタデイ)はいろんな人が歌っているけれど、私は彼女の歌が一番好き。軽快で、明るくて、だけどどこかさびしい。 ☆「ボーン・トゥ・ビー・ブルー」(ボーン・トゥ・ビー・ブルー) この歌は、気をつけないとやられちまう。飲めない私でも、ワインを片手に、物思いにふけりたくなってしまうくらいだ。 などなど、何度聞いても飽きることのない歌声である。 ジャズのボーカリストというと、サラ・ボーンとかみたいに、元の曲がわからなくなるほどフェイクする人もいるけど、ビヴァリーはメロディラインをけっこう大事にする人で、ジャズをあんまり聞かない人でも取っつきやすいのではないかと思う。 機会があったら聞いてみて。 特に男性は、こんな声を聞かされたら、なんでもしてあげたくなっちまうんじゃないかと……

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